【軽井沢】浅間山 冠雪

軽井沢情報
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

で、今週、ネット上で、

こんなニュースを見かけました。

浅間山が冠雪 麓の紅葉と共演「きれいな姿」|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
長野・群馬県境の浅間山(2568メートル)が24日、冠雪した。雲に覆われ佐久地域からは見ることができず、群馬県側からは捉えられた。前橋地方気象台(前橋市)によると平年の初冠雪は31日で、昨年は20日。目視で認定しているため、24日は午後5時...

富山県で立山連峰を見て育った妻と違い、

山の見えない埼玉県川口で育ったわたし。

移住後、浅間山を眺めながらの軽井沢生活は、

そんなわたしにとっては、新鮮で、

格別なものなのでした。

そんな浅間山の初冠雪ニュースは、毎年、

読んじゃいますね、やっぱり。

浅間山って有名だけど、

詳しいことは知らないな~。

どんな山なの?

浅間山って、

噴火、大丈夫なの?

浅間山って

登山できるんだっけ?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
●浅間山って、どんな山なのか
●浅間山のユニークポイント
●浅間山の噴火の歴史

浅間山って、登山することができるのか
がわかります。

そこで、まずは、結論から。

  • 浅間山に三度雪が降ると、里にも雪が降るらしい
  • 浅間山には、ハートマークに加え、ゴリラもいるらしい
  • 浅間山には鬼伝説があり、度重なる噴火は鬼の仕業らしい
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ニュースによると・・・

長野・群馬県境の浅間山(2568メートル)が24日、冠雪した。雲に覆われ佐久地域からは見ることができず、群馬県側からは捉えられた。前橋地方気象台(前橋市)によると平年の初冠雪は31日で、昨年は20日。

<信濃毎日新聞から引用>

浅間山って

基礎データ

浅間山とは、長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568メートルの成層火山。山体は円錐形でカルデラも形成されており、活発な活火山

ユニークポイント

浅間山に三度雪が降ると・・・

今年の浅間山初冠雪は、10/24(月)。

例年、10月末くらいなので、

少し早めな氣がします。

浅間山に三度雪が降ると、

里にも雪が降る

地元では、よくそう言われます。

客観的にどうかは知りませんけど、

軽井沢移住後、わたしも、

1つの目安にしてますよ。

浅間山のハートマーク

浅間山を軽井沢側から見ると、

ハートマークが探せます。

しかも、ちょっとピンク?

浅間山のゴリラ伝説

実は、浅間山に、なんとゴリラ

いるらしいのです。

ハートマークの周辺だとか・・・。

軽井沢には、野生の日本猿が生息してますけど、

ゴリラまでいるんですね?!

浅間山の鬼伝説

その昔、浅間山には鬼がいたそうな・・・。

浅間山の噴火は

山にすむ鬼によって引き起こされる

と信じられていたそうな。

1783(天明3)年の大噴火で噴き出た

溶岩流によって形成された鬼押出しは、

鬼の仕業によるものらしい。

上州浅間嶽虚空蔵菩薩略縁起
  • 怪力を誇る清和天皇の末裔、源幸重が、浅間山に登った時に見つけた洞窟で鬼と遭遇
  • 鬼は『日本を覆そうとしたところ、この山の主に深く封じ込められた 我々の命を助けてくれれば善鬼となって浅間山を守護します』と涙を流し、幸重は鬼を救った
  • 鬼は改心し、以降は浅間山を守るようになったそうな

