【軽井沢】浅間山 山開き

軽井沢情報
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

で、ネット上で、

こんなニュースを見かけました。

浅間山は夏山シーズン入り 小諸市で山開き、新緑の中を250人が散策 |信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
浅間山(長野・群馬県境、2568メートル)の山開きが8日、小諸市の天狗(てんぐ)温泉浅間山荘前であった。同市のこもろ観光局が主催し、約250人が参加。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)で火口から半径約2キロの立ち入りが規制されている中、神事で...

富山県で立山連峰を見て育った妻と違い、

山の見えない埼玉県川口で育ったわたし。

移住後、浅間山を眺めながらの軽井沢生活は、

そんなわたしにとっては、新鮮で、

格別なものなのでした。

そんな浅間山は、日本でも有数の活火山。

火山活動のニュースは、要チェックなのです。

浅間山って有名だけど、

詳しいことは知らないな~。

どんな山なの?

浅間山って、

噴火、大丈夫なの?

浅間山って

登山できるんだっけ?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
●浅間山って、どんな山なのか
●噴火警戒レベル「2」の浅間山って
●浅間山のユニークポイント
●浅間山の噴火の歴史
●浅間山って、登山することができるのか

がわかります。

そこで、まずは、結論から。

  • 噴火警戒レベル「2」の浅間山はそれほど珍しくなく過度な心配無用
  • 浅間山には、ハートマークに加え、ゴリラもいるらしい
  • 浅間山には鬼伝説があり、度重なる噴火は鬼の仕業らしい
  • 【おすすめ】移住前後でお世話になった軽井沢ヴィネット
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ニュースによると・・・

浅間山は夏山シーズン入り 小諸市で山開き

 浅間山(長野・群馬県境、2568メートル)の山開きが8日、小諸市の天狗(てんぐ)温泉浅間山荘前であった。同市のこもろ観光局が主催し、約250人が参加。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)で火口から半径約2キロの立ち入りが規制されている中、神事で安全を祈願した。その後のセレモニーでは夏山シーズンの到来を祝い、登山者たちが早速、新緑の中を歩いた。

 大浅間火煙(かえん)太鼓保存会が力強い演奏でセレモニーを盛り上げ、浅間山麓の行政や観光関係者らがしめ縄をカットした。こもろ観光局の花岡隆理事長(75)は規制がある中でも「浅間山でしか味わえない景色や自然を十分楽しんでもらえると思う」とあいさつ。小泉俊博小諸市長は「観光と防災を両立させていきたい」と強調した。

 埼玉県から家族と訪れた会社員の柴崎知美さん(37)は昨年初めて浅間山の外輪山、黒斑(くろふ)山を登ったといい、「上級者でなくても楽しめた。きれいな景色も気に入って再訪しました」と話した。

 セレモニー後、こもろ観光局が希望者を募り特別天然記念物のニホンカモシカを観察する記念登山もあった。

<信濃毎日新聞から引用>

浅間山って

基礎データ

浅間山とは
⇒長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568mの成層火山 山体は円錐形でカルデラも形成されており、活発な活火山

浅間山の噴火警戒レベルって

噴火警戒レベル「2」の浅間山

2023年、3/23、噴火警戒レベルが

「2」に引き上げられた浅間山。

具体的な警報内容は、こんな感じです。

 山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

●噴火警報の対象市町村
 ・群馬県:嬬恋村
 ・長野県:小諸市、軽井沢町、御代田町

浅間山の噴火警戒レベルが

「2」に引き上げられたって、

大丈夫なの・・・?

