こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなトピックスを見かけました。
軽井沢西部小は、わが家のこどもたちが
お世話になった地元の小学校。
息子が児童会長、娘が副会長、
わたしがPTA会長だったこともあるので、
思わず、トピックス記事、読んじゃいました。
西部小って、どんな小学校なの?
少子化なのに児童数が増えてるの?
今後の方針は?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●西部小学校って
●西部小のユニークポイント
●少子化の時代に児童増加傾向
●プレハブの仮設校舎
●プール解体し東教室棟新設
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
トピックスによると・・・
ウクライナの子どもに鉛筆とノートを 軽井沢町の小学生が平和学習で募金活動 目標額は40万円
軽井沢町の軽井沢西部小学校6年松組(34人)は、ロシアの侵攻を受けるウクライナの子どもたちにノートと鉛筆を6千セット送ろうと募金活動をしている。平和学習で関係者から現地の話を聞き、理解を深めてきた。3回の募金活動で計40万円を目標額に設定。2回目の募金を同町の軽井沢駅南北連絡通路で行い、児童ら25人ほどが支援を呼びかけた。
軽井沢町のレストラン料理人が考案「シェフ給食」、小中学生楽しむ フランス家庭料理にクリスマスケーキも
軽井沢町の町立4小中学校で18日、町内のレストランなどで腕を振るう料理人がメニューを考案し、調理をサポートした「シェフ給食」が提供された。本年度3回目となる今回は、世界最高峰のフランス料理コンクールに出場した経験がある「TOEDA」の戸枝忠孝さんがプロデュース。フランスで親しまれる家庭料理にクリスマスケーキも添えられ、児童たちは「おいしい」と味わった。
メニューはフランスの伝統的なグラタンやオーストリアのスープ北アフリカの主食で「クスクス」と呼ばれる小さなパスタをまぶしたサラダなど。さまざまな国の人が暮らすフランスでは多国籍な家庭料理が定着していることを踏まえて戸枝さんがメニューを作った。調理を担当したホテル「グランドエクシブ軽井沢」の佐藤信太さんは「普段は感じない香りを楽しんでほしい」と説明した。
軽井沢西部小では、児童たちが佐藤さんと一緒に給食を食べ、「初めての味」などと感想を伝えた。6年竹組の横山健さん(12)は「スープとご飯を一緒に食べたらすごくおいしかった。いつもの給食とはひと味違う」と話していた。
<信濃毎日新聞から引用>
軽井沢西部小学校って
基礎データ
- 校名
⇒軽井沢町立軽井沢西部小学校 - 住所
⇒軽井沢町大字追分1136番地 - 標高
⇒1,003メートル
西部小のユニークポイント
松組、竹組
小学校のクラス名といえば、
「1組」「2組」が定番ですけど、
西部小は、なぜか、松組、竹組・・・。
息子が入学して知ったときは驚きましたけど、
すっかり慣れてしまいました。ちなみに、
一昨年度は1年生が3クラスになり、
杉組が新設されたそうです。
標高1,003メートル
標高が高い、避暑地軽井沢なんですけど、
軽井沢の西にある西部小は最も標高が高く、
およそ1000メートル。
小学校北側には、千メートル林道が通ってます。
八風山強歩登山
八風山はすごい
西部小といえば、八風山強歩登山。
PTA会長時代も、他校の会長さんなどから、
西部小の八風山、いいな~。
すごいですね。
という声をずいぶんいただきました。
信州では、今でも、かなりハードな
マラソン大会や山登りを恒例行事に
している学校も少なくありません。
でも、安全志向から、中止や縮小傾向
なのが実情なんですよね。そんな中、
八風山強歩登山を学校行事として
続けている西部小は、いいんです。
ちなみに、八風山というのは、そうです、
上信越自動車道の渋滞情報でもおなじみ、
軽井沢IC付近の八風山トンネルの八風山です。
西部小~八風山往復26kmのマラソン大会
