こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。

野沢南高等学校は、軽井沢っ子も通っているので、
思わず、ニュース記事、読んじゃいました。

野沢南高等学校って
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●野沢南高校って、どんな学校なのか
●野沢南高校の受験データ
●野沢南高校のユニークポイント
●野沢北高校と野沢南高校の再編統合
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・

野沢南高生、探究学習の成果発表 商店街のにぎわい創出や動物保護など
野沢南高校(佐久市)1、2年生は18日、総合的な探究の時間に調べたことを佐久平交流センター(同)で発表した。より深い学びや来年度の学習につなげる狙い。13の個人や団体計約25人が、地元商店街のにぎわい創出や動物保護などについて報告した。
2年の荻原澪さん(17)と吉村茉凛(まりん)さん(17)は中込商店街が活性化する方策について発表。商業施設が多いJR佐久平駅周辺に人が流れてしまっていることを指摘した上で、商店街の中央グリーンモールが有効活用されていないとし「地域の人たちとの交流や音楽イベントを開催して盛り上げたい」と話した。
2年の古岩井那奈さん(17)と由井小雪さん(17)は野良猫に不妊去勢手術をして繁殖を抑える「地域猫活動」について紹介し、「地域で野良猫を管理することで、猫にも人にも良い暮らしになる」と説明。保護される動物を減らすことが大切だとして「動物に関する正しい知識をつけることが大切」と強調した。
会場にいる生徒からの質疑応答や、佐久大(佐久市)人間福祉学部の高松誠准教授らから助言を受ける時間もあった。
<信濃毎日新聞から引用>
野沢南高等学校って

基礎データ
- 校名
⇒長野県野沢南高等学校 - 住所
⇒佐久市原86-1 - 最寄り駅
⇒中込駅(JR小海線) - 設立年月日
⇒1911年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科
野沢南高校の歴史
- 1911年(明治44年)4月
⇒長野県町立野沢実科高等女学校として開校 野沢小学校に併設開設 - 1918年(大正7年)3月
⇒郡立に移管し、長野県郡立野沢高等女学校に改称 - 1920年(大正9年)4月
⇒長野県南佐久高等女学校に改称 - 1922年(大正11年)4月
⇒県立に移管 - 1925年(大正14年)4月
⇒長野県野沢高等女学校に改称 - 1948年(昭和23年)4月
⇒学制改革により、長野県野沢南高等学校と改名 - 1975年(昭和50年)4月
⇒男女共学施行 - 2003年(平成15年)4月
⇒私服化スタート
受験データ<2025年度(令和7年度)入試>
後期選抜
- 募集
⇒定員160名 - 志願受付期間
⇒2025年2/26~28 - 志願変更受付期間
⇒3/3~5 - 学力検査等の実施期日
⇒3/11 - 面接等の実施期日
⇒3/11~12 - 入学予定者の発表期日
⇒3/21
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
最寄駅から遠いという立地の問題と、
野沢北との合併が進行中であることが
マイナス要因になっているのか、
ここ数年、倍率が1倍をきる年もあります。
野沢南(普通)
後期選抜
- 2019年度
<200人募集/1.05倍>
188(10月)⇒205(1月)⇒216(2月)
⇒209人(3月) - 2020年度
<200人募集/0.98倍>
189(10月)⇒183(1月)⇒197(2月)
⇒196人(3月) - 2021年度
<200人募集/0.91倍>
162(10月)⇒164(1月)⇒183(2月)
⇒182人(3月) - 2022年度
<200人募集/1.06倍>
173(10月)⇒190(1月)⇒215(2月)
⇒212人(3月) - 2023年度
<200人募集/0.98倍>
143(10月)⇒140(1月)⇒188(2月)
⇒196人(3月) - 2024年度
<160人募集/1.04倍>
136(10月)⇒134(1月)⇒156(2月)
⇒166人(3月) - 2025年度
<160人募集/1.11倍>
165(10月)⇒156(1月)⇒185(2月)
⇒177人(3月)
野沢南高校のユニークポイント

野南(のみなみ)
地域の高校には、よく略称がありますよね。
例えば、軽井沢高校ならば軽高(かるこう)。
岩村田高校は岩高(がんこう)。
野沢南高校は、野南(のみなみ)と
呼ばれています。
野沢北高校と野沢南高校の再編統合
2020年3月、長野県の少子高齢化に伴う
県立高等学校再編計画により
野沢北高等学校と再編統合されることが決定。
両校は長野県教育委員会の再編計画により、
2029年以降、新校となります。
近年、倍率1倍をきる年も多いのですが、
その原因は、少子化だけでなく、
最寄駅の中込駅から徒歩約25分という
立地に問題があるのは明らか。
というわけで、佐久新校がどこにできるのか
結構、注目してみてきたんですけど、
結局は、野北の現在地に決まったとのこと。
この決断が、果たして、10年後
どう評価されるか・・・?









まとめ:野沢南高等学校 探究学習の成果発表

野沢南高校は佐久エリアの公立進学校
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。
野沢南高校も、野沢北高校と再編統合され、
2029年以降、佐久新校(仮称)として
開校の予定です。どんな学校になっていくのか
見守っていきたいですね。
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
プロの力も活用することをおすすめします。


少子化は受験生にとってチャンス
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。我が家の息子や娘が
高校受験した数年前と比べても、さらに
少子化は進んでいて、ますます、倍率が
1倍をきる高校も増えることが予想されます。
これは、受験生にとっては、チャンスとも
言えます。高校のレベルの割には、
倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に
近くなったりすることも、少なからず
見かけるからです。
受験は情報戦。中3のみなさんも、
過去のデータと比較しながら、
倍率を味方につけることも、お忘れなく。
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