こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
2009年4月、こどもたちが小学生の頃、
わたしが、追分こども会を立ち上げました。
同時に、地域で子育てを盛り上げるイキメンも
増えていったらいいな~と思い、
活動してきましたよ。
直木賞作家で、最後の無頼派作家とも称された
伊集院静さん。
軽井沢移住、イキメンの活動から、ビジネスまで、
特に、理不尽なこと、思い通りにいかないことに
ぶち当たったときに、伊集院さんからも
かなりの影響を受けてきました。
で、こんな訃報を見かけてしまいました。
・・・残念です。
伊集院静って
どんな人だっけ?
伊集院静にどんな影響を
受けてきたの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●伊集院静って
●伊集院静の影響を受けてきたこと
●2015年発刊文庫本
●伊集院静のおすすめ本
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
- 残念な訃報
- 伊集院静の魅力
- まとめ:【追悼】イキメンも影響を受けた人物 伊集院静&2015年発刊文庫本も紹介
残念な訃報
小説「機関車先生」やエッセー「大人の流儀」シリーズで知られる作家伊集院静(いじゅういん・しずか)さんが24日、死去した。73歳。山口県出身。告別式は近親者で行う。
演出家として多くのテレビCMに関わり、松任谷由実さん、松田聖子さんのコンサートを演出。「伊達歩」名義で近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」など歌謡曲の作詞も手がけた。
「受け月」で直木賞を受けた。「機関車先生」で柴田錬三郎賞、エッセー「大人の流儀」シリーズはベストセラーとなった。
1984年に結婚した俳優の夏目雅子さんが翌年急死。92年に俳優篠ひろ子さんと結婚した。
<信州毎日新聞から引用>
一言、残念です。
ただ、小説家の場合、
著作が残るのが救いだと思いました。
とはいえ、伊集院ファンのわたしも、
著作をすべて読破したわけではありません。
そこで、マイナスをプラスに変える発想で、
過去の伊集院さんの著作を、
少しずつ振り返っていきたいと思います。
伊集院静の魅力
伊集院静って
- 生誕
1950年2月9日生まれ
2023年11月24日(73歳没) - 氏名
伊集院 静<作家のペンネーム>
伊達 歩<作詞家としての筆名>
西山 忠来<本名(戸籍名・日本名)>
趙 忠來(チョ・チュンネ 조충래)<在日韓国人2世としての氏名> - 出身地
山口県防府市 - 職業
作家、作詞家 - 最終学歴
立教大学文学部日本文学科 - 主な受賞歴
吉川英治文学新人賞(1991年)
直木三十五賞(1992年)
柴田錬三郎賞(1994年)
吉川英治文学賞(2002年)
司馬遼太郎賞(2014年)
紫綬褒章(2016年)
主な受賞作品
乳房(1991年・吉川英治文学新人賞)
受け月(1992年・直木三十五賞)
機関車先生(1994年・柴田錬三郎賞)
ごろごろ(2002年・吉川英治文学新人賞)
ノボさん(2014年・司馬遼太郎賞)
2015年発刊文庫本
理不尽なこと、思い通りにいかないことに
ぶち当たったときに、なぎさホテル、許す力など、
わたしも伊集院さんの影響を受けてきました。
とはいえ、もちろん、伊集院さんの著作を
すべて読破したわけではありません。
そこで、マイナスをプラスに変える発想で、
過去の伊集院さんの著作を、文庫で、
少しずつ振り返っていきたいと思います。
作家の遊び方
2014年発刊文庫本
2013年発刊文庫本
2012年発刊文庫本
2011年発刊文庫本
2010年発刊文庫本
2009年発刊文庫本
2008年発刊文庫本
2007年発刊文庫本
2006年発刊文庫本
2005年発刊文庫本
2004年発刊文庫本
2003年発刊文庫本
2002年発刊文庫本
2001年発刊文庫本
2000年発刊文庫本
1999年発刊文庫本
1998年発刊文庫本
1997年発刊文庫本
1996年発刊文庫本
1995年発刊文庫本
1994年発刊文庫本
1993年発刊文庫本
1992年発刊文庫本
代表作
皐月(デビュー作)
いねむり先生
なぎさホテル
わたしが、なにか壁にぶつかったとき、
最初に手にして、もう何度も読んでいるのが、
この本、なぎさホテル。
軽井沢移住、イキメンの活動から、ビジネスまで、
特に、理不尽なこと、思い通りにいかないことに
ぶち当たったときにも、寄り添ってくれました。
