【軽井沢】重要文化財旧三笠ホテル 2025年10月1日にリニューアルオープン

軽井沢情報
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

で、ネット上で、

こんなトピックスを見かけました。

軽井沢町、旧三笠ホテルが10月リニューアル カフェや貸衣装も - 日本経済新聞
長野県軽井沢町にある重要文化財「旧三笠ホテル」は約5年間の保存修理工事を終え10月に開業する。日比谷花壇(東京・港)が指定管理者になり、1906年に創業した純西洋式建築ホテルの建物内にカフェやミュージアムショップ、貸室を新設する。貸衣装サー...
重要文化財旧三笠ホテルの公開について - 軽井沢町公式ホームページ(生涯学習課)

リゾートの街、軽井沢。

その象徴の1つが、旧三笠ホテル

そこで、トピックス記事、読んじゃいました。

旧三笠ホテルって
どんなホテルなの?
その魅力は?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
旧三笠ホテルとは
旧三笠ホテル
の歴史
旧三笠ホテル
の魅力
がわかります。

そこで、まずは、結論から。

  • 旧三笠ホテル 2025年10/1 リニューアルオープン
  • 国の重要文化財に指定
  • 明治から昭和にかけての日本の近代化と軽井沢の避暑地としての発展を象徴する歴史的建造物
  • 日本人技術者のみによる純西洋式木造ホテル
  • 軽井沢の鹿鳴館

旧三笠ホテル
撮りたいです
SNSに載せたいし…

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トピックスによると・・・

軽井沢町、旧三笠ホテルが10月リニューアル カフェや貸衣装も

長野県軽井沢町にある重要文化財「旧三笠ホテル」約5年間の保存修理工事を終え10月に開業する。日比谷花壇(東京・港)が指定管理者になり、1906年に創業した純西洋式建築ホテルの建物内にカフェやミュージアムショップ、貸室を新設する。貸衣装サービスも新たに始める。

工事では耐震補強のほかに、バリアフリー対応のためにエレベーター・トイレ棟も増設した。既存の建物では展示用の客室などと別に、会議や撮影で利用できる予約制の貸室を整備した。撮影用の衣装も貸し出し、インバウンド(訪日外国人)も含めた観光客の利用をにらむ。

日比谷花壇は地域創生事業にも注力しており、北海道の「旧日本郵船株式会社小樽支店」や神戸市の異人館街にある「風見鶏の館」「ラインの館」などでも指定管理者を担っている。

<日本経済新聞から引用>

重要文化財旧三笠ホテルが10月1日にリニューアルオープンします!

約5年半に渡る旧三笠ホテルの保存修理事業が完了し、令和7年10月1日(水曜日)14時から一般公開を開始します。

●施設情報
⇒施設名:重要文化財旧三笠ホテル
 所在地:軽井沢町大字軽井沢1339番地342

●公開日
令和7年10月1日(水曜日)にリニューアルオープンします。
⇒当日の午前中は記念式典を実施するため、一般のお客様はご入館いただけません。一般公開は14時00分から開始します。

●リニューアル内容
展示室
旧三笠ホテルの歴史や保存修理工事の内容、軽井沢の歴史などを紹介します。展示内容を一新するとともに、音声ガイドや映像資料の設置も予定しています。

貸室
会議や撮影など、さまざまな目的でご利用いただけます。

カフェ
旧三笠ホテルの建物内でくつろげるカフェスペースを新たに整備します。休憩などにご活用ください。

エレベーター・トイレ棟
身体の不自由な方をはじめ、どなたにもご利用いただきやすい施設となりました。また、どなたでもご利用いただける「だれでもトイレ(いわゆる多目的トイレ)」も設置しています。

<軽井沢町公式サイトから引用>

旧三笠ホテル

旧三笠ホテルは、明治から昭和にかけての

日本の近代化と軽井沢の避暑地としての

発展を象徴する歴史的建造物。

多くの著名人や政治家が訪れ、

特に夏の避暑地として知られる

軽井沢の象徴的な存在となりました。

基礎データ

  • 名称
    ⇒旧三笠ホテル
  • 住所
    ⇒軽井沢町大字軽井沢字唐堀1339番342

アクセス

  • 軽井沢駅よりタクシー約6分(3.5km)
  • 上信越自動車道碓氷軽井沢ICより約19分(13.2km)

