こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
軽井沢西部小は、我が家のこどもたちが
お世話になった地元の小学校。
息子が児童会長、娘が副会長、
わたしがPTA会長だったこともあるので、
思わず、ニュース記事、読んじゃいました。
西部小って、どんな小学校なの?
少子化なのに児童数が増えてるの?
今後の方針は?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●西部小学校って
●西部小のユニークポイント
●少子化の時代に児童増加傾向
●プレハブの仮設校舎
●プール解体し東教室棟新設
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
児童数増える軽井沢西部小、教室棟新設に先がけプール解体へ 1月会議に補正予算提出
軽井沢町は12月25日の全員協議会で、児童数が増加している軽井沢西部小学校の東教室棟を建てるのに先がけ、防火水槽新設と教室棟予定地にあるプールの解体工事を、今年度から2カ年の債務負担行為で発注する考えを示した。2024年1月12日の本会議に、工事費として補正予算を提出する。
西部小のプールは現在、泳ぎには使用していないが、西保育園、西地区児童館の防火水槽の役割を果たしているため、代わりとなる新たな防火水槽(40㎥)をプール北側に建てる。その後、プールを解体する。工期は4~4カ月半を予定している。
この日は、基本設計まで進んでいるという東教室棟についても、町教委の担当者が説明。建物は2階建てで、外観の仕様は既存校舎に合わせる。教室を仕切る壁は可動式にし、ワンフロアとしても使用可能に。最大で各階3教室、計6教室まで設置できる。
男女トイレと更衣室、教材庫・倉庫を各階に設け、医療的ケア児の使うエレベーターを設置。西地区児童館の利用が「キャパシティー以上で厳しい状況」のため、1階の教室を放課後子ども教室としても利用したいという。工期は2カ年を予定し、26年4月からの使用を見込む。工事費を盛った補正予算を、24年6月会議に提出するため準備を進めている。
児童数の増加にともない同小学校は23年4月から、グラウンドに建てたリースのプレハブ仮設校舎(2棟4教室)を4年生の2クラスと、特別支援学級が使用。現在の2歳児人口から推測すると、既存校舎の教室数では足りず、現在の2年生、特別支援学級も人数が増加傾向であることから、新たな教室棟の建設を決めた。
<軽井沢ウェブから引用>
軽井沢西部小学校って
基礎データ
- 校名
⇒軽井沢町立軽井沢西部小学校 - 住所
⇒軽井沢町大字追分1136番地 - 標高
⇒1,003メートル
西部小のユニークポイント
松組、竹組
小学校のクラス名といえば、
「1組」「2組」が定番ですけど、
西部小は、なぜか、松組、竹組・・・。
息子が入学して知ったときは驚きましたけど、
すっかり慣れてしまいました。
ちなみに、昨年度は、1年生が3クラスになり、
杉組が新設されたそうです。
標高1,003メートル
標高が高い、避暑地軽井沢なんですけど、
軽井沢の西にある西部小は最も標高が高く、
およそ1000メートル。
小学校北側には、千メートル林道が通ってます。
八風山強歩登山
八風山はすごい
西部小といえば、八風山強歩登山。
PTA会長時代も、他校の会長さんなどから、
西部小の八風山、いいな~。
すごいですね。
という声をずいぶんいただきました。
信州では、今でも、かなりハードな
マラソン大会や山登りを恒例行事に
している学校も少なくありません。
でも、安全志向から、中止や縮小傾向
なのが実情なんですよね。そんな中、
八風山強歩登山を学校行事として
続けている西部小は、いいんです。
ちなみに、八風山というのは、そうです、
上信越自動車道の渋滞情報でもおなじみ、
軽井沢IC付近の八風山トンネルの八風山です。
西部小~八風山往復26kmのマラソン大会
八風山強歩登山とは、
西部小~八風山往復26kmのマラソン大会。
ハーフマラソンよりも長い距離で、しかも、
上り坂・下り坂ばかりのハードなコースなのです。
この八風山に6年間挑んで育ったこどもたちは、
心も体も強くなります。ちなみに、
かつて、わたしも、7年間走りましたよ。
できるだけやってみよう!という自由な校風
軽井沢町内の東部小、中部小と比べると、
西部小は、いい意味で、田舎の学校。
できるだけやってみよう!という
自由な校風と、それを見守る大人たちが
多かったように思います、経験上。
コミュニティ・スクールが語られる前から、
西部小には、学校と地域の程よい連携も
ありました。
もちろん、こどもたちの安全は大事。
一方で、こどもたちには、できるだけ
多くの挑戦や体験も積んでもらいたい。
そのバランス感覚こそ肝なんでしょうね。
少子化の時代に児童増加傾向
我が家がお世話になっていた2010年代
我が家の息子や娘が通学していた頃は、
1クラス25名くらい、学年50名くらい、
松組・竹組の2クラスでしたね。
巷では、35人学級の実現検討が
ニュースになってましたけど、
西部小では、すでに少人数学級が
実現されていたのは、親としても
ありがたいな~と思ってました。
2022年度
『1年生は77人で1873年の創設以来
初めて3クラス編制』と聞いて、
軽井沢移住の子育てファミリーも
増えているんだな~と実感させられました。
とりあえず、PTAの会議などで使っていた
会議室を、1年生用教室にして、
急場をしのいだようです。
2023年度
少子化の時代にプレハブの仮設校舎ということで、
ニュースになったりしてましたね。
2023年度は、新1年生が2クラス、
昨年、3クラスだった新2年生も
2クラスになり、全学年2クラスに
戻ったようですけど、空き教室に
余裕がないのは明らかですので、
プレハブ校舎増設も仕方ないですね。
決めるのに苦労するのではと思われた、
プレハブ校舎をどの学年が使うのかについても、
毎年4年生と特別支援学級が使っていくという
結論になったようです。
今後の方針
何度目かの軽井沢移住ブームが続く中、
果たして、一時的なプレハブ校舎で済むのか、
校舎増設になるのか、注目していましたけど、
- 西部小学校区の現在の2歳児人口によると本校舎教室では足りないことを確認できた
- 現2学年生や特別支援学級も増加傾向
とのことで、結局、本校舎増築が決定。
今後、教室棟予定地にあるプールを解体して
東教室棟を新設し、2026年4月からの
使用を見込んでいるようです。
工期は2年程になりますね。
まとめ:【軽井沢】西部小学校 東教室棟新設に先がけプール解体へ
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
少子化でも児童増加
ここ数年で、西部小の児童数は、
少子化にもかかわらず、増加傾向。
軽井沢に移住する子育てファミリーも
増えてるんですね、やっぱり。
我が家も、2004年に移住してきた
子育てファミリーでしたので、
今回のニュースも、できるだけ前向きに
捉えたいと思いました。変化があれば、
プラス面もマイナス面もありますから。
マイナス面
小学校にプレハブ校舎、その後の増築工事は
正直、大変なことも多いでしょうね。
また、人が増えれば、意見の衝突も
増えるでしょうし、もしかすると、
リスクをどんどん避ける方向に進んで、
西部小のいいところ、持ち味が
消えていってしまうかもしれません。
プラス面
でも、新しい風が入ることには、
プラス面もいっぱいあるんですよね。
軽井沢移住者には、自分の家族や
ライフスタイルを大切にしたり、
地域で子育てに関心が高かったり、
行動力のある方が多いことも、
経験上、知ってます。
自分からGIVEの姿勢がある
ファミリーがますます増えて、
新しい西部小がどうなっていくか、
楽しみに見守りたいと思ってます。
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