【まとめ・体験談】軽井沢移住への道 土地探し編(1)(2)~失敗や後悔しないために知っておきたいこと

軽井沢に移住した結果
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

東京在住の頃、

ネットベンチャー行政書士として開業。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

我が家の土地探し期間は、

2002年10月~2003年8月。

2002年10月19日、

軽井沢の不動産会社を訪問して

はじめての土地探しをはじめました。

2003年1月21日、

冬に、2度目の土地探し。

軽井沢への移住に興味があるんだけど

移住に向け、秋冬、2度の

軽井沢土地探しで

どんな氣づきがありましたか?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
●不動産会社チェックリスト
●はじめての軽井沢土地探し
●2度目の軽井沢土地探し
●2度の土地探しで氣づいたこと
●土地チェックリスト、物件チェックリスト

がわかります。

そこで、まずは、結論から。

2度の軽井沢土地探しの氣づき
  • 不動産会社チェックリストは効果あり
  • 物件案内の車中での会話にこそ、貴重な情報あり
  • 土地探しの記録は動画がおすすめ
  • 土地探しに、土地チェックリスト、物件チェックリストづくりは必須
  • 春夏秋だけでなく、冬の土地チェックもおすすめ
  • 2度目以降の土地探しでは、第2条件をもっと検討
  • 【おすすめ】軽井沢移住して家づくり わたしのバイブル『「いい家」が欲しい。』
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  1. 軽井沢移住への道 はじめての不動産会社選び
    1. 軽井沢の土地探しスタート
    2. 初体験の不安
    3. 不動産会社チェックリスト
      1. チェックリストのつくり方
        1. 宅建業免許(更新回数)
        2. 売地情報(0~3)
        3. 会社紹介(0~3)
        4. 実績(0~3)
        5. 得意な地域
        6. 特記事項
        7. ホームページの有無(0~1)
        8. メールの有無(0~1)
        9. メールフォームの有無(0~1)
        10. TEL/FAX
        11. 郵便番号/住所
        12. 営業時間/定休日
        13. 所属団体(0~1)
        14. 保証協会(0~1)
        15. 代表者
  2. 軽井沢移住への道 はじめての軽井沢土地探し
    1. はじめての軽井沢土地探し
    2. 社長さんの貴重なアドバイス
      1. 土地購入予算
      2. 湿気対策
      3. 渋滞対策
      4. その他
    3. はじめての土地探しで氣づいたこと
      1. 土地の広さ
      2. 動画がおすすめ
  3. 軽井沢移住への道 土地チェックリストづくり
    1. 土地チェックリスト
      1. 土地の広さ
      2. エリア
      3. 購入価格
      4. 土地の状況
    2. 都会と地方の地価相場の比較
    3. 物件リストづくり
  4. 軽井沢移住への道 冬、2度目の軽井沢土地探し
    1. 2度目の軽井沢土地探し
    2. 冬の軽井沢土地探しの注意点
    3. 社長さんの貴重なアドバイス
      1. 物件の出るタイミング
      2. 追分物件情報
      3. 道情報
      4. 雪情報
      5. 人付き合いの濃さ
      6. 工務店選び
      7. 買い物情報
      8. ゴミ収集情報
      9. ネット環境
    4. 冬、2度目の土地探しを終えて
      1. 春夏秋だけでなく、冬の土地チェックもおすすめ
      2. 第2条件
  5. まとめ:【体験談】軽井沢移住への道 土地探し編(1)(2)~失敗や後悔しないために知っておきたいこと
    1. 【おすすめ】軽井沢移住して家づくり わたしのバイブル
    2. 2度の軽井沢土地探しの成果

軽井沢移住への道 はじめての不動産会社選び

軽井沢の土地探しスタート

軽井沢の土地探しをはじめたのは、2002年。

最初は、ネット上で、不動産物件情報を収集し、

大まかなイメージづくりをしていました。

もっとも、当時は、ネット上の物件情報が

まだまだの時代ではありましたけど・・・。

ネットで大体のイメージと相場を調べ、

後述の不動産会社チェックリストをつくって、

軽井沢に赴き、不動産会社を訪問しての

土地探しをはじめていったわけです。

ちなみに、我が家の具体的な土地探し期間は

2002年10月19日~2003年8月5日

わたしが、34~5歳の頃のことでした。

初体験の不安

それまで、賃貸アパート探しは経験したことが

あったものの、土地を探すために、

不動産会社を訪ねたのは、初体験。

ましてや、住まいのある東京ではなく、

地の利も全くない軽井沢の不動産会社を

訪問しての土地探しは、

正直、不安だらけでした。

そもそも、不動産業界は、

海千山千と言われますし。

不動産会社チェックリスト

さて、どの不動産会社から

アタックを開始するか・・・?