八風山強歩登山とは、
西部小~八風山往復26kmのマラソン大会。
ハーフマラソンよりも長い距離で、しかも、
上り坂・下り坂ばかりのハードなコースなのです。
この八風山に6年間挑んで育ったこどもたちは、
心も体も強くなります。ちなみに、
かつて、わたしも、7年間走りましたよ。
できるだけやってみよう!という自由な校風
軽井沢町内の東部小、中部小と比べると、
西部小は、いい意味で、田舎の学校。
できるだけやってみよう!という
自由な校風と、それを見守る大人たちが
多かったように思います、経験上。
コミュニティ・スクールが語られる前から、
西部小には、学校と地域の程よい連携も
ありました。
もちろん、こどもたちの安全は大事。
一方で、こどもたちには、できるだけ
多くの挑戦や体験も積んでもらいたい。
そのバランス感覚こそ肝なんでしょうね。
少子化の時代に児童増加傾向
我が家がお世話になっていた2010年代
我が家の息子や娘が通学していた頃は、
1クラス25名くらい、学年50名くらい、
松組・竹組の2クラスでしたね。
巷では、35人学級の実現検討が
ニュースになってましたけど、
西部小では、すでに少人数学級が
実現されていたのは、親としても
ありがたいな~と思ってました。
2022年度
『1年生は77人で1873年の創設以来
初めて3クラス編制』と聞いて、
軽井沢移住の子育てファミリーも
増えているんだな~と実感させられました。
とりあえず、PTAの会議などで使っていた
会議室を、1年生用教室にして、
急場をしのいだようです。
2023年度
少子化の時代にプレハブの仮設校舎ということで、
ニュースになったりしてましたね。
2023年度は、新1年生が2クラス、
昨年、3クラスだった新2年生も
2クラスになり、全学年2クラスに
戻ったようですけど、空き教室に
余裕がないのは明らかですので、
プレハブ校舎増設も仕方ないですね。
決めるのに苦労するのではと思われた、
プレハブ校舎をどの学年が使うのかについても、
毎年4年生と特別支援学級が使っていくという
結論になったようです。
今後の方針
何度目かの軽井沢移住ブームが続く中、
果たして、一時的なプレハブ校舎で済むのか、
校舎増設になるのか、注目していましたけど、
- 西部小学校区の現在の2歳児人口によると本校舎教室では足りないことを確認できた
- 現2学年生や特別支援学級も増加傾向
とのことで、結局、本校舎増築が決定。
教室棟予定地にあるプールは解体済みで、
東教室棟を新設工事中。
2026年4月からの使用予定です。
まとめ:【軽井沢】西部小学校~軽井沢っ子が通う学校をもっと知りたい
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
少子化でも児童増加
ここ数年で、西部小の児童数は、
少子化にもかかわらず、増加傾向。
軽井沢に移住する子育てファミリーも
増えてるんですね、やっぱり。
我が家も、2004年に移住してきた
子育てファミリーでしたので、
今回のニュースも、できるだけ前向きに
捉えたいと思いました。変化があれば、
プラス面もマイナス面もありますから。
マイナス面
小学校にプレハブ校舎、その後の増築工事は
正直、大変なことも多いでしょうね。
また、人が増えれば、意見の衝突も
増えるでしょうし、もしかすると、
リスクをどんどん避ける方向に進んで、
西部小のいいところ、持ち味が
消えていってしまうかもしれません。
プラス面
でも、新しい風が入ることには、
プラス面もいっぱいあるんですよね。
軽井沢移住者には、自分の家族や
ライフスタイルを大切にしたり、
地域で子育てに関心が高かったり、
行動力のある方が多いことも、
経験上、知ってます。
自分からGIVEの姿勢がある
ファミリーがますます増えて、
新しい西部小がどうなっていくか、
楽しみに見守りたいと思ってます。
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