こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
佐総OB・OGも身近にいますし、
軽井沢っ子も、結構、通っているので、
ニュース記事、読んじゃいました。
佐久平総合技術高校って、
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●佐久平総合技術高校って、どんな学校なのか
●佐久平総合技術高校の受験データ
●佐久平総合技術高校のユニークポイント
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
佐久穂のホップで再びビール造りを 町内の製造会社、栽培に挑戦 佐久平総合技術高の生徒も協力
クラフトビール製造の八千穂ブリューイングカンパニー(佐久穂町)は、佐久平総合技術高校(佐久市)の生徒と協力し、町内で自然に繁殖したビール原料のホップを採取し、自社の畑で栽培する取り組みを始めた。同町一帯は過去にホップ栽培が盛んだったが、衰退。野生化したホップを再びビール造りに生かしたいと考え、同校に協力を依頼した。
町村合併前の「佐久町誌」によると、1960年佐久町海瀬地区を中心に佐久ホップ農協佐久町支部が発足し、ホップの作付けが始まった。一時期は「南佐久全域で耕作者35人が7町歩(約7ha)」に増やしたというが、転業や高齢化、後継者不足などで栽培農家は減少。87年には「南佐久郡からホップの作付けがなくなった」という。
同社は昨年、地元の畑でホップの採取・栽培を始めたが、うまく育たなかった。今年は、地域の高校生と一緒に取り組みたいと、農業科のある佐久平総合技術高校に打診。同校は課題研究の一環で栽培を学ぶことになり、5月17日には町内の空き地で12株のホップを初めて採取した。
2回目となる31日には、環境共生コースの3年生4人が町内の空き地で一緒に採取した。ホップを絡んだ木から外し、根を切らないよう丁寧にスコップで掘り出した。ホップは同校に持ち帰り、町内の畑に植えられる程度まで生徒が育てる。作業した高見沢敬太さん(17)は「将来、育てたホップでできたビールが飲めるようになったらうれしい」と期待していた。
<信濃毎日新聞から引用>
軽井沢及びその周辺では、地ビール、ワイン、
ウイスキー、日本酒など、ユニークな酒造りの
ニュースをよく耳にします。
地元産ホップを使った地ビールも、
確かに夢がありますね。
佐久平総合技術高等学校って
基礎データ
- 校名
⇒長野県佐久平総合技術高等学校 - 住所
⇒佐久市大字岩村田991(浅間キャンパス)
⇒佐久市臼田751(臼田キャンパス) - 最寄り駅
⇒岩村田駅(JR小海線) - 設立年月日
⇒2015年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒栽培システム科、生物サイエンス科、食品サービス科、機械システム科、電気情報科(浅間キャンパス)
⇒創造実践科(臼田キャンパス)
佐久平総合技術高校の歴史
- 1901年(明治34年)3月
⇒岩村田小学校に岩村田実業補修学校が併設される形で開校
⇒男子部(農業科・商業科)・女子部(裁縫・染色)で構成 - 1911年(明治44年)4月
⇒長野県北佐久郡立岩村田農学校に改称 - 1920年(大正9年)1月
⇒長野県北佐久農学校に改称 - 1948年(昭和23年)4月
⇒長野県北佐久農業高等学校となる(学制改革) - 1963年(昭和38年)4月
⇒教育課程を改訂、全日制の農業科・畜産科・食品加工科・生活科と、定時制の農業科・生活科を置く - 2004年(平成16年)4月
⇒教育課程を改訂、全日制の栽培システム科・生物サイエンス科・食品サービス科を置く - 2009年(平成21年)6月
⇒北佐久農業高校・岩村田高校・臼田高校の3校による総合技術高校新設に向けた研究協議を始める - 2010年(平成22年)10月
⇒教育委員会定例会で3校の統合実施計画を策定 - 2015年(平成27年)3月
⇒北佐久農業高校閉校式 - 2015年(平成27年)4月
⇒佐久平総合技術高等学校開校
受験データ<2024年度(令和6年度)入試>
前期選抜
- 募集
⇒定員140名 - 志願受付期間
⇒2024年1/25~29 - 面接等の検査期日
⇒2/1 - 合格者の発表期日
⇒2/9 - 入学確約書の提出期限
