こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
軽井沢西部小は、我が家のこどもたちが
お世話になった地元の小学校。
息子が児童会長、娘が副会長、
わたしがPTA会長だったこともあります。
そんな西部小で、今週にある学校行事が
八風山強歩登山。
懐かしくて、記事にしてみました。
八風山強歩登山って?
西部小って、どんな小学校なの?
少子化なのに児童数が増えてるの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●西部小といえば、八風山強歩登山
●西部小学校って
●西部小のユニークポイント
●少子化の時代に児童増加傾向
●プレハブの仮設校舎
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
西部小といえば、八風山
八風山強歩登山
八風山はすごい
西部小といえば、八風山強歩登山。
PTA会長時代も、他校の会長さんなどから、
西部小の八風山、いいな~。
すごいですね。
という声をずいぶんいただきました。
信州では、今でも、かなりハードな
マラソン大会や山登りを恒例行事に
している学校も少なくありません。
でも、安全志向から、中止や縮小傾向
なのが実情なんですよね。そんな中、
八風山強歩登山を学校行事として
続けている西部小は、いいんです。
ちなみに、八風山というのは、そうです、
上信越自動車道の渋滞情報でもおなじみ、
軽井沢IC付近の八風山トンネルの八風山です。
西部小~八風山往復26kmのマラソン大会
八風山強歩登山とは、
西部小~八風山往復26kmのマラソン大会。
ハーフマラソンよりも長い距離で、しかも、
上り坂・下り坂ばかりのハードなコースなのです。
この八風山に6年間挑んで育ったこどもたちは、
心も体も強くなります。ちなみに、
かつて、わたしも、7年間走りましたよ。
軽井沢西部小学校って
基礎データ
- 校名
⇒軽井沢町立軽井沢西部小学校 - 住所
⇒軽井沢町大字追分1136番地 - 標高
⇒1,003メートル
西部小のユニークポイント
松組、竹組
小学校のクラス名といえば、
「1組」「2組」が定番ですけど、
西部小は、なぜか、松組、竹組・・・。
息子が入学して知ったときは驚きましたけど、
すっかり慣れてしまいました。
ちなみに、昨年度は、1年生が3クラスになり、
杉組が新設されたそうです。
標高1,003m
標高が高い、避暑地軽井沢なんですけど、
軽井沢の西にある西部小は最も標高が高く、
およそ1000m。
小学校北側には、千メートル林道が通ってます。
できるだけやってみよう!という自由な校風
軽井沢町内の東部小、中部小と比べると、
西部小は、いい意味で、田舎の学校。
できるだけやってみよう!という
自由な校風と、それを見守る大人たちが
多かったように思います、経験上。
コミュニティ・スクールが語られる前から、
西部小には、学校と地域の程よい連携も
ありました。
もちろん、こどもたちの安全は大事。
一方で、こどもたちには、できるだけ
多くの挑戦や体験も積んでもらいたい。
そのバランス感覚こそ肝なんでしょうね。
少子化の時代に児童増加傾向
我が家がお世話になっていた2010年代
我が家の息子や娘が通学していた頃は、
1クラス25名くらい、学年50名くらい、
松組・竹組の2クラスでしたね。
巷では、35人学級の実現検討が
ニュースになってましたけど、
西部小では、すでに少人数学級が
実現されていたのは、親としても
ありがたいな~と思ってました。
2022年度
『1年生は77人で1873年の創設以来
初めて3クラス編制』と聞いて、
軽井沢移住の子育てファミリーも
増えているんだな~と実感させられました。
とりあえず、PTAの会議などで使っていた
会議室を、1年生用教室にして、
急場をしのいだようです。
2023年度
少子化の時代にプレハブの仮設校舎ということで、
ニュースになったりしてましたね。
2023年度は、新1年生が2クラス、
昨年、3クラスだった新2年生も
2クラスになり、全学年2クラスに
戻ったようですけど、空き教室に
余裕がないのは明らかですので、
プレハブ校舎増設も仕方ないですね。
決めるのに苦労するのではと思われた、
プレハブ校舎をどの学年が使うのかについても、
毎年4年生と特別支援学級が使っていくという
結論になったようです。
そういえば、わたしも、小学3~4年生の頃、
プレハブ校舎の経験があります。
当時は、こどもが多かった時代でしたけど、
今は少子化の時代。
何度目かの軽井沢移住ブームが続く中、
果たして、一時的なプレハブ校舎で済むのか、
校舎増設になるのか、要注目ですね。
懐かしき八風山強歩登山(2016.10.6)
今日は、西部小の八風山強歩登山に
イキメンも参加してきました。
娘の通う西部小の秋のイベントで、
学校をスタートし、八風山(標高1315m)を
登って下りて戻ってくる往復26kmの
マラソン大会なのです。
ほとんどが、上り坂か下り坂。
傾斜のきつい道や、砂利道、
最後は登山道まであるタフなコースです。
わたしは7度目のエントリー。
そして、最後の挑戦。
にもかかわらず、わたしも、娘も、
数日前から、カゼをひいてしまい、
残念ながら、コンディションは今一つ。