伊集院さんが、まだ作家 伊集院静になる前、
諦め、離別、絶望、苦悩の果てに、偶然、
たどり着いたのが なぎさホテル。
そこで、なんと、7年程の貧乏ホテル暮らし。
本当にそんなことあるの?という
夢のような自伝なのです。
その冬の午後、私は東京での暮らしをあきらめ、故郷の山口に帰る支度をし、東京駅に立っていた。東京での暮らしは、大学生活をふくめて十年余りの時間だった。疲れていた。他人と折り合うことができなかった。家族とも離別した。・・・関東の海を少し見てから帰るか。
で、はじまるプロローグが、まず、いい。
なぎさホテルのI支配人との会話も、沁みます。
I支配人が読んで、私はこういう小説が好きです。一人でも愛読者がいるのだからあわてず頑張りなさい。ゆっくりやっていけばいいのです。と言われた。その言葉がなかったら、おそらく私は今作家として生きてはいなかっただろう。
わたしも、上手くいかないことがあると、
このプロローグを読んで、何度救われたことか。
再起、再生、復活・・・と言葉で言うのは
容易いですけど、少なくとも、なぎさホテル は、
私の再生に何度も効いてくれてます。
おすすめです。
大人の流儀
許す力 大人の流儀4
さらなるおすすめ本は、これ。
地域でイキメンの活動をしてきて、残念ながら、
理不尽な扱いを受けてしまうことも
少なからずありました、経験上。
何かアクションを起こせば、共感、賛同の一方で、
陰口、反感、マウントをとられたりと、
しんどいこともありましたね。
そんなとき、とても救われたのが、この本。
『許す力』というタイトルのわりに、
目次を見ると、
第一章 許せないならそれでいい
許さなくていい・・・
許せないものの大小はあろうが、誰もが許せないことに出逢い、それをかかえている。それが人間である。それが生きることであり、人生である。・・・
許せなくてもいいから、そのことであまり悩んだりせずに、許せないことをそのまま胸の中に置いて懸命に生きた方がいいと提案したい。
というプロローグを見て、すごく合点がいったのを
覚えています。心が軽くなりましたね。
おすすめです。
大人の流儀
さらなるおすすめ本は、これ。
続・大人の流儀
さらなるおすすめ本は、これ。
別れる力 大人の流儀3
さらなるおすすめ本は、これ。
追いかけるな 大人の流儀5
さらなるおすすめ本は、これ。
不運と思うな。大人の流儀6
さらなるおすすめ本は、これ。
少年譜
さらなるおすすめ本は、これ。
2009年、こどもたちが小学生の頃、
わたしが、追分こども会を立ち上げました。
同時に、地域で子育てを盛り上げる
イキメンも増えていったらいいな~と思い、
活動してきました。
自分の子育て、地域で子育てをしていく過程で、
共感、参考になったのが、この本。
子育てのやり方について、多様な価値観、
方法論が入り乱れている今、厳しくも優しい
ストーリーが心に沁みます。
特に、『親方と神様』が好きですね。
『誰と出会い何を学ぶか。
少年時代は黄金期である。』
経験上、わたしも、そう思います。
習い事や受験も1つでしょうけど、
特に、小学校時代をどう過ごしたらいいのか、
考える素材にもなると思いますよ。おすすめです。
伝記小説
伊集院さんの伝記小説もいいんです。
大好きです。
ノボさん
さらなるおすすめ本は、これ。
教科書で習ったことはあったけど、
詳しいことは知らなかった、正岡子規と夏目漱石。
こんな青春時代を過ごし、熱い友情があったとは。
最近、ちょっとした俳句ブームですけど、
ノボさんがいなければ今のブームはなかったかも。
おすすめです。
琥珀の夢
さらなるおすすめ本は、これ。
酒呑みとして、お世話になってきたサントリー。
その創業者で、サントリーの社名の由来に
なったという雑学は聞いたことがあったけれど、
詳しいことは知らなかった、鳥井信治郎。
朝ドラ『マッサン』を見て、興味が湧いて、
あっという間に読んじゃいました。
『やってみなはれ』の精神に共感です。
おすすめです。
紀行エッセイ
伊集院さんの紀行文もいいんです。
大好きです。
作家の愛したホテル
さらなるおすすめ本は、これ。
旅行鞄にはなびら
さらなるおすすめ本は、これ。
まとめ:【追悼】イキメンも影響を受けた人物 伊集院静&2015年発刊文庫本も紹介
軽井沢移住、イキメンの活動から、
ビジネスまで、軽井沢移住後のわたしに
多大な影響を与えてくれた伊集院静さん。
ありがとうございました。
今後もまだまだ、刺激を受けつつ、
一歩一歩、イキメンへの道を
これからも歩んでいきますよ。
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