⇒2/15
後期選抜
- 募集
⇒定員140名 - 志願受付期間
⇒2024年2/20~22 - 志願変更受付期間
⇒2/26~29 - 学力検査等の実施期日
⇒3/6 - 学力検査
⇒国語、数学、社会、理科、英語
(50分・100点満点×5教科) - 入学予定者の発表期日
⇒3/19
倍率の推移
2015年、3校統合して開校した高校。
少子化の影響か、倍率が1倍をきる年が
増えてきました。
佐久平総合技術(電気情報)
前期選抜
- 2019年度
<20人募集/1.40倍>
29(10月)⇒28(1月)
⇒28人(2月) - 2020年度
<20人募集/1.35倍>
18(10月)⇒22(1月)
⇒27人(2月) - 2021年度
<20人募集/1.45倍>
22(10月)⇒24(1月)
⇒29人(2月) - 2022年度
<20人募集/1.30倍>
16(10月)⇒18(1月)
⇒26人(2月) - 2023年度
<20人募集/1.15倍>
12(10月)⇒21(1月)
⇒23人(2月) - 2024年度
<20人募集/1.10倍>
19(10月)⇒21(1月)
⇒22人(2月)⇒20人(合格)
後期選抜
- 2019年度
<20人募集/0.70倍>
31(10月)⇒32(1月)⇒12(2月)
⇒14人(3月) - 2020年度
<20人募集/1.05倍>
28(10月)⇒28(1月)⇒21(2月)
⇒21人(3月) - 2021年度
<20人募集/1.00倍>
32(10月)⇒28(1月)⇒20(2月)
⇒20人(3月) - 2022年度
<20人募集/0.90倍>
26(10月)⇒27(1月)⇒19(2月)
⇒18人(3月) - 2023年度
<20人募集/0.55倍>
20(10月)⇒26(1月)⇒12(2月)
⇒11人(3月) - 2024年度
<20人募集/0.75倍>
28(10月)⇒28(1月)⇒15(2月)
⇒15人(3月)⇒15人(入学予定)
佐久平総合技術(機械システム)
前期選抜
- 2019年度
<20人募集/1.30倍>
36(10月)⇒36(1月)
⇒26人(2月) - 2020年度
<20人募集/1.25倍>
43(10月)⇒30(1月)
⇒25人(2月) - 2021年度
<20人募集/1.25倍>
28(10月)⇒27(1月)
⇒25人(2月) - 2022年度
<20人募集/1.25倍>
22(10月)⇒29(1月)
⇒25人(2月) - 2023年度
<20人募集/0.90倍>
32(10月)⇒27(1月)
⇒18人(2月) - 2024年度
<20人募集/1.10倍>
22(10月)⇒22(1月)
⇒22人(2月)⇒20人(合格)
後期選抜
- 2019年度
<20人募集/0.70倍>
47(10月)⇒44(1月)⇒12(2月)
⇒14人(3月) - 2020年度
<20人募集/0.50倍>
50(10月)⇒40(1月)⇒7(2月)
⇒10人(3月) - 2021年度
<20人募集/0.55倍>
39(10月)⇒30(1月)⇒8(2月)
⇒11人(3月) - 2022年度
<20人募集/0.50倍>
31(10月)⇒33(1月)⇒8(2月)
⇒10人(3月) - 2023年度
<22人募集/0.50倍>
42(10月)⇒34(1月)⇒11(2月)
⇒11人(3月) - 2024年度
<20人募集/0.45倍>
25(10月)⇒25(1月)⇒10(2月)
⇒9人(3月)⇒9人(入学予定)
佐久平総合技術(創造実践)
前期選抜
- 2019年度
<40人募集/1.23倍>
32(10月)⇒42(1月)
⇒49人(2月) - 2020年度
<40人募集/0.88倍>
23(10月)⇒27(1月)
⇒35人(2月) - 2021年度
<40人募集/1.33倍>
36(10月)⇒45(1月)
⇒53人(2月) - 2022年度
<40人募集/1.18倍>
31(10月)⇒43(1月)
⇒47人(2月) - 2023年度
<40人募集/1.23倍>
30(10月)⇒50(1月)
⇒49人(2月) - 2024年度
<40人募集/0.70倍>
29(10月)⇒30(1月)
⇒28人(2月)⇒27人(合格)
後期選抜
- 2019年度
<40人募集/1.00倍>
45(10月)⇒56(1月)⇒38(2月)
⇒40人(3月) - 2020年度
