こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなトピックスを見かけました。


軽井沢西部小は、わが家のこどもたちが
お世話になった地元の小学校。
息子が児童会長、娘が副会長、
わたしがPTA会長だったこともあるので、
思わず、ニュース記事、読んじゃいました。

西部小って
どんな小学校なの?

少子化なのに児童数が増えてるの?
今後の方針は?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●西部小学校って
●西部小のユニークポイント
●少子化の時代に児童増加傾向
●プレハブの仮設校舎
●プール解体し東教室棟新設
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・

軽井沢町の小学生、募金で集めた42万円 ウクライナの子どもたちに勉強道具贈ろうと、避難民支援の男性に託す
ロシアの侵攻を受けるウクライナの子どもたちにノートと鉛筆を6千セット送ろうと募金活動をした軽井沢町の軽井沢西部小学校6年松組(34人)が17日、ポーランドで避難民支援を続ける千曲市出身の坂本龍太朗さん(39)に集まった42万円を託した。坂本さんは1月から一時帰国中。児童たちの温かな支援に感謝し、侵攻から3年を迎えるウクライナの現状を伝えた。
募金は昨年12月から今年2月にかけて町内で計3回行い、目標を超える金額が集まった。坂本さんは募金を使ってポーランドでノートと鉛筆を調達し、現地の子どもたちに贈る予定。児童は協力してくれた人に「感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
坂本さんは帰国中の各地での講演で西部小の活動を紹介しており「みんなの活動はこれから全国に広がっていく」と語った。ウクライナで実際に着弾したミサイルの破片を見せながら「ウクライナの子どもたちは学校に行くのも難しい」と説明。「学べる幸せを日本の中で独り占めしないで、世界のために使ってほしい」と呼びかけた。
3月には児童たちがオンラインで、ウクライナの子どもたちと交流する計画がある。田村優光(ゆら)さん(12)は「ノートと鉛筆が勉強の役に立ってほしい。(オンラインで)交流する時は『諦めずに頑張ってほしい』と伝えたい」と話していた。
<信濃毎日新聞から引用>
軽井沢西部小学校って

基礎データ
- 校名
⇒軽井沢町立軽井沢西部小学校 - 住所
⇒軽井沢町大字追分1136番地 - 標高
⇒1,003メートル
西部小のユニークポイント

▼松組、竹組
小学校のクラス名といえば、
「1組」「2組」が定番ですけど、
西部小は、なぜか、松組、竹組・・・。
息子が入学して知ったときは驚きましたけど、
すっかり慣れてしまいました。ちなみに、
一昨年度は1年生が3クラスになり、
杉組が新設されたそうです。
▼標高1,003メートル
標高が高い、避暑地軽井沢なんですけど、
軽井沢の西にある西部小は最も標高が高く、
およそ1000メートル。
小学校北側には、千メートル林道が通ってます。
八風山強歩登山

▼八風山はすごい
西部小といえば、八風山強歩登山。
PTA会長時代も、他校の会長さんなどから、

西部小の八風山、いいな~。
すごいですね。
という声をずいぶんいただきました。
信州では、今でも、かなりハードな
マラソン大会や山登りを恒例行事に
している学校も少なくありません。
でも、安全志向から、中止や縮小傾向
なのが実情なんですよね。そんな中、
八風山強歩登山を学校行事として
続けている西部小は、いいんです。
ちなみに、八風山というのは、そうです、
上信越自動車道の渋滞情報でもおなじみ、
軽井沢IC付近の八風山トンネルの八風山です。
▼西部小~八風山往復26kmのマラソン大会

八風山強歩登山とは、
西部小~八風山往復26kmのマラソン大会。
ハーフマラソンよりも長い距離で、しかも、
上り坂・下り坂ばかりのハードなコースなのです。
この八風山に6年間挑んで育ったこどもたちは、
心も体も強くなります。ちなみに、
かつて、わたしも、7年間走りましたよ。
▼できるだけやってみよう!という自由な校風
軽井沢町内の東部小、中部小と比べると、
西部小は、いい意味で、田舎の学校。
できるだけやってみよう!という
自由な校風と、それを見守る大人たちが
多かったように思います、経験上。
コミュニティ・スクールが語られる前から、
西部小には、学校と地域の程よい連携も
ありました。
もちろん、こどもたちの安全は大事。
一方で、こどもたちには、できるだけ
多くの挑戦や体験も積んでもらいたい。
そのバランス感覚こそ肝なんでしょうね。
少子化の時代に児童増加傾向

▼わが家がお世話になっていた2010年代
わが家の息子や娘が通学していた頃は、
1クラス25名くらい、学年50名くらい、
松組・竹組の2クラスでしたね。
巷では、35人学級の実現検討が
ニュースになってましたけど、
西部小では、すでに少人数学級が
実現されていたのは、親としても
ありがたいな~と思ってました。
▼2022年度
『1年生は77人で1873年の創設以来
初めて3クラス編制』と聞いて、
軽井沢移住の子育てファミリーも
増えているんだな~と実感させられました。
とりあえず、PTAの会議などで使っていた
会議室を、1年生用教室にして、
急場をしのいだようです。
▼2023年度
少子化の時代にプレハブの仮設校舎ということで、
ニュースになったりしてましたね。
2023年度は、新1年生が2クラス、
昨年、3クラスだった新2年生も
2クラスになり、全学年2クラスに
戻ったようですけど、空き教室に
余裕がないのは明らかですので、
プレハブ校舎増設も仕方ないですね。
決めるのに苦労するのではと思われた、
プレハブ校舎をどの学年が使うのかについても、
毎年4年生と特別支援学級が使っていくという
結論になったようです。
▼今後の方針
何度目かの軽井沢移住ブームが続く中、
果たして、一時的なプレハブ校舎で済むのか、
校舎増設になるのか、注目していましたけど、
- 西部小学校区の現在の2歳児人口によると本校舎教室では足りないことを確認できた
- 現2学年生や特別支援学級も増加傾向
とのことで、結局、本校舎増築が決定。
教室棟予定地にあるプールは解体済みで、
東教室棟を新設工事中。
2026年4月からの使用予定です。
まとめ:【軽井沢】西部小学校 ウクライナの子どもたちのために募金活動

少子化でも児童増加
ここ数年で、西部小の児童数は、
少子化にもかかわらず、増加傾向。
軽井沢に移住する子育てファミリーも
増えてるんですね、やっぱり。
我が家も、2004年に移住してきた
子育てファミリーでしたので、
今回のニュースも、できるだけ前向きに
捉えたいと思いました。変化があれば、
プラス面もマイナス面もありますから。
▼マイナス面
小学校にプレハブ校舎、その後の増築工事は
正直、大変なことも多いでしょうね。
また、人が増えれば、意見の衝突も
増えるでしょうし、もしかすると、
リスクをどんどん避ける方向に進んで、
西部小のいいところ、持ち味が
消えていってしまうかもしれません。
▼プラス面
でも、新しい風が入ることには、
プラス面もいっぱいあるんですよね。
軽井沢移住者には、自分の家族や
ライフスタイルを大切にしたり、
地域で子育てに関心が高かったり、
行動力のある方が多いことも、
経験上、知ってます。
自分からGIVEの姿勢がある
ファミリーがますます増えて、
新しい西部小がどうなっていくか、
楽しみに見守りたいと思ってます。
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用

いつでもどこでも
最高の先生の授業が
受けられるなんて魅力的
プロの力を上手く使うのも
成績アップの早道ですよね!
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
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