こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
東京在住の頃、
ネットベンチャー行政書士として開業。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
我が家が、軽井沢移住に向けて
動き出したのが2002年。
土地探しと同時に、
工務店探しもはじめていたのでした。
そして、いよいよ、2003年6月27日、
はじめて、軽井沢周辺の工務店を訪問して
みましたよ。
軽井沢への移住に興味があるんだけど
地の利もないのに、どうやって
軽井沢周辺の工務店を選んだの?
はじめて訪問した工務店は
どうでしたか?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●なぜ地元(軽井沢周辺)の工務店に依頼したかったのか
●地元工務店のリストアップの仕方
●はじめての工務店訪問
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
軽井沢移住への道 はじめての工務店選び
地元の工務店がいい
我が家が、軽井沢移住に向けて動き出したのが
2002年。土地探しと同時に、
工務店探しもはじめていました。
最初は、ネット上や書籍で、工務店情報を収集し、
大まかなイメージ作りをしていました。
もっとも、当時は、ネット上の物件情報が
まだまだの時代ではありましたけど・・・。
情報収集の結果、2002年当初から抱いていた
イメージは、以下のようなものでした。
なぜ、地元の工務店に依頼という方針に
至ったのか・・・?例えば、
ハウスメーカーに施工を依頼したとしても、
結局、実際に施工を担当するのは、
下請け・孫請けの工務店なのだという実情を
知ったからです。そういうことならば、
地元で信頼と実績があり、施工後も長く親しく
お付き合いのできる工務店を選びたい
と考えたのでした。
初体験の不安
とはいえ、移住して、家づくりするために、
工務店を訪ねるのは、初体験。
住まいのある東京ではなく、地の利も全くない
軽井沢周辺の工務店との交渉には、
正直、不安だらけでした。
という方針はあっても、具体的に、どの工務店が、
この条件を充たしているのかは、???でした。
工法に着目してみた
さて、どの工務店からアタックを
開始するか・・・?ちょっと視点を変えて、
工務店を選ぶのではなく、自分たちが欲しい
家づくりの工法に着眼してみました。
当時、書籍、雑誌、ネット情報など、いろいろと
研究した結果、ソーラーサーキット工法に
辿り着きました。
この工法は、『いい家』をつくるために、
通常よりも手間がかかり、施工側としても、
より時間と労力をかける必要に迫られます。
施工の基本部分でコストもかかる工法なので、
他社と相見積になった場合、価格のみの競争は
難しいだろうと予想できました。
だからこそ、哲学と信頼と実績が必須となる
のではないかと推察したのでした。
まとめると、
家づくりに、時間も、労力も、コストもかかる工法を、わざわざ採用している工務店
=哲学と信頼と実績がある工務店
≒地元で信頼と実績があり、施工後も長く親しくお付き合いのできる工務店
と考えてみたのでした。
業界人(友人)からの優良情報も有効活用
持つべきものは友
移住前の東京時代、わたしは、高校同級生や
士業などのSalonを主宰。定期的に
オフ会も企画してました。そんな場で、
自分自身の移住ネタもオープンにし、
何か困ったことがあったら協力して
もらえるように話していました(お互いに)。
で、その中に、家づくりの関連業界に
勤めている友人がいたのです。
業界人(友人)からの優良情報
そこで、彼に、率直に、いろいろ相談させて
もらい、アドバイスをいただきました(感謝)。
軽井沢周辺の優良ビルダー(工務店)のデータは、入手できると思う
設計と施工は、工務店に一括にした方が、メンテを考えるとおすすめだね
工務店選びの条件や優先順位を伝えると、後日、
彼は、軽井沢周辺の優良ビルダー(工務店)の
データを返信してくれました(感謝)。
- (有)X工務店<軽井沢町>