<49人募集/0.92倍>
32(10月)⇒44(1月)⇒39(2月)
⇒45人(3月) - 2021年度
<40人募集/0.78倍>
53(10月)⇒58(1月)⇒31(2月)
⇒31人(3月) - 2022年度
<40人募集/0.80倍>
40(10月)⇒51(1月)⇒28(2月)
⇒33人(3月) - 2023年度
<40人募集/0.98倍>
47(10月)⇒66(1月)⇒37(2月)
⇒39人(3月) - 2024年度
<53人募集/0.38倍>
42(10月)⇒42(1月)⇒20(2月)
⇒20人(3月)⇒20人(入学予定)
佐久平総合技術(農業)
前期選抜
- 2019年度
<60人募集/1.87倍>
95(10月)⇒107(1月)
⇒112人(2月) - 2020年度
<60人募集/1.63倍>
72(10月)⇒91(1月)
⇒98人(2月) - 2021年度
<60人募集/1.37倍>
85(10月)⇒90(1月)
⇒82人(2月) - 2022年度
<60人募集/1.68倍>
97(10月)⇒105(1月)
⇒101人(2月) - 2023年度
<60人募集/1.48倍>
102(10月)⇒99(1月)
⇒89人(2月) - 2024年度
<60人募集/1.45倍>
81(10月)⇒90(1月)
⇒87人(2月)⇒60人(合格)
後期選抜
- 2019年度
<60人募集/1.17倍>
131(10月)⇒135(1月)⇒69(2月)
⇒70人(3月) - 2020年度
<60人募集/1.12倍>
108(10月)⇒125(1月)⇒76(2月)
⇒67人(3月) - 2021年度
<60人募集/0.95倍>
117(10月)⇒114(1月)⇒58(2月)
⇒57人(3月) - 2022年度
<60人募集/0.98倍>
123(10月)⇒120(1月)⇒56(2月)
⇒59人(3月) - 2023年度
<60人募集/0.92倍>
130(10月)⇒126(1月)⇒53(2月)
⇒55人(3月) - 2024年度
<60人募集/1.03倍>
124(10月)⇒128(1月)⇒63(2月)
⇒62人(3月)⇒60人(入学予定)
佐久平総合技術高校のユニークポイント
3校の統合
地域の要請に応え、地域産業と
佐久平の明日を担う人材を育成するため、
2015年(平成27年)4月、
北佐久農業高等学校、臼田高等学校、
岩村田高等学校工業科を再編統合し、
産業教育及びキャリア教育の拠点に
ふさわしい学科を設置した
佐久平総合技術高校が誕生しました。
2つのキャンパス
浅間キャンパス
浅間キャンパスは、
JR北陸新幹線佐久平駅から徒歩12分、
JR小海線岩村田駅から徒歩8分、
上信越道佐久ICから車で5分という
交通の便の良さに加え、北に雄大な浅間山を
望む好立地な場所です。
浅間キャンパスの校舎が建つ場所は、
枇杷坂とも呼ばれ、明治41年(1908年)
10月の校舎落成から今日まで、
100年以上も校地・実習地として
利用されてきました。
浅間キャンパスから北に約2km、
県内の高校で唯一乳牛を飼育し、
搾乳宿泊実習できる施設
菱池農場があります。
臼田キャンパス
108年の長い歴史を刻んだ臼田高等学校が、
佐久平総合技術高等学校臼田キャンパス
創造実践科として生まれ変わりました。
創造実践科では、臼田高校時代の
グリーンライフ科を受け継ぐ「生物環境系列」、
デザイン科を受け継ぐ「デザイン系列」、
そして、かつてあった看護科の流れをくむ
「文理医療系列」の3系列があり、
それぞれ特色ある授業を行っています。
設置学科
6学科で学べる10コース+3系列もあります。
まとめ:佐久平総合技術高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
佐久平総合技術高校のこれから
佐久平総合技術高校は、
北佐久農業高等学校、臼田高等学校、
岩村田高等学校工業科を再編統合して、
2015年(平成27年)4月開校。
佐総高浅間キャンパスが北佐久農業高校
だったのをよく覚えてますし、
娘がお世話になった岩村田高校が
普通科のみになってから、
まだ10年程しか経ってないんですね。
専門性の高い佐総高の今後が楽しみです。
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