こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
上田高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、
我が家では、息子がお世話になりました。
わたしも、理事を1年承りました。
そこで、ニュース記事、読んじゃいました。
上田高等学校って、
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●上田高校って、どんな学校なのか
●上田高校の受験データ
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
被災した石川県七尾高の野球部、姉妹校の上田高訪問 試合や夕食で交流深める
能登半島地震で被災した七尾高校(石川県七尾市)の野球部が4、5日、姉妹校の上田高校(上田市)を訪問し、同校野球班と練習試合や食事で交流した。上田高校野球班監督の花岡淳一教諭(57)が震災後に七尾高に連絡。グラウンドが使えず練習がままならないと聞いて招待した。
上田とは2日間に計4試合を実施した。・・・
4日夜、同班29人と七尾高野球部23人が同校食堂で夕食を共にした。・・・
<信濃毎日新聞から引用>
元々、上田には強い関心がありました。
『真田太平記』のファンだったわたしは、
息子が入学する前から、上田城や真田町などに
足を運んだりしていたからです。
軽井沢から上田まで、車で1時間くらいですね。
ちょうど息子が高校受験の頃に、
大河ドラマ『真田丸』が放送されて、
上田は賑わっていました。
上田高等学校って
基礎データ
- 校名
⇒長野県上田高等学校 - 住所
⇒上田市大手1丁目4番32号 - 最寄り駅
⇒上田駅(しなの鉄道) - 設立年月日
⇒1874年7月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科
上田高校の歴史
- 1874年(明治8)
⇒上田町旧館に第16中学区予科学校設立 - 1895年(明治28年)
⇒校舎を上田町字旧館(上田藩主居館跡、現在地)に移転 - 1901年(明治34年)
⇒南佐久郡野沢町に分校設置(現 野沢北高等学校) - 1948年(昭和23年)
⇒学制改革により長野県上田松尾高等学校(普通課程)として発足 - 1958年(昭和33年)
⇒校名を長野県上田高等学校と改称 - 2015年(平成27年)
⇒文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)校の指定 - 2016年(平成28年)
⇒台湾の国立苗栗高級中学と姉妹校提携
受験データ<2024年度(令和6年度)入試>
後期選抜
- 募集
⇒定員280名 - 志願受付期間
⇒2024年2/20~22 - 志願変更受付期間
⇒2/26~29 - 学力検査等の実施期日
⇒3/6 - 学力検査
⇒国語、数学、社会、理科、英語
(50分・100点満点×5教科) - 入学予定者の発表期日
⇒3/19
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
もっとも、上田高校は、東信エリアで
最上位の進学校で、しかも、
最寄駅からも近い立地。
募集人数(320人)はかなり大きいものの、
1倍をきる可能性は低そうです。
後期選抜
- 2019年度
<320人募集/1.10倍>
517(10月)⇒446(1月)⇒363(2月)
⇒351人(3月) - 2020年度
<320人募集/1.12倍>
481(10月)⇒412(1月)⇒365(2月)
⇒359人(3月) - 2021年度
<320人募集/1.03倍>
466(10月)⇒408(1月)⇒330(2月)
⇒328人(3月) - 2022年度
<320人募集/1.09倍>
484(10月)⇒428(1月)⇒355(2月)
⇒348人(3月) - 2023年度
<320人募集/1.04倍>
451(10月)⇒381(1月)⇒324(2月)
⇒332人(3月) - 2024年度
<320人募集/1.03倍>
434(10月)⇒383(1月)⇒327(2月)
⇒328人(3月)⇒321人(入学予定)
上田高校のユニークポイント
上田城主の屋形跡地
天正12年、真田安房守昌幸が、
上田城を構築し、その屋形を設けた地が、
現在、上田高校がある場所なのです。
真田昌幸が17年間、次いで仙石氏が85年間、
松平氏が164年間、この地に屋形を置きました。
現在、正門、堀、濠を併せて、上田市文化財に
指定されているそうです。
古城の門
上田高校のシンボル『古城の門』は、江戸期、
上田城三の丸藩主居館の表御門でした。
1789年消失後、翌年再建され、現在も
上田高校の正門として使用されています。
江戸時代に起源をもつ城や武家の門が
現存している高校は珍しく、
格式高い校門なのです。
入学式、卒業式の記念写真は、
もちろん、古城の門前で撮影されます。
上田城跡公園陸上競技場
息子は陸上班だったんですけど、
高校からすぐの上田城跡公園陸上競技場で
練習していました。ここは、かつて
上田城だった当時の「百間堀」と呼ばれた
広大な堀の跡を利用して、昭和3年に、
つくられたそうです。
まとめ:上田高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
少子化は受験生にとってチャンス
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。我が家の息子や娘が
高校受験した数年前と比べても、さらに
少子化は進んでいて、ますます、倍率が
1倍をきる高校も増えることが予想されます。
これは、受験生にとっては、チャンスとも
言えます。高校のレベルの割には、
倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に
近くなったりすることも、少なからず
見かけるからです。
受験は情報戦。新中3のみなさんも、
過去のデータと比較しながら、
倍率を味方につけることも、お忘れなく。
コメント