- (株)Y<佐久市>
- Z(株)<佐久市>
実際には、その工務店の実績や長所など、
詳細情報も添えてもらえたので、
貴重な判断材料になったのでした(感謝)。
最後に、業界人として、こんなアドバイスも
いただきました。
家は、一生ものなので、一生付き合っていけるビルダー様を選択してください
実績や工法も重要ですが、やはり、社長の人柄、会社の確実性を最優先したほうがよいと思います
今回紹介したビルダー様は、佐久営業所の方から紹介していただきました。じっくりと話を聞いてもらうとよいと思います
『持つべきものは友』と言いますけど、
本当にお世話になりました。彼とは、今でも、
付き合いがありますけど、我が家の工務店選びで、
まさにキーパーソンの一人となってくれました。
あらためて、『ありがとうね!』
工務店チェックリストづくりもおすすめ
工務店チェックリスト
不動産会社選びのときと同様、ネット上で
得られた情報を基に、工務店チェックリストも
つくってみることにしました。
判定基準を決め、それぞれをポイント化し、
最終的に足し算して、上位の工務店から
巡っていこうという戦略に出たわけです。
軽井沢移住への道 はじめての工務店訪問
2003年6月27日(金)、
工務店チェックリスト上位の
中島木材株式会社をはじめて訪問。
この会社は、軽井沢のお隣り佐久市にある
工務店。我が家が着目していた工法、
ソーラーサーキット工法で家づくりを
していた(当時)ので、最初に、
アタックしてみたのでした。
しかも、お話を伺えるだけでなく、
『住み心地体感ハウス』という
モデルルームまで体験できるということで
足を運んでみたわけです。
会社のすぐ近くにあるモデルルームを、
早速、ご案内いただいた後、
軽井沢での家づくりについて、
アドバイスや貴重な情報もいただきました。
例えば・・・
暖房は、薪ストーブ(全部で100万円程度)を使うとしても、蓄熱式(電気)暖房(地下設置)を活用することがおすすめです
換気システムには1種(完全換気)、3種(排気)がありますけど、
3種の方がベターか
夜間温水システムもおすすめです
ソーラーサーキット工法では、地窓が4~6ヶ所くらいつきますけど、梅雨明けからお盆前まで開ける程度で、実際にはそれほど開け閉めはしません
坪単価は、75~80万円程度で考えておくと満足のいく家が建ちます
設計士は、社内にもおりますし、紹介もできます
軽井沢での最短のスケジューリングは・・・
不動産購入⇒夏の建築禁止期間に設計積め⇒年内に基礎完成
まとめ:【体験談】軽井沢移住への道 はじめての工務店訪問~失敗や後悔しないために知っておきたいこと
【おすすめ】軽井沢移住して家づくり わたしのバイブル
- 2002年10月
⇒地元不動産会社さんを訪問し、はじめての軽井沢土地探し - 2003年9月
⇒地元不動産会社さん仲介で、軽井沢に土地を購入 - 2003年11月
⇒地元の設計士さんと設計監理契約 - 2004年2月
⇒地元工務店さんと建物建築請負契約 - 2004年3月
⇒着工 - 2004年9月
⇒完成・引渡
2003年1月、青山ブックセンターで、
この本と出会い、購入。
軽井沢に移住して家づくりしていく上で、
バイブル的存在になってくれました。
住み心地いい家を建てたい
軽井沢は、標高1000mで、寒冷地。
夏は、霧立ち込めて湿気が多く、
冬は、厳しい寒さが長~く続きます。
そんな軽井沢で、住み心地いい家を
建てられたら最幸なのです。
工法に着目し、それを扱っている
地元(軽井沢周辺)工務店のリストアップは
予想以上に、効果ありでした。
結局、我が家がアタックした工務店は、
このリストの中の1社。おかげさまで、
いい工務店と出会うことができたと思ってます。
軽井沢移住してから今までの経過、結果を、
このブログに発表することで、
- 信州移住に関心がある方のために、
- 軽井沢移住に興味のある方のために、
- そして、自分と家族のために、
何かお役に立てればうれしいです。
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