噴火警戒レベル引き上げのニュースが出ると、

知人から、よくこんな声をいただきます。

もちろん、活火山ですので油断は禁物ですけど、

心配しすぎても仕方ないですよね。

噴火警戒レベル「2」は珍しくはないですし。

2004年の浅間山

わが家が軽井沢に移住したのは、

2004年(平成16年)。

当時の方が、浅間山のご機嫌はななめでした。

中規模の爆発的噴火に伴い、火山活動度レベルが

2(やや活発な火山活動)から

3(山頂火口で小~中噴火が発生)に変更。

●9/1
⇒大きい爆発音と空振
(205パスカル:軽井沢町追分)

●9/16未明~17日夕方
⇒ほぼ連続的に小噴火発生
⇒南東の軽井沢町には多量の降灰

ちょうどこの頃、移住直前、軽井沢町役場への

手続きのため、わたしだけが来軽していたん

ですけど、かなりの降灰にびっくり

軽井沢移住、大丈夫か~!?

と、当時、思ったものですけど、

おかげさまで、以降、降灰経験なしです。

●9/29
⇒中噴火(爆発)
弱い爆発音と空振が発生
爆発地震により軽井沢町追分震度1を観測

9/25に軽井沢移住した直後、

爆発音と空振、感じました。

でも、おかげさまで、以降、経験なしです。

ユニークポイント

浅間山のハートマーク

浅間山を軽井沢側から見ると、

ハートマークが探せます。

しかも、ちょっとピンク?

浅間山のゴリラ伝説

実は、浅間山に、なんとゴリラが

いるらしいのです。

ハートマークの周辺だとか・・・。

軽井沢には、野生の日本猿が生息してますけど、

ゴリラまでいるんですね?!

浅間山の鬼伝説

その昔、浅間山には鬼がいたそうな・・・。

浅間山の噴火は

『山にすむ鬼によって引き起こされる』

と信じられていたそうな。

1783(天明3)年の大噴火で噴き出た

溶岩流によって形成された鬼押出しは、

鬼の仕業によるものらしい。

上州浅間嶽虚空蔵菩薩略縁起
  • 怪力を誇る清和天皇の末裔、源幸重が、浅間山に登った時に見つけた洞窟で鬼と遭遇
  • 鬼は『日本を覆そうとしたところ、この山の主に深く封じ込められた 我々の命を助けてくれれば善鬼となって浅間山を守護します』と涙を流し、幸重は鬼を救った
  • 鬼は改心し、以降は浅間山を守るようになったそうな

浅間山の主な噴火の歴史

  • 685年
    <飛鳥時代>
    ⇒浅間山の噴火?
  • 1108(天仁元)年
    <平安時代>
    天仁大規模噴火
    ⇒長野県側にも火砕流(追分火砕流)が約15km駆け下り、湯川、小諸市石峠付近まで達し、山麓の集落が複数埋没した可能性
    天明の大噴火よりも大規模な噴火だった?
  • 1128(大治3)年
    <平安時代>
    ⇒大規模マグマ噴火
  • 1582(天正10)年
    <安土桃山時代>
    ⇒この噴火は、ちょうど織田信長の軍勢が武田領への侵攻(甲州征伐)を開始してまもなくだったため、武田領国内の国衆や領民は、武田勝頼が天から見放されたと考え、この噴火の日をさかいに、武田領国の諸城は織田軍に抵抗することなく陥落
  • 1783(天明3)年
    <江戸時代>
    天明大噴火
    ⇒7/6から3日間にわたる噴火で大災害
    ⇒最初に、北東および北西方向(浅間山から北方向に向かってV字型)に吾妻火砕流が発生(この火砕流は、いずれも群馬県側に流下した)
    ⇒続いて、約3ヶ月続いた活動によって山腹に堆積していた大量の噴出物が、爆発・噴火の震動に耐えきれずに崩壊 これらが大規模な土石雪崩となって北側へ高速で押し寄せた
    ⇒高速化した巨大な流れは、山麓の大地をえぐり取りながら流下 鎌原村(現・嬬恋村大字鎌原地域)と長野原町の一部を壊滅させ、さらに吾妻川に流れ込んで天然ダムを形成して河道閉塞を生じた
    ⇒天然ダムは直ぐに決壊して泥流となり大洪水を引き起こして、吾妻川沿いの村々を飲み込みながら本流となる利根川へと入り込み、現在の前橋市から玉村町あたりまで被害は及んだ
    ⇒増水した利根川は押し流したもの全てを下流に運び、当時の利根川の本流であった江戸川にも泥流が流入して、多くの遺体が利根川の下流域と江戸川に打ち上げられた
    ⇒この時の犠牲者は1624人(うち上野国一帯だけで1400人以上)、流失家屋1151戸、焼失家屋51戸、倒壊家屋130戸余り
    ⇒最後に、鬼押出し溶岩が北側に流下して、天明3年の浅間山大噴火は収束
    天明大噴火が、天明の大飢饉の原因の1つ
  • 2004(平成16)年
    小規模マグマ噴火
    ⇒火砕物降下 噴火場所は釜山火口
    ⇒9/1の爆発は、大きい爆発音と空振(205パスカル:軽井沢町追分)
    ⇒9/16未明~17日夕方は、ほぼ連続的に小噴火発生 南東の軽井沢町には多量の降灰
    ●我が家が軽井沢移住直前、町役場への手続きのため、わたしだけが来軽していたんですけど、かなりの降灰にびっくり。当時、『軽井沢移住、大丈夫か~!?』と思ったものですけど、以降、降灰経験なしです。
    ⇒9/29、中噴火(爆発) 弱い爆発音と空振が発生 爆発地震により軽井沢町追分震度1を観測
    ●我が家が軽井沢移住してすぐ、爆発音と空振、感じました。以降、経験なしです。

