こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
小諸高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、
わたしが親しくしてもらっている追分人にも
OBが何人かいらっしゃるので、
思わず、ニュース記事、読んじゃいました。
小諸高等学校って、
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●小諸高校って、どんな学校なのか
●小諸高校の受験データ
●小諸高校のユニークポイント
●小諸義塾と小諸義塾高校の歴史上のご縁
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
長野県小諸市の小諸高校と小諸商業高校を再編統合し2026年度開校予定の新校の名称について、県教委は21日、9月から1カ月間の公募に211件(実数119)の応募があり、うち「小諸義塾高校」が最多の66件だったと明らかにした。
<信濃毎日新聞から引用>
小諸市の小諸高校と小諸商業高校を統合し、2026年4月に開校する新校名を「小諸義塾高校」とする最終案を新校再編実施計画懇話会で決定したと一日、県教委が発表した。
<信濃毎日新聞から引用>
小諸高等学校って
基礎データ
- 校名
⇒長野県小諸高等学校 - 住所
⇒小諸市甲大畑4081の4 - 最寄り駅
⇒小諸駅(JR小海線、しなの鉄道) - 設立年月日
⇒1906年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科、音楽科
小諸高校の歴史
- 明治39年(1906年)
⇒小諸町立小諸商工学校として開校
商業部、女子技芸部を設置
校舎は同年に閉校した小諸義塾の建物を引き継いだ - 大正8年(1919年)
⇒小諸町立小諸実科高等女学校が開校 - 大正11年(1922年)
⇒小諸町立小諸高等女学校と改称 - 昭和元年(1926年)
⇒長野県小諸高等女学校と改称 - 昭和23年(1948年)
⇒学制改革により、長野県小諸高等女学校が長野県小諸高等学校となる
男女共学 - 昭和31年(1957年)
⇒女子校となる - 昭和49年(1974年)
⇒男女共学再開 - 平成7年(1995年)
⇒音楽科を開設
受験データ<令和5年度入試>
後期選抜(普通)
- 募集
⇒定員112名 - 志願受付期間
⇒令和5年2/20~22 - 志願変更受付期間
⇒令和5年2/24~3/1 - 学力検査等の実施期日
⇒令和5年3/7 - 学力検査
⇒国語、数学、社会、理科、英語
(50分・100点満点×5教科) - 入学予定者の発表期日
⇒令和5年3/17
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
小諸高校は、最寄駅から遠いという立地の問題と、
小諸商業との合併が進行中であることが
マイナス要因になっているのか、
後期選抜では、ここ数年、
倍率が1倍をきる年が続いてます。
今年度も、やはり、ですね。
小諸(普通)
前期選抜
- 2019年度
<48人募集/1.88倍>
112(10月)⇒105(1月)
⇒90人(2月) - 2020年度
<48人募集/1.52倍>
94(10月)⇒83(1月)
⇒73人(2月) - 2021年度
<48人募集/1.85倍>
58(10月)⇒94(1月)
⇒89人(2月) - 2022年度
<48人募集/1.38倍>
84(10月)⇒74(1月)
⇒66人(2月) - 2023年度
<48人募集/1.50倍>
78(10月)⇒381(1月)
⇒72人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<112人募集/0.96倍>
174(10月)⇒155(1月)⇒92(2月)
⇒107人(3月) - 2020年度
<112人募集/0.81倍>
130(10月)⇒127(1月)⇒90(2月)
⇒91人(3月) - 2021年度
<112人募集/0.87倍>
95(10月)⇒136(1月)⇒99(2月)
⇒97人(3月) - 2022年度
<112人募集/0.71倍>
122(10月)⇒110(1月)⇒77(2月)
⇒80人(3月) - 2023年度
<112人募集/0.67倍>
85(10月)⇒99(1月)⇒77(2月)
⇒75人(3月)
小諸(音楽)
前期選抜
- 2019年度
<36人募集/0.86倍>
41(10月)⇒37(1月)
⇒31人(2月) - 2020年度
<36人募集/0.69倍>
25(10月)⇒26(1月)
⇒25人(2月) - 2021年度
<36人募集/0.75倍>
27(10月)⇒26(1月)
⇒27人(2月) - 2022年度
<36人募集/0.44倍>
15(10月)⇒17(1月)
⇒16人(2月) - 2023年度
<36人募集/0.69倍>
32(10月)⇒26(1月)
⇒25人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<13人募集/0.15倍>
31(10月)⇒30(1月)⇒2(2月)
⇒2人(3月) - 2020年度
<17人募集/0.12倍>
23(10月)⇒26(1月)⇒2(2月)
⇒2人(3月) - 2021年度
<17人募集/0.12倍>
21(10月)⇒21(1月)⇒2(2月)
⇒2人(3月) - 2022年度
<4人募集/0.04倍>
15(10月)⇒13(1月)⇒1(2月)
⇒1人(3月) - 2023年度
<4人募集/0.06倍>
28(10月)⇒21(1月)⇒1(2月)
⇒1人(3月)
小諸高校のユニークポイント
坂の街 小諸
軽井沢も坂は多いですけど、
小諸も、かなりの坂の街。
小諸駅から小諸高校まで、かなりの上り坂。
スクールバスがあるようです。
長野県唯一の音楽科
各学年1クラス、長野県唯一の音楽科があります。
音楽棟には、スタインウェイD-274を含め、
グランドピアノが48台配備。60人規模の
オーケストラ編成に必要な楽器をすべて配備。
音楽ホール・スタジオ等。
小諸義塾
小諸義塾って
小諸義塾は、明治期、小諸にあった私塾。
高等小学校を卒業した青年の勉学の場の
必要性を痛感した佐久地方の代議士早川権弥が
木村熊二を小諸に招いて、
1893年(明治26年)に開校。
内村鑑三らが講演会を開き、
島崎藤村が、6年間、英語・国語の
教鞭をとったりしました。
1906年(明治39年)、財政難により閉校。
校舎は、小諸町立小諸商工学校
(現小諸高校及び小諸商業高校)に
転用されました。
小諸義塾高校
小諸市の小諸高校と小諸商業高校を統合し、2026年4月に開校する新校名を「小諸義塾高校」とする最終案を新校再編実施計画懇話会で決定したと一日、県教委が発表した。
<信濃毎日新聞から引用>
小諸義塾高校の応募理由には
両校は小諸義塾の流れをくみ、つながりが深く歴史と文化の香りがある
市民にとって親しまれている校名
などが挙げられていたそうです。
『義塾』と聞くと、慶應義塾を
連想してしまいますけど、
小諸には、こんな歴史上のご縁が
あったんですね。
まとめ:小諸高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
少子化は受験生にとってチャンス
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。我が家の息子や娘が
高校受験した数年前と比べても、さらに
少子化は進んでいて、ますます、倍率が
1倍をきる高校も増えることが予想されます。
これは、受験生にとっては、チャンスとも
言えます。高校のレベルの割には、
倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に
近くなったりすることも、少なからず
見かけるからです。
受験は情報戦。新中3のみなさんも、
過去のデータと比較しながら、
倍率を味方につけることも、お忘れなく。
小諸高校も、小諸商業高校と再編統合され、
2026年度開校の予定です。
普通科、商業科、音楽科をもつ
小諸義塾高校がどんな学校になっていくのか
見守っていきたいですね。
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