こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
少子化の影響で、長野県の公立高校でも
再編が進んでいるものの、軽井沢っ子も
通う上位校といわれる高校ですら、
倍率が1倍をきることも珍しくない昨今。
そこで、ニュース記事、読んじゃいました。
軽井沢っ子も通う高校の倍率って、
今、どんな感じなの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●受験データ(2023年度入試)
●偏差値ランキング
●倍率の推移(5年分)
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
2023年度の高校入試について、志願者の第2回予定数調査の結果を公表した。県内公立高校全日制の前期選抜(自己推薦型入試)は志願者全体の31%に当たる5453人が志願し、募集人員に対する倍率は1.43倍(前年同期1.43倍)となった。公立全日制の後期選抜(一般入試)の志願者は1万3815人で、1.36倍(前年同期1.37倍)
<信濃毎日新聞から引用>
軽井沢っ子も通う公立高校
受験データ<2023年度入試>
前期選抜
- 志願受付期間
⇒2023年1/26~30 - 面接等の検査期日
⇒2/2 - 合格者の発表期日
⇒2/10 - 入学確約書の提出期限
⇒2/15
後期選抜
- 志願受付期間
⇒2023年2/20~22 - 志願変更受付期間
⇒2/24~3/1 - 学力検査等の実施期日
⇒3/7 - 学力検査
⇒国語、数学、社会、理科、英語
(50分・100点満点×5教科) - 入学予定者の発表期日
⇒3/17
偏差値ランキング
- 上田<65>
- 野沢北(理数)<65>
- 野沢北(普通)<61>
- 上田染谷丘(普通)<58>
- 岩村田<57>
- 上田染谷丘(国際教養)<57>
- 上田東<52>
- 上田千曲(メカニカル工学他)<47>
- 野沢南<47>
- 小諸(普通)<46>
- 小諸(音楽)<46>
- 佐久平総合技術(電気情報)<46>
- 佐久平総合技術(機械システム)<45>
- 小諸商業(商業・会計システム)<44>
- 軽井沢<39>
- 佐久平総合技術(農業)<39>
みんなの高校情報から引用
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
軽井沢っ子も通う主な高校の過去データと
倍率の推移をチェックしてみましょう。
上田
後期選抜
- 2019年度
<320人募集/1.10倍>
517(10月)⇒446(1月)⇒363(2月)
⇒351人(3月) - 2020年度
<320人募集/1.12倍>
481(10月)⇒412(1月)⇒365(2月)
⇒359人(3月) - 2021年度
<320人募集/1.03倍>
466(10月)⇒408(1月)⇒330(2月)
⇒328人(3月) - 2022年度
<320人募集/1.09倍>
484(10月)⇒428(1月)⇒355(2月)
⇒348人(3月) - 2023年度
<320人募集/ ? 倍>
451(10月)⇒381(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
東信エリアで最上位の進学校で、
しかも、最寄駅からも近い立地。
募集人数(320人)はかなり大きいものの、
1倍をきる可能性は低そうです。
我が家では、息子がお世話になりました。
わたしも、理事を1年承りました。
野沢北(理数)
前期選抜
- 2019年度
<36人募集/1.14倍>
61(10月)⇒52(1月)
⇒41人(2月) - 2020年度
<36人募集/1.36倍>
80(10月)⇒63(1月)
⇒49人(2月) - 2021年度
<36人募集/1.19倍>
54(10月)⇒43(1月)
⇒43人(2月) - 2022年度
<36人募集/1.36倍>
62(10月)⇒56(1月)
⇒49人(2月) - 2023年度
<36人募集/ ? 倍>
65(10月)⇒57(1月)
⇒ ? 人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<4人募集/2.75倍>
44(10月)⇒46(1月)⇒11(2月)
⇒11人(3月) - 2020年度
<4人募集/3.50倍>
63(10月)⇒50(1月)⇒14(2月)
⇒14人(3月) - 2021年度
<4人募集/4.50倍>
48(10月)⇒46(1月)⇒18(2月)
⇒18人(3月) - 2022年度
<4人募集/5.00倍>
51(10月)⇒45(1月)⇒20(2月)
⇒20人(3月) - 2023年度
<4人募集/ ? 倍>
46(10月)⇒48(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
野沢北(普通)
後期選抜
- 2019年度
<160人募集/0.95倍>
187(10月)⇒172(1月)⇒149(2月)
⇒152人(3月) - 2020年度
<160人募集/1.06倍>
203(10月)⇒196(1月)⇒170(2月)
⇒169人(3月) - 2021年度
<160人募集/0.88倍>
164(10月)⇒154(1月)⇒140(2月)
⇒141人(3月) - 2022年度
<160人募集/1.05倍>
212(10月)⇒209(1月)⇒167(2月)
⇒168人(3月) - 2023年度
<160人募集/ ? 倍>
200(10月)⇒172(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
佐久エリアで最上位の進学校で、
特に、理数科のレベルが高い。
最寄駅から遠いという立地の問題と、
野沢南との合併が進行中であることが
マイナス要因になっているのか、
高校のレベルの割には倍率が1倍をきる
年もある。受験生としてはチャンスかも。
上田染谷丘(普通)
後期選抜
- 2019年度
<240人募集/1.20倍>
379(10月)⇒324(1月)⇒297(2月)
⇒288人(3月) - 2020年度
<240人募集/1.16倍>
370(10月)⇒333(1月)⇒274(2月)
⇒278人(3月) - 2021年度
<240人募集/1.20倍>
363(10月)⇒320(1月)⇒300(2月)
⇒288人(3月) - 2022年度
<240人募集/1.18倍>
372(10月)⇒327(1月)⇒288(2月)
⇒282人(3月) - 2023年度
<240人募集/ ? 倍>
