こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなトピックスを見かけました。
![](https://karuizawa-kankokyokai.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/2305_karuizawa_web_OGP_0501_5.jpg)
軽井沢周辺にはいろいろな魅力がありますけど、
実は、かなりの酒どころでもあるんです。
わたしも、酒呑みですので、
思わず、トピックス記事、読んじゃいました。
![](https://cgkaruizawa.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
軽井沢でのワイン醸造の
歴史って?
![](https://cgkaruizawa.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
アンワイナリー
軽井沢ワインプロジェクトって?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●軽井沢でのワイン醸造の挑戦と断念
●雨宮敬次郎と軽井沢
●アンワイナリー 軽井沢ワインプロジェクトとは
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
トピックスによると・・・
![](http://cgkaruizawa.com/wp-content/uploads/2022/11/20100701E.jpg)
【2023.10 軽井沢初のワイナリー誕生!】アンワイナリー 軽井沢ワインプロジェクト リリースイベント ~140年の時を越え ワインづくりに挑戦~
明治期に、実業家の雨宮敬次郎氏が挑戦し、断念した軽井沢でのワインづくり。140年の時を越え、再び軽井沢でワインづくりが始まります!挑戦するのはアンワイナリーの松村夫妻。2015年から信州小諸の浅間山麓でりんごと葡萄の栽培からスタートし、2018年には小諸駅近くにワイナリーもオープン。そして2023年10月、軽井沢初のワイナリーをオープンします。
小諸市の城下町の中にあるアンワイナリー。舞台は軽井沢の「旧大日向教会・聖ヨゼフ保育園」。1953年、コンラード神父と大日向開拓団の方々が開設し、2011年に閉園するまでに938人の子供たちが卒園した保育園です。皇族の紀宮様が、4年間ほど毎夏、地域の子どもたちと過ごされたという思い出もあります。
<TRIP KARUIZAWAから引用>
明治時代の軽井沢でのワイン醸造 大実業家 雨宮敬次郎の夢
雨宮敬次郎
明治時代の実業家・投資家。『天下の雨敬』
『投機界の魔王』『明治の鉄道王』などの
異名をとりました。甲州商人、いわゆる
『甲州財閥』と呼ばれる集団の1人で、
『政治の伊藤博文、金の安田善次郎、
事業の雨宮敬次郎』とまで謳われました。
最も知られる功績として、現在の軽井沢の
基礎となる植林事業や、日本製粉の設立、
東京市街鉄道や大日本軌道といった
鉄道分野での事業などがあります。
軽井沢でのワイン醸造の挑戦と断念
財を築いた実業家 雨宮敬次郎は、
明治9~10年、アメリカ、ヨーロッパを外遊。
その時、アメリカで不毛の地が、開墾によって
肥沃な土地に生まれ変わる姿を見聞きし、
軽井沢に近代農場を経営するという
大志を抱きました。帰国後、碓氷新道
(現在の国道旧18号線)の南側の一帯の
官有地500町歩ほどを1町歩あたり
1円50銭程で払い下げを受け入植。
軽井沢有数の土地持ちとなりました。
1100町歩もの広大な土地に、
アメリカ式の大農園を計画。
山梨県で成功しつつあったブドウ園をつくり、
ワイン醸造を夢見ます。しかし、
北海道やドイツ、アメリカから
ブドウ種子を取り寄せ挑戦するも、
気候風土・土壌が合わずことごとく失敗。
数万円の損出を出し、断念したのでした。
その後、失敗の連続でも諦めず、
開墾不適地を中心に、落葉松の植林を開始。
所有地1000町歩余を緑化。
国の造林奨励も相まって
落葉松林は事業としても大成功。
これが、現在の緑豊かな軽井沢の礎なのです。
アンワイナリー 軽井沢ワインプロジェクト
![](http://cgkaruizawa.com/wp-content/uploads/2023/09/AWs.jpg)
アンワイナリー
2018年12月、小諸城下町の町中に
開設した都市型ワイナリー。
古民家をリノベーションして、小規模ながら
ショップと宿泊を併設しています。
ショップは週末のみの限定営業。
ワイン用ぶどうは、シャンパーニュ品種を
自社栽培しており、スパークリングワインや
ピノノワールの赤を中心に醸造しています。
軽井沢ワインプロジェクト
140年の時を越えて、軽井沢での
初のワインづくりに挑戦するプロジェクト。
2023年10月、軽井沢初のワイナリーを
オープンします。
軽井沢大日向地区にある歴史的建造物、
旧大日向教会・聖ヨゼフ保育園を再活用。
旧大日向教会・聖ヨゼフ保育園
1953年、コンラード神父と
大日向開拓団の方々が開設し、
2011年に閉園するまでに
938人の子供たちが卒園した保育園。
皇族の紀宮様が、4年間ほど毎夏、
地域の子どもたちと過ごされたとのこと。
我が家のこどもたちが小学生だった頃、
聖ヨゼフ保育園卒のこどもたちも、
同じ軽井沢西部小に入学してました。
2011年に閉園していたんですね。
まとめ:【軽井沢】アンワイナリー 軽井沢ワインプロジェクト 2023年10月 軽井沢初のワイナリー誕生
![](http://cgkaruizawa.com/wp-content/uploads/2023/09/AWs.jpg)
【おすすめ】移住前後でお世話になった軽井沢ヴィネット
軽井沢移住前に出会い、購入。
軽井沢に移住して家づくりしていく上で、
いい影響を受けてきました。
軽井沢に関する知りたいことが、
かなり網羅されている一冊。
インスパイアされますね。
ちなみに、軽井沢移住後、ご縁をいただき、
軽井沢ヴィネットから取材を受けて、
わが家の記事も載せていただきました。
もちろん、移住後も、楽しめる雑誌。
おすすめします。
アンワイナリーのこれから
今や、千曲川ワインバレーの中心的存在、
ヴィラデストワイナリー。
このヴィラデストワイナリー設立時点で、
わたしも、少しだけご縁をいただきました。
2002年、ワイナリー設立のニュースと、
出資者を募っていることを知って、
少額ながら、出資させていただいたんです。
出資した当時、想像もできなかったくらい、
ヴィラデストワイナリーは大成功し、
千曲川周辺には新しいワイナリーが集積して、
おもしろいことになってきてます。
アンワイナリー 軽井沢ワインプロジェクトも、
あと10年後、20年後が楽しみですね。
コメント
教えてください。
いま北軽井沢で、ワイン用ブドウの苗木を植えたいと考えていますが、
①育つのでしようか?
②何の品種がよいですか?
③なん月に植えるのがよいですか?
④注意することはありますか?
⑤植えるときに、人手はどのようにすればよいですか?
⑥棚でない縦型に植えたいのですが、間隔はどの程度ですか?
⑦ウネとウネとの間はどの程度にすればよいですか?
⑧その他気をつけることはありますか?
⑨いろいろ教えてほしいのですが、連絡させていただいてよいですか?
⑩連絡先を教えていただけませんか?
日置さん、コメントありがとうございます。
『北軽井沢で、ワイン用ブドウの苗木を植えたい』とのこと、素敵なお考えですね。
残念ながら、ブロガーのわたしには、いただいたご質問にお答えすることは叶いませんが、日置さんの事業が成功されることをお祈りしております。