この時点で、軽井沢の不動産会社について

何の知識もなかったので、まず、

ネット上で得られた情報を基に、

不動産会社チェックリストを

つくってみることにしました。

判定基準を決め、それぞれをポイント化し、

最終的に足し算して、上位の不動産会社から

巡っていこうという戦略に出たわけです。

チェックリストのつくり方

当時、わたしが考えた、

軽井沢版の不動産会社チェックリストの

つくり方は、以下の通りでした。

  • 縦軸 ⇒ 不動産会社名
  • 横軸 ⇒ 判定基準
  • 判定基準毎に0~3ポイントの幅で数値化
  • 宅建業免許の更新回数だけはそのままポイント

宅建業免許更新は、行政書士の仕事の1つ。

問題のある不動産会社は、更新が難しく、

更新回数は、その地での実績の証として

最重視したわけです。

具体的な判定基準は以下の通りです。

ちなみに、2002年当時の話です、

念のため。

宅建業免許(更新回数)

宅建業免許の更新回数が多ければ多いほど、

長く営んでいて、少なくとも、形式的には、

実績と信頼性が高いと判断しました。

売地情報(0~3)

当時、軽井沢の具体的な売地情報の詳細が

ネット上に公開されていることは、

今ほど、当たり前ではありませんでした。

会社紹介(0~3)

会社紹介の有無。

有りの場合、その充実度。

実績(0~3)

客観的な実績を把握することは難しかったので、

サイトを見た直感で判断しました。

得意な地域
特記事項
ホームページの有無(0~1)
メールの有無(0~1)
メールフォームの有無(0~1)
TEL/FAX
郵便番号/住所
営業時間/定休日
所属団体(0~1)
保証協会(0~1)
代表者

軽井沢移住への道 はじめての軽井沢土地探し

はじめての軽井沢土地探し

2002年10月19日(土)、

不動産会社チェックリスト上位の

不動産会社K社をはじめて訪問。

まだ右も左もわからない状態だったので、

時間の許す限り、おまかせコースで

お願いした、はじめての軽井沢土地探し。

社長さん自ら、車で、物件を案内して

もらいました。この時は、南軽井沢エリア、

中軽井沢エリアを中心に見て周り、

時間の関係上、追分エリアまで足を

のばすことはできませんでした。

物件資料はいただいてきましたよ。

社長さんの貴重なアドバイス

この物件案内の際、車中で、社長さんから

伺ったアドバイスは、その後、よい道標に

なってくれました(感謝)。

これからの土地探しへの方向性、そして、

追分への道につながる貴重な情報が

いくつもありました(感謝)。

例えば・・・

土地購入予算

東京と比べると、坪単価はかなり安いものの 軽井沢町内でもエリアにより開きがあります

土地購入予算が2000万円あればかなりよい物件が選択できる

湿気対策

特に北東(旧軽井沢含む)は深刻です

定住するならば中軽井沢より西がおすすめ

渋滞対策

観光シーズンの渋滞問題は深刻です 国道18号やプリンス通りは要注意 裏道を確保したい

軽井沢町内のスーパーは充実しているものの 西の御代田・佐久方面へ出る人も多いようです

その他

物件は春に出てくることが多い

雪は少なく、道路は冬でも生きている 別荘地でもマックス20~30cmくらい

暖房は、灯油を使ったFFが多い(コスト的にも)

はじめての土地探しで氣づいたこと

土地の広さ

軽井沢で土地探しを体験すると、

都心では考えられないですけど、

100坪台の土地が狭く感じました。

できれば300坪以上の土地をめざしたい。

平坦地にも、条件に合う物件があることも

わかりました。

動画がおすすめ

自分たちの軽井沢土地巡りの経験から、

土地探しの記録は、写真ではなく、

動画にしてみました。

後で振り返るときに、動画の方が情報量も

多いですし、音声も残せるからです。

これは、正解でした。以降の土地探しでも、

カメラではなく、ビデオが活躍してくれました。

軽井沢移住への道 土地チェックリストづくり

2002年10月19日、はじめての

軽井沢土地探しの後、妻と話し合って、

土地チェックリストをつくり、

2回目以降の土地探しに備えたのでした。

チェックリストの内容の一部を見ると、

例えば・・・

土地チェックリスト

土地の広さ

  • 実際に巡ってみて、軽井沢では、100坪前後の土地は狭く感じる
  • できれば、300坪以上をめざしたい
  • 追分物件は、比較的、坪単価がより下がる傾向にあるので、土地の広さを求めるならば、狙い目