人生いろいろありますね。そこで、今回は、
自分の体調と相談しながら、
しっかり完走することが最優先となりました。
今日は、台風が過ぎ去った影響で
風は強いものの、朝から青空で、
素晴らしい天気に恵まれました。
今回は、八風山ランナーズ
(=八風山強歩登山を盛り上げる
粋なランナーのサークル)を立ち上げて
2度目のレース。やはり、ワクワク感があります。
出発式の前に、一般ランナーのみなさんと
ミーティングをして、あらためて、
線の見守り(子供たちの交通安全、応援)の
お願いをしたりもしました。
出発式、準備体操を終え、いよいよです。
今年も、予定通りにスタートしていきました。
緊張のスタート。相変わらず、
高学年の先頭グループのスタートは、速い。
そして、一般のスタートも。
今回も、先頭でスタートしていきました。
下り坂が続く2ポイントまでは、
まずまずのタイムで着いたものの、
上り坂がはじまったところで、
自分の今日のコンディションがよくわかり、
この時点で、タイムや順位よりも、
しっかり完走に心を切り替えました。
もちろん、粘り強く。
3ポイント手前で、同じくカゼ気味の
小6の娘に追いつき、娘のコンディションが
ちょっと心配だったものの、結果的には、
この後、娘もよ~く粘って完走してくれました。
4ポイントに向かう上り坂で一般2位に、
6ポイントに向かう上り坂で一般3位に
後退したものの、今日のベスト尽くして、
粘り強く走り続けました。
相変わらず、往路最後の八風山頂上までの
登山道はきつかったですけど、
なんとか往路ゴール!一般3位で到着できました。
画像は、10時台の往路ゴールの八風山頂上。
ここで、見事9ポイントに到着した子供たちが、
復路スタート前の30分の休息中。
今年も青空に恵まれたので、
頂上からの眺望、最幸でしたよ。
復路も、すばらしい青空。
陽射しが、やや暑いです。
そんな中、私もスタートしました。
例年、一人旅になりがちな復路では、
5ポイントまでの下りで、子供たちを数名抜き、
その後も、知っている子供たちと
いいレースができ、楽しませてもらいました。
そして、なんとか、復路ゴール!
一般3位、全体の15位くらいで到着できました。
3年連続11時台でゴールしていたものの、
今年は、例年より30分程遅い12時台。
でも、今日のコンディションにしては、
よく粘ったと思います。
今年は、カゼなどによりコンディションを崩して、
優勝候補が数名、走れなかったり、
満足のいく走りができなかったり
ということがありました。
また、当日も、台風が過ぎ去った後の風、
朝からの陽射しによる暑さで、脱水気味になる
ランナーも少なくなかったようです。
画像は12時台の復路ゴール、西部小芝生校庭。
ゴールしたばかりの上位完走のみなさんが、
お互いの健闘を讃えながら、
次の完走者を待ちます。
八風山ランナーズが立ち上がって2度目のレース。
おかげさまで、今年も、仲間といっしょなんだな~
という感覚で走れました。
校庭でも、頂上でも、いい感じでした(感謝)。
7度目の参加でしたけど、ほんと、
子供たちって、成長してますね。
たった1年で、ぐ~んと力をつけているのが、
今年も、いっしょに走ってみて、
よ~くわかりました。
点の見守りをしていただいた先生方、
保護者のみなさん、線の見守りをしていただいた
一般参加のみなさん、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
感謝の気持ちを抱きながら、
わたしも、八風山を卒業できました。
まとめ:【軽井沢】西部小学校といえば 八風山強歩登山
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
西部小といえば、八風山強歩登山
西部小の代名詞であり、誇りでもあります。
卒業式の日。わたしはPTA会長として、
卒業生に、こんな祝辞を贈りました。
祝 辞
六年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
・・・中略・・・
西部小と言えば、十月の八風山強歩登山。私もいっしょに走ってきたので、みなさんの成長を、毎年、肌で感じてきました。自分の目標を立てて、懸命に練習。それでも、なかなか思い通りにならない、往復26キロの挑戦。必死に、自分の心とたたかったその体験は、かけがえのないものになったはずです。
『人生はチャンスと新しい喜びの連続』。とはいえ、中学校では、勉強、部活、受験など、しんどいことも増えるでしょう。そんなとき、生かされるのは、たぶん、苦しんだ体験です。人生は、八風山。平らなところはあまりなく、アップダウンの連続。どうか、八風山での経験を存分に生かしてください。
・・・中略・・・
『失敗は成功の基』。挑戦と感謝の氣持ちを、忘れずに。
平成29年3月16日
軽井沢西部小学校 PTA会長 鴨志田 勉
ここ数年で、西部小の児童数は、
少子化にもかかわらず、増加傾向。
軽井沢に移住する子育てファミリーも
増えてるんですね。我が家も、
2004年に移住してきました。
時代は変わっても、西部小伝統の
八風山強歩登山が続いていってほしいな~
と思っているのは、わたしだけではないはず。
新しい西部小がどうなっていくか、
楽しみに見守りたいと思ってます。
コメント