わが家も赴いた旧三笠ホテル(2009.11/3)

わたし、軽井沢移住8年目にして、

実は、はじめて赴いてみました。

実際に見て、ちょっと感動しましたよ。

さすがは、軽井沢の鹿鳴館と呼ばれた

だけのことはあります。

たまたま、軽井沢彫りの家具の展示会も

催されていて、2倍楽しめました。

旧三笠ホテルの歴史

旧三笠ホテルは、1905年に竣工、

1906年に営業を開始。

実業家の山本直良氏によって建設され、

1970年まで営業を続けました。

1980年に重要文化財に指定され、

現在は保存・活用が進められています。

  • 1906年(明治39年)
    営業を開始し、客室は30室、定員は40名、宿泊料は一等が12円、二等が8円、三等が5円
  • 1907年(明治40年)
    日本館が完成
  • 1910年(明治43年)
    明治43年の大水害のため流出
  • 1919年(大正8年)
    洋風別館が完成
  • 1925年(大正14年)
    経営母体が変わって(株)三笠ホテルとなり、明治屋に名義変更
  • 1944年(昭和19年)
    休業
    軽井沢が駐日外国人の主要疎開地として指定されたことから、外務省の軽井沢出張所が設置される
  • 戦後
    アメリカ陸軍第一騎兵師団に接収され、進駐軍の施設となる
  • 1952年(昭和27年)
    米陸軍第八軍の使用終了後、三笠ハウスの名称で営業を再開
    1970年(昭和45年)まで営業を続ける
  • 1972年(昭和47年)
    日本長期信用銀行によって買収される
  • 1974年(昭和49年)
    現在地の南方から70m移転
    移築の折、文化庁と協議した結果、建築的価値のある本体部分を残し、食堂、調理場、浴室等は解体
  • 1980年(昭和55年)
    日本長期信用銀行から軽井沢町に贈与される
  • 1980年(昭和55年)
    5月31日に「旧三笠ホテル」として国の重要文化財に指定され、保護
  • 2019年(平成31年)
    12月28日より耐震補強を含む大規模保存修理工事を行うため、長期休館
    工事後の再開館は、2025年の夏頃を予定

旧三笠ホテルの魅力

▼純西洋式木造ホテル

設計は岡田時太郎、施工は地元の大工、

監督は万平ホテルの佐藤万平が担当。

日本人技術者のみによる純西洋式木造ホテル

アメリカのスティックスタイルを採用した

ゴシック風の華麗な外観で、

扉のデザインはイギリス風、

下見板はドイツ風、用材は小瀬の

アカマツを現場で製材しました。

▼軽井沢の鹿鳴館

欧米人とともに、渋沢栄一、団琢磨、

住友友純、乃木希典、愛新覚羅溥儀、

近衛文麿、徳川慶久、有島武郎などの

著名人が多く宿泊し、政財界の要人が集う

社交の場となったことから、

軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれていました。

▼国の重要文化財に指定

旧三笠ホテルは、国際避暑地・軽井沢の雰囲気を

当時のまま今に伝える貴重な建築物です。

また、軽井沢の別荘文化や避暑地としての

歴史を物語る重要な遺構でもあります。

これらの価値が認められ、1980年5月31日、

国の重要文化財に指定されました。

この指定により、建物の保存と後世への継承が

図られることになりました。

まとめ:【軽井沢】重要文化財旧三笠ホテル 2025年10月1日にリニューアルオープン

旧三笠ホテル 2025年10月1日 リニューアルオープン

軽井沢のシンボル 旧三笠ホテルが、約5年におよぶ保存修理を経て、2025年10月1日にリニューアルオープンします。

明治時代に日本人技術者のみで建てられた純西洋式木造ホテルは、軽井沢の鹿鳴館として多くの著名人に愛された重要文化財です。

今回のリニューアルでは、歴史展示カフェ貸室などを整備し、誰もが訪れやすいバリアフリー施設として生まれ変わります。

避暑地・軽井沢の歴史を肌で感じられる貴重な空間として、ぜひ訪れてみてください。

旧三笠ホテル
撮りたいです
SNSに載せたいし…

リゾートの街、軽井沢。

その象徴の1つが、旧三笠ホテル。

2025年10月の再開館が楽しみです。

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