エリア

  • 追分・中軽井沢(但し、千ケ滝等の山方面は×)
  • 湿気の少ないエリア

購入価格

  • 2000万円前後

土地の状況

  • 木が残っている土地(×伐採済みの土地)
  • せっかく地方移住するのだから、山奥はともかく、住宅地は避けたい
  • 別荘地などの管理地は避けたい

都会と地方の地価相場の比較

都心と比べれば、

軽井沢の地価上昇なんてかわいいもの。

というか、東京、大阪、名古屋などの

都会周辺の地価が異常に高いだけで、

地方が普通なんでしょう。

でも、都会に暮らしていると、

地方の地価相場を意外と知らないもの。

(はい、わたしも、知りませんでした。)

  • 東京都千代田区⇒1287.1万円/坪
  • 東京都港区⇒851.1万円/坪
  • 東京都三鷹市⇒162.1万円/坪
    (移住前)
  • 埼玉県川口市⇒73.3万円/坪
    (出身地)
  • 軽井沢⇒27.9万円/坪
  • 中軽井沢⇒15万円/坪
  • 信濃追分⇒7万円/坪

<suumoから引用>

地価相場がこれだけ違うことに、

当時、驚きと興奮を覚えました、わたし。

もちろん、実際の土地売買価格は、

条件次第で、相場と相当違ってくることは

理解してますけど、同じ予算で、

これほど買える土地面積が違ってくるなんて!

  • 埼玉県川口市(出身地)
    ⇒港区の10倍の広さの土地Get
  • 軽井沢追分
    ⇒川口市の10倍の広さの土地Get
    ⇒港区の100倍の広さの土地Get

物件リストづくり

紹介していただいた物件について、

物件リストもつくっていきました。

具体的な項目は以下の通りです。

  • 情報取得日
  • 場所
  • 種類
  • 費用(万円)
  • 敷地面積(坪)
  • 坪単価
  • 地目
  • 地勢
  • 建築条件等
  • 業者
  • 道路
  • 設備
  • 特徴
  • その他

