【軽井沢】蒸留所で作られた『ウイスキー 軽井沢1960年』1本約5600万円で落札

軽井沢情報
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

で、ネット上で、

こんなニュースを見かけました。

軽井沢製ウイスキー、英で高値落札 1960年生産、1本5600万円|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
【ロンドン共同】長野県にかつてあった「軽井沢蒸留所」で作られたウイスキー「軽井沢1960年」が17日、ロンドンで競売にかけられ、30万ポンド(約5600万円)で落札された。世界的に日本製ウイスキーの人気が高まる中、生産が終了した希少品に高値...
ウイスキー「軽井沢1960年」、5600万円で落札 英国のオークション - 日本経済新聞
【ロンドン=共同】長野県にかつてあった「軽井沢蒸留所」で作られたウイスキー「軽井沢1960年」が17日、ロンドンで競売にかけられ、30万ポンド(約5600万円)で落札された。世界的に日本製ウイスキーの人気が高まる中、生産が終了した希少品に高...

軽井沢周辺にはいろいろな魅力がありますけど、

実は、かなりの酒どころでもあるんです。

わたしも、酒呑みですので、

思わず、ニュース記事、読んじゃいました。

軽井沢ウイスキーの

歴史って?

軽井沢ウイスキーって

どんな会社?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
●軽井沢ウイスキーとは
●軽井沢蒸留所の歴史
●軽井沢ウイスキー株式会社
●軽井沢蒸留酒製造株式会社

がわかります。

そこで、まずは、結論から。

  • 幻のウイスキー『軽井沢』が世界的に再評価されて価値が高騰
  • 軽井沢ウイスキー(株)が、軽井沢発地の蒸留所で、2032年の初出荷を目指す
  • 軽井沢蒸留酒製造(株)が、小諸の蒸留所で、2027年の初出荷を目指す
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ニュースによると・・・

 長野県にかつてあった「軽井沢蒸留所」で作られたウイスキー軽井沢1960年」が17日、ロンドンで競売にかけられ、30万ポンド(約5600万円)で落札された。世界的に日本製ウイスキーの人気が高まる中、生産が終了した希少品に高値がついた。・・・
 サザビーズによると、軽井沢蒸留所は2000年に生産を停止。「軽井沢1960年」は熟成期間を経て、2013年に41本が販売された。軽井沢シリーズの中で最古のウイスキーだという。
 この日は、日本初のウイスキー蒸留所の建設が開始されて今年で100周年となったのを記念し、軽井沢ブランドのウイスキー150本以上を含めた計271点が競りにかけられた。計約178万ポンド(約3億3200万円)で落札された。・・・
 昨年6月には米ニューヨークの競売で、サントリースピリッツ(現・サントリー)の「山崎55年」が60万ドル(約9千万円)で落札され、話題となった。

<日本経済新聞から引用>

軽井沢ウイスキーって

軽井沢蒸留所

軽井沢のお隣り、御代田町に存在した

ジャパニーズ・ウイスキーの蒸留所。

小型のポットスチルが4基のみという

小さな蒸留所で、度重なる吸収合併を経て、

1976年から2012年の閉鎖まで、

ウイスキー『軽井沢』を販売していました。

国産初の100%モルトウイスキーでした。

ウイスキーの製造は2000年で終了し、以降、

原酒の熟成および販売のみを行ってました。

蒸留所閉鎖後、その希少性と味わいが世界的に

再評価されて価値が高騰し、近年では

世界で最も希少性の高いウイスキーの一つ

幻のウイスキーなどと呼ばれています。

軽井沢蒸留所の歴史

  • 1955年
    ⇒大黒葡萄酒(後のオーシャン)は、ワイン製造を行っていた御代田町の軽井沢農場にウイスキー蒸留所の建設を開始
  • 1956年
    ⇒ウイスキーの生産開始
  • 1962年
    ⇒三楽酒造がオーシャンを買収(→三楽オーシャン→三楽→メルシャン)
  • 2007年
    ⇒キリングループがメルシャンを買収し、キリングループの傘下に
  • 2012年
    ⇒軽井沢蒸留所はグループ内の事業再編の対象となり、完全閉鎖

軽井沢ウイスキー株式会社

2021年、軽井沢のお隣り、佐久市にある

酒造メーカー戸塚酒造が、軽井沢でウイスキーの

製造を開始すると発表。製造に際して、

軽井沢ウイスキー株式会社を立ち上げ、

軽井沢蒸留所最後のモルトマスターである

内堀修身を顧問に、同じく軽井沢蒸留所の

ウイスキー・ディスティラーであった中里美行を

工場長として招きました。

軽井沢ウイスキー株式会社の歴史

  • 2022年12月
    ⇒軽井沢蒸留所の建設に着工
  • 2032年
    ⇒初出荷を目指す
軽井沢ウイスキー株式会社 | Karuizawa Whisky | 軽井沢町
軽井沢ウイスキー。軽井沢の地で軽井沢ウイスキーを造る。浅間山麓の澄んだ水、軽井沢の冷涼な気候は麦の生育とウイスキーの熟成に理想の環境です。Karuizawa Whiskyは江戸時代から370年続く戸塚酒造のDNAと信頼が造り出す新しい日本の...

軽井沢蒸留酒製造株式会社

2020年末、軽井沢町在住の

投資コンサルタント島岡高志が、

軽井沢蒸留酒製造株式会社を設立し、

軽井沢のお隣り、小諸市に蒸留所を

創設することを発表。

副社長兼マスターブレンダーを務めるのは、

台湾・金車グループのカバランウイスキー

マスターブレンダーを務めたイアン・チャン。

軽井沢蒸留酒製造株式会社の歴史

  • 2022年
    ⇒新蒸留所を竣工
  • 2027年
    ⇒初出荷を予定
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まとめ:【軽井沢】蒸留所で作られた『ウイスキー 軽井沢1960年』1本約5600万円で落札

  • 幻のウイスキー『軽井沢』が世界的に再評価されて価値が高騰
  • 軽井沢ウイスキー(株)が、軽井沢発地の蒸留所で、2032年の初出荷を目指す
  • 軽井沢蒸留酒製造(株)が、小諸の蒸留所で、2027年の初出荷を目指す

軽井沢ウイスキー株式会社は、

メルシャン時代の「軽井沢」の味を

復活させることを第1の目標とし、

軽井沢』の名で販売を予定しています。

一方、軽井沢蒸留酒製造株式会社は、

新しいスタイルのウイスキーを生産し、

軽井沢地域でのウイスキー造りの伝統を

継続させることを目的とし、

小諸』の名で販売を予定しています。

今から、初出荷が待ち遠しいですね。

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