359(10月)⇒321(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
東信エリアで上位の進学校。
最寄り駅からは遠いものの、高い人気をキープ。
上田周辺の高校には、上田エリアに加え、
佐久エリアの受験生も流入する傾向が続く。
1倍をきる可能性は低そうです。
わたしが個別指導した教え子も
お世話になってます。
岩村田
後期選抜
- 2019年度
<200人募集/0.99倍>
295(10月)⇒262(1月)⇒194(2月)
⇒197人(3月) - 2020年度
<200人募集/1.00倍>
288(10月)⇒240(1月)⇒195(2月)
⇒200人(3月) - 2021年度
<200人募集/0.99倍>
322(10月)⇒262(1月)⇒198(2月)
⇒198人(3月) - 2022年度
<200人募集/1.03倍>
299(10月)⇒267(1月)⇒204(2月)
⇒205人(3月) - 2023年度
<200人募集/ ? 倍>
295(10月)⇒284(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
東信エリアで上位の進学校で、
しかも、最寄駅からも近い立地。
高校のレベルの割には倍率が1倍をきる
年もある。受験生としてはチャンスかも。
我が家では、娘がお世話になってます。
上田東
後期選抜
- 2019年度
<280人募集/1.06倍>
369(10月)⇒308(1月)⇒288(2月)
⇒298人(3月) - 2020年度
<280人募集/1.08倍>
394(10月)⇒332(1月)⇒306(2月)
⇒302人(3月) - 2021年度
<280人募集/0.96倍>
339(10月)⇒271(1月)⇒255(2月)
⇒268人(3月) - 2022年度
<280人募集/1.06倍>
358(10月)⇒310(1月)⇒295(2月)
⇒298人(3月) - 2023年度
<280人募集/ ? 倍>
339(10月)⇒282(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
上田周辺の高校には、上田エリアに加え、
佐久エリアの受験生も流入する傾向が続き、
最寄り駅からは遠いものの、人気をキープ
してきた高校。ただ、少子化の影響か、
倍率が1倍をきる年も出てきた。
小諸(普通)
前期選抜
- 2019年度
<48人募集/1.88倍>
112(10月)⇒105(1月)
⇒90人(2月) - 2020年度
<48人募集/1.52倍>
94(10月)⇒83(1月)
⇒73人(2月) - 2021年度
<48人募集/1.85倍>
58(10月)⇒94(1月)
⇒89人(2月) - 2022年度
<48人募集/1.38倍>
84(10月)⇒74(1月)
⇒66人(2月) - 2023年度
<48人募集/ ? 倍>
78(10月)⇒381(1月)
⇒ ? 人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<112人募集/0.96倍>
174(10月)⇒155(1月)⇒92(2月)
⇒107人(3月) - 2020年度
<112人募集/0.81倍>
130(10月)⇒127(1月)⇒90(2月)
⇒91人(3月) - 2021年度
<112人募集/0.87倍>
95(10月)⇒136(1月)⇒99(2月)
⇒97人(3月) - 2022年度
<112人募集/0.71倍>
122(10月)⇒110(1月)⇒77(2月)
⇒80人(3月) - 2023年度
<112人募集/ ? 倍>
85(10月)⇒99(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
最寄駅から遠いという立地の問題と、
小諸商業との合併が進行中であることが
マイナス要因になっているのか、
後期選抜では、ここ数年、
倍率が1倍をきる年が続く。
軽井沢
前期選抜
- 2019年度
<60人募集/0.80倍>
21(10月)⇒38(1月)
⇒48人(2月) - 2020年度
<60人募集/0.87倍>
35(10月)⇒46(1月)
⇒52人(2月) - 2021年度
<40人募集/1.13倍>
28(10月)⇒35(1月)
⇒45人(2月) - 2022年度
<40人募集/1.45倍>
43(10月)⇒43(1月)
⇒58人(2月) - 2023年度
<40人募集/ ? 倍>
29(10月)⇒44(1月)
⇒ ? 人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<60人募集/0.60倍>
31(10月)⇒54(1月)⇒45(2月)
⇒45人(3月) - 2020年度
<60人募集/0.46倍>
44(10月)⇒58(1月)⇒35(2月)
⇒33人(3月) - 2021年度
<40人募集/0.88倍>
42(10月)⇒52(1月)⇒40(2月)
⇒35人(3月) - 2022年度
<40人募集/1.15倍>
52(10月)⇒59(1月)⇒61(2月)
⇒46人(3月) - 2023年度
<40人募集/ ? 倍>
38(10月)⇒58(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
東信エリアでも更なる高校再編があり得る中、
軽高も他人事ではなく、過去の倍率も
1倍をきる年が多かったのも事実。
もっとも、2022年度は、前期・後期も、
1倍以上に。具体的な取組も功を奏し、
果たして、このまま右肩上がりになるのか!?
まとめ:【倍率予想】公立高校入学志願者第2回予定数調査から倍率はどうなる?~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
少子化は受験生にとってチャンス
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。我が家の息子や娘が
高校受験した数年前と比べても、さらに
少子化は進んでいて、ますます、倍率が
1倍をきる高校も増えることが予想されます。
これは、受験生にとっては、チャンスとも
言えます。高校のレベルの割には、
倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に
近くなったりすることも、少なからず
見かけるからです。
受験は情報戦。
過去のデータと比較しながら、
倍率を味方につけることも、お忘れなく。
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