こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
小諸商業高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、
こどもたちの友人にもOBが何人かいるので、
思わず、ニュース記事、読んじゃいました。
小諸商業高等学校って、
どんな学校なの?
小諸・小諸商業を統合して
小諸義塾高校になるの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●小諸商業高校って、どんな学校なのか
●小諸商業高校の受験データ
●小諸商業高校のユニークポイント
●小諸義塾と小諸義塾高校の歴史上のご縁
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
2026年の4月に、小諸高校と小諸商業高校が統合され、新たな高校が開校するのを前に、地元の人たちへの説明会が、7日開かれました。
統合されて新たに設立される高校は、小諸商業高校の校舎などを活用し、名称を「小諸義塾高校」とする方針であることことなどが発表されました。
現在、県内の高校で小諸高校だけにある音楽科を存続させるのに伴って、高校の敷地内に新たに音楽ホールを建設することも説明されました。
県教育委員会では、少子化による生徒数の減少などに対応するため、高校の統合などを進めて、2030年の3月までに新たに14の高校の開校を計画しているということです。
<NHK 信州 NEWS WEBから引用>
小諸商業高等学校って
基礎データ
- 校名
⇒長野県小諸商業高等学校 - 住所
⇒小諸市田町3丁目1番1号 - 最寄り駅
⇒小諸駅(JR小海線、しなの鉄道) - 設立年月日
⇒1906年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒商業科
小諸商業高校の歴史
- 1906年(明治39年)
⇒小諸町立小諸商工学校として開校
⇒商業部、女子技芸部を設置
⇒校舎は同年に閉校した小諸義塾の建物を引き継いだ - 1911年(明治44年)
⇒北佐久郡小諸商工学校に改称 - 1920年(大正9年)
⇒長野県小諸商業学校に改称 - 1938年(昭和13年)
⇒小諸商業夜間学校が開校 - 1940年(昭和15年)
⇒長野県小諸夜間商業学校に改称 - 1942年(昭和17年)
⇒長野県小諸商業学校第二本科に改称 - 1948年(昭和23年)
⇒学制改革により、長野県小諸実業高等学校となる - 1955年(昭和30年)
⇒長野県小諸商業高等学校に改称 - 1999年(平成11年)
⇒会計システム科を設置
受験データ<2024年度(令和6年度)入試>
前期選抜
- 募集
⇒定員60名 - 志願受付期間
⇒2024年1/25~29 - 面接等の検査期日
⇒2/1 - 合格者の発表期日
⇒2/9 - 入学確約書の提出期限
⇒2/15
後期選抜
- 募集
⇒定員60名 - 志願受付期間
⇒2024年2/20~22 - 志願変更受付期間
⇒2/26~29 - 学力検査等の実施期日
⇒3/6 - 学力検査
⇒国語、数学、社会、理科、英語
(50分・100点満点×5教科) - 入学予定者の発表期日
⇒3/19
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
小諸商業高校は、小諸高校との合併が進行中で
あることがマイナス要因になっているのか、
ここ数年、倍率が下降傾向で、
後期選抜は、倍率が1倍をきっています。
小諸商業(商業・会計システム)
前期選抜
- 2019年度
<80人募集/1.76倍>
132(10月)⇒147(1月)
⇒141人(2月) - 2020年度
<80人募集/1.63倍>
116(10月)⇒133(1月)
⇒130人(2月) - 2021年度
<80人募集/1.35倍>
133(10月)⇒118(1月)
⇒108人(2月) - 2022年度
<80人募集/1.10倍>
75(10月)⇒97(1月)
⇒88人(2月) - 2023年度
<80人募集/1.60倍>
105(10月)⇒98(1月)
⇒96人(2月) - 2024年度
<60人募集/1.38倍>
82(10月)⇒86(1月)
⇒83人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<80人募集/1.10倍>
160(10月)⇒169(1月)⇒110(2月)
⇒88人(3月) - 2020年度
<80人募集/1.00倍>
145(10月)⇒169(1月)⇒80(2月)
⇒80人(3月) - 2021年度
<80人募集/0.66倍>
150(10月)⇒140(1月)⇒50(2月)
⇒53人(3月) - 2022年度
<80人募集/0.59倍>
108(10月)⇒117(1月)⇒42(2月)
⇒47人(3月) - 2023年度
<80人募集/0.87倍>
120(10月)⇒122(1月)⇒50(2月)
⇒52人(3月) - 2024年度
<60人募集/ ? 倍>
101(10月)⇒105(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
小諸商業高校のユニークポイント
東信地区唯一の商業高校
●模擬株式会社スマイル小商店街
⇒販売実習とキッズワークを中心とした実践
●小高連携事業
⇒商売の楽しさ、商業の重要性を
小学生とともに学び合う事業
●企業連携事業
⇒佐久平総合技術高校と高校の垣根を越えた
酒造りや、千曲川ワインバレー特区に指定された
小諸市のワイン造りなど地域産業を学ぶ事業
●デュアル実習
⇒年間15回におよぶ企業との同時並行的な学び
●ビジネス探求プログラム
⇒多様で複雑な経済社会の中で、自分の考えを
しっかり持ち、自分の言葉で表現できる人財を
育成するための教科横断型の課題解決型学習
小諸義塾
小諸義塾って
小諸義塾は、明治期、小諸にあった私塾。
高等小学校を卒業した青年の勉学の場の
必要性を痛感した佐久地方の代議士早川権弥が
木村熊二を小諸に招いて、
1893年(明治26年)に開校。
内村鑑三らが講演会を開き、
島崎藤村が、6年間、英語・国語の
教鞭をとったりしました。
1906年(明治39年)、財政難により閉校。
校舎は、小諸町立小諸商工学校
(現小諸高校及び小諸商業高校)に
転用されました。
小諸義塾高校
小諸市の小諸高校と小諸商業高校を統合し、2026年4月に開校する新校名を「小諸義塾高校」とする最終案を新校再編実施計画懇話会で決定したと一日、県教委が発表した。
<信州毎日新聞から引用>
小諸義塾高校の応募理由には
両校は小諸義塾の流れをくみ、つながりが深く歴史と文化の香りがある
市民にとって親しまれている校名
などが挙げられていたそうです。
『義塾』と聞くと、慶應義塾を
連想してしまいますけど、
小諸には、こんな歴史上のご縁が
あったんですね。
まとめ:小諸商業高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。
小諸商業高も、小諸高校と再編統合され、
2026年度開校の予定です。
普通科、商業科、音楽科をもつ
小諸義塾高校がどんな学校になっていくのか
見守っていきたいですね。
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
プロの力も活用することをおすすめします。
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