物件を比較検討することで、相場、地域性、

項目毎のポイント、注意点などが

見えてきたように思います。

軽井沢移住への道 冬、2度目の軽井沢土地探し

2度目の軽井沢土地探し

2003年1月21日(火)、

不動産会社チェックリスト上位の

不動産会社H社を訪問。

前年10月、秋のはじめての土地探しの

経験を踏まえて、2度目の軽井沢土地探し。

今回も、社長さん自ら、車で、

物件を案内してもらいました。

前回が、東から物件チェックをはじめたので、

今回は、西からスタート。追分エリア中心に

したのは以下の理由でした。

  • 前回が、時間の関係で、西側の追分エリアの物件がチェックできなかった
  • 前回、定住するには、中軽井沢から西がおすすめというアドバイスをいただいていた

追分エリアの物件をできるだけ多く見て、

中軽井沢エリアまでチェック。

例年、それほど積雪のない軽井沢ですけど、

2003年冬は、かなり雪が降ったようで、

白銀の軽井沢を見てまわれました。

もちろん、物件資料もいただいてきましたよ。

冬の軽井沢土地探しの注意点

1月の軽井沢行きにもかかわらず、

ノーマルタイヤで来てしまった我が家。

今、思うと、ゾッとします。

都心育ちの方(わたしも含む)は、

冬用タイヤなんてご縁がないと思いますけど、

冬は、スタッドレスタイヤに履き替えて、

軽井沢にお越しください。天気予報が晴れでも、

寒冷地は、路面が凍結してますよ。

社長さんの貴重なアドバイス

この物件案内の際も、車中で、社長さんから

伺ったアドバイスは、その後、よい道標に

なってくれました(感謝)。

これからの土地探しへの方向性、そして、

追分への道につながる貴重な情報が

いくつもありました(感謝)。

例えば・・・

物件の出るタイミング

一般的には、1~3月と言われるが、軽井沢ではそうでもない

夏に見て、秋に決めるケースが多い 冬に見ただけで決めるのはリスクあり

追分物件情報

昭和47年以降、売買300坪以上規制の土地が多い

坪3~5万円の土地も多い

追分の道は、ほとんど町道

道情報

国道18号沿いは夜のトラック騒音注意

冬の除雪などを考えると町道沿いの物件がおすすめ

私道ならば、町認定か否かがポイント 私道でも、町認定ならば町道と同じ扱い

雪情報

例年、3月中旬にはなくなる スタッドレスは12月~3月くらい

人付き合いの濃さ

南軽井沢の一部に濃い地域もあるが 追分などでは、ほとんど濃くはない

工務店選び

倒産に注意 支払方法にも工夫が必要

外断熱・二重通気工法も請負える工務店は結構ある

買い物情報

ツルヤの品揃えはいい 佐久まで出る人も多く その点でも、追分はいい

ゴミ収集情報

ゴミ集積所(物置風)が近くにある 分別は6種類 大型ゴミは鳥井原(塵芥センター)

ネット環境

現状では、ADSLがメイン ネット環境はかなり遅れている

※これは、2003年当時の話で現時点は、問題なし

冬、2度目の土地探しを終えて

春夏秋だけでなく、冬の土地チェックもおすすめ

避暑地・軽井沢は、夏のイメージが強い

ですけど、冬は、氷点下二桁の寒冷地。

雪はそれほど降らないものの、やはり、

定住目的ならば、土地を決める前に、

冬の土地チェックもスケジュールに

入れることをおすすめしたいです。

実際、わが家も、軽井沢移住前に、

冬の土地探しを経験できたことは

本当によかったと思っています。

第2条件

2度目の軽井沢土地探しを終えて、

追分エリア周辺の物件に好感触を得ました。

チェックリスト(土地)の最優先条件となる

土地の広さ、購入価格に次ぐ、第2条件を

もっと検討していく必要を感じました。

例えば・・・

  • 接道の状況(メイン道路からの距離、幅)
  • 日照・通風のいい土地
  • 木がそこそこ残っている土地
  • 小学校からの距離
  • 浅間山の見える土地

まとめ:【体験談】軽井沢移住への道 土地探し編(1)(2)~失敗や後悔しないために知っておきたいこと

2度の軽井沢土地探しの氣づき
  • 不動産会社チェックリストは効果あり
  • 物件案内の車中での会話にこそ、貴重な情報あり
  • 土地探しの記録は動画がおすすめ
  • 土地探しに、土地チェックリスト、物件チェックリストづくりは必須
  • 春夏秋だけでなく、冬の土地チェックもおすすめ
  • 2度目以降の土地探しでは、第2条件をもっと検討
  • 【おすすめ】軽井沢移住して家づくり わたしのバイブル『「いい家」が欲しい。』

【おすすめ】軽井沢移住して家づくり わたしのバイブル

  • 2002年10月
    ⇒地元不動産会社さんを訪問し、はじめての軽井沢土地探し
  • 2003年9月
    ⇒地元不動産会社さん仲介で、軽井沢に土地を購入
  • 2003年11月
    ⇒地元の設計士さんと設計監理契約
  • 2004年2月
    ⇒地元工務店さんと建物建築請負契約
  • 2004年3月
    ⇒着工
  • 2004年9月
    ⇒完成・引渡

2003年1月、青山ブックセンターで、

この本と出会い、購入。

軽井沢に移住して家づくりしていく上で、

バイブル的存在になってくれました。

2度の軽井沢土地探しの成果

おかげさまで、2度の軽井沢土地探し、

かなり有意義なものになりました。

自分たちだけの土地巡りと比べ、

数段上の情報量でした。

結局、その後、K社・H社とはご縁は

ありませんでしたけど、とても感謝してます。

この、2度の軽井沢土地探しの後、

チェックリストを加筆修正し、

3回目以降の土地探しに備えたのでした。

軽井沢移住してから今までの経過、結果を、

このブログに発表することで、

  • 信州移住に関心がある方のために、
  • 軽井沢移住に興味のある方のために、
  • そして、自分と家族のために、

何かお役に立てればうれしいです。

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