浅間山の主な噴火の歴史

  • 685(天武天皇14)年
    <飛鳥時代>
    ⇒浅間山の噴火?
  • 1108(天仁元)年
    <平安時代>
    天仁大規模噴火
    ⇒長野県側にも火砕流(追分火砕流)が約15km駆け下り、湯川、小諸市石峠付近まで達し、山麓の集落が複数埋没した可能性
    天明の大噴火よりも大規模な噴火だった?
  • 1128(大治3)年
    <平安時代>
    ⇒大規模マグマ噴火
  • 1582(天正10)年
    <安土桃山時代>
    ⇒この噴火は、ちょうど織田信長の軍勢が武田領への侵攻(甲州征伐)を開始してまもなくだったため、武田領国内の国衆や領民は、武田勝頼が天から見放されたと考え、この噴火の日をさかいに、武田領国の諸城は織田軍に抵抗することなく陥落
  • 1783(天明3)年
    <江戸時代>
    天明大噴火
    ⇒7/6から3日間にわたる噴火で大災害
    ⇒最初に、北東および北西方向(浅間山から北方向に向かってV字型)に吾妻火砕流が発生(この火砕流は、いずれも群馬県側に流下した)
    ⇒続いて、約3ヶ月続いた活動によって山腹に堆積していた大量の噴出物が、爆発・噴火の震動に耐えきれずに崩壊 これらが大規模な土石雪崩となって北側へ高速で押し寄せた
    ⇒高速化した巨大な流れは、山麓の大地をえぐり取りながら流下 鎌原村(現・嬬恋村大字鎌原地域)と長野原町の一部を壊滅させ、さらに吾妻川に流れ込んで天然ダムを形成して河道閉塞を生じた
    ⇒天然ダムは直ぐに決壊して泥流となり大洪水を引き起こして、吾妻川沿いの村々を飲み込みながら本流となる利根川へと入り込み、現在の前橋市から玉村町あたりまで被害は及んだ
    ⇒増水した利根川は押し流したもの全てを下流に運び、当時の利根川の本流であった江戸川にも泥流が流入して、多くの遺体が利根川の下流域と江戸川に打ち上げられた
    ⇒この時の犠牲者は1624人(うち上野国一帯だけで1400人以上)、流失家屋1151戸、焼失家屋51戸、倒壊家屋130戸余り
    ⇒最後に、鬼押出し溶岩が北側に流下して、天明3年の浅間山大噴火は収束
    天明大噴火が、天明の大飢饉の原因の1つ
  • 2004(平成16)年
    小規模マグマ噴火
    ⇒火砕物降下 噴火場所は釜山火口
    ⇒9/1の爆発は、大きい爆発音と空振(205パスカル:軽井沢町追分)
    ⇒9/16未明~17日夕方は、ほぼ連続的に小噴火発生 南東の軽井沢町には多量の降灰
    ●我が家が軽井沢移住直前、町役場への手続きのため、わたしだけが来軽していたんですけど、かなりの降灰にびっくり。当時、『軽井沢移住、大丈夫か~!?』と思ったものですけど、以降、降灰経験なしです。
    ⇒9/29、中噴火(爆発) 弱い爆発音と空振が発生 爆発地震により軽井沢町追分震度1を観測
    ●我が家が軽井沢移住してすぐ、爆発音と空振、感じました。以降、経験なしです。

浅間山登山

浅間山の火口付近は、火山噴火に伴い、

1972年(昭和47年)より立ち入りが禁止

その火山活動に応じて、地元自治体より

火口からの一定の直線距離以内が立入禁止

区域として登山規制になることがあります。

2022年現在、長野県小諸市側から

前掛山までの登山が認められています。

  • 軽井沢口:『峰の茶屋コース』
    ⇒浅間山火口周辺立入禁止(火口から0.5キロメートル以内規制)
    ⇒小浅間山・石尊山へ通ずる登山道は登山可能
  • 小諸口:『黒斑コース・火山館コース』
    ⇒浅間山火口周辺立入禁止(火口から0.5キロメートル以内規制)
    ⇒前掛山まで入山可能
浅間山登山のご案内|小諸市オフィシャルサイト
日本を代表する活火山「浅間山」は我々よりも遥かに長い歴史を生きてきた山です。四季を通じて、多くの登山者を魅了してきました。また、浅間山、黒斑山、高峰山は、「花の百名山」として5-9月にかけて多種多様な高山植物をみることができるのも特長です。...

まとめ:【軽井沢】浅間山 冠雪

  • 浅間山に三度雪が降ると、里にも雪が降るらしい
  • 浅間山には、ハートマークに加え、ゴリラもいるらしい
  • 浅間山には鬼伝説があり、度重なる噴火は鬼の仕業らしい

浅間山は、四季折々素晴らしい雄姿を見せ、

軽井沢のシンボルなのです。

軽井沢移住してから今までの経過、結果を、

このブログに発表することで、

  • 軽井沢のシンボル、浅間山に興味のある方のために、
  • 軽井沢移住に興味のある方のために、
  • そして、自分と家族のために、

お役に立てればうれしいです。

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