浅間山登山

浅間山の火口付近は、火山噴火に伴い、

1972年(昭和47年)より立ち入りが禁止

その火山活動に応じて、地元自治体より

火口からの一定の直線距離以内が立入禁止

区域として登山規制になることがあります。

  • 軽井沢口:『峰の茶屋コース』
    ⇒浅間山火口周辺立入禁止(火口から2km以内規制)
  • 小諸口:『黒斑コース・火山館コース』
    ⇒浅間山火口周辺立入禁止(火口から2km以内規制)
    ⇒前掛山まで入山不可
浅間山登山のご案内|小諸市オフィシャルサイト
日本を代表する活火山「浅間山」は我々よりも遥かに長い歴史を生きてきた山です。四季を通じて、多くの登山者を魅了してきました。また、浅間山、黒斑山、高峰山は、「花の百名山」として5-9月にかけて多種多様な高山植物をみることができるのも特長です。...

まとめ:【軽井沢】浅間山 山開き

  • 噴火警戒レベル「2」の浅間山はそれほど珍しくなく過度な心配無用
  • 浅間山には、ハートマークに加え、ゴリラもいるらしい
  • 浅間山には鬼伝説があり、度重なる噴火は鬼の仕業らしい
  • 【おすすめ】移住前後でお世話になった軽井沢ヴィネット

【おすすめ】移住前後でお世話になった軽井沢ヴィネット

軽井沢移住前に出会い、購入。

軽井沢に移住して家づくりしていく上で、

いい影響を受けてきました。

軽井沢に関する知りたいことが、

かなり網羅されている一冊。

インスパイアされますね。

ちなみに、軽井沢移住後、ご縁をいただき、

軽井沢ヴィネットから取材を受けて、

わが家の記事も載せていただきました。

もちろん、移住後も、楽しめる雑誌。

おすすめします。

軽井沢のシンボル 浅間山

浅間山は、四季折々素晴らしい雄姿を見せ、

軽井沢のシンボルなのです。

  • 噴火警戒レベル「2」の浅間山はそれほど珍しくなく過度な心配無用
  • 浅間山には、ハートマークに加え、ゴリラもいるらしい
  • 浅間山には鬼伝説があり、度重なる噴火は鬼の仕業らしい

軽井沢移住してから今までの経過、結果を、

このブログに発表することで、

  • 軽井沢のシンボル、浅間山に興味のある方のために、
  • 軽井沢移住に興味のある方のために、
  • そして、自分と家族のために、

お役に立てればうれしいです。

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