こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
軽井沢周辺にはいろいろな魅力がありますけど、
実は、かなりの酒どころでもあるんです。
わたしも、酒呑みですので、
思わず、ニュース記事、読んじゃいました。
小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル
どんなイベント?
軽井沢ウイスキーの
歴史って?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル
●軽井沢ウイスキーとは
●軽井沢蒸留所の歴史
●軽井沢ウイスキー株式会社
●軽井沢蒸留酒製造株式会社
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
軽井沢蒸留酒製造(東京)が小諸市甲に昨夏開設したウイスキー蒸留所「小諸蒸留所」で2月19~21日、世界各国のウイスキーの作り手らが集まり、ウイスキー製造の可能性と課題を探る「ワールド・ウイスキー・フォーラム(WWF)」が開かれる。アジアでの開催は初。
23~25日には小諸蒸留所を主会場に一般向けのウイスキーフェスティバルも企画。
<信濃毎日新聞から引用>
2/23(金・祝)~25(日)世界中のウイスキー業界関係者も注目する新施設「小諸蒸留所」にて、五感を満たすウイスキー体験を。『小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル』@長野県小諸市
世界最高峰の造り手のひとり、イアン・チャン氏が手がけるウイスキーの蒸留所として2023年7月にオープンした「小諸蒸留所」初のイベント『小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル』が、2/23(金・祝)~2/25(日)の3日間で開催されます。
<Web Komachiから引用>
軽井沢ウイスキーって
軽井沢蒸留所
軽井沢のお隣り、御代田町に存在した
ジャパニーズ・ウイスキーの蒸留所。
小型のポットスチルが4基のみという
小さな蒸留所で、度重なる吸収合併を経て、
1976年から2012年の閉鎖まで、
ウイスキー『軽井沢』を販売していました。
国産初の100%モルトウイスキーでした。
ウイスキーの製造は2000年で終了し、以降、
原酒の熟成および販売のみを行ってました。
蒸留所閉鎖後、その希少性と味わいが世界的に
再評価されて価値が高騰し、近年では
世界で最も希少性の高いウイスキーの一つ、
幻のウイスキーなどと呼ばれています。
軽井沢蒸留所の歴史
- 1955年
⇒大黒葡萄酒(後のオーシャン)は、ワイン製造を行っていた御代田町の軽井沢農場にウイスキー蒸留所の建設を開始 - 1956年
⇒ウイスキーの生産開始 - 1962年
⇒三楽酒造がオーシャンを買収(→三楽オーシャン→三楽→メルシャン) - 2007年
⇒キリングループがメルシャンを買収し、キリングループの傘下に - 2012年
⇒軽井沢蒸留所はグループ内の事業再編の対象となり、完全閉鎖
軽井沢ウイスキー株式会社
2021年、軽井沢のお隣り、佐久市にある
酒造メーカー戸塚酒造が、軽井沢でウイスキーの
製造を開始すると発表。製造に際して、
軽井沢ウイスキー株式会社を立ち上げ、
軽井沢蒸留所最後のモルトマスターである
内堀修身を顧問に、同じく軽井沢蒸留所の
ウイスキー・ディスティラーであった中里美行を
工場長として招きました。
軽井沢ウイスキー株式会社の歴史
- 2022年12月
⇒軽井沢蒸留所の建設に着工 - 2032年
⇒初出荷を目指す
軽井沢蒸留酒製造株式会社
2020年末、軽井沢町在住の
投資コンサルタント島岡高志が、
軽井沢蒸留酒製造株式会社を設立し、
軽井沢のお隣り、小諸市に蒸留所を
創設することを発表。
副社長兼マスターブレンダーを務めるのは、
台湾・金車グループのカバランウイスキー
マスターブレンダーを務めたイアン・チャン。
軽井沢蒸留酒製造株式会社の歴史
- 2022年
⇒新蒸留所を竣工 - 2027年
⇒初出荷を予定
まとめ:軽井沢蒸留酒製造 小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル
軽井沢ウイスキー株式会社は、
メルシャン時代の「軽井沢」の味を
復活させることを第1の目標とし、
『軽井沢』の名で販売を予定しています。
一方、軽井沢蒸留酒製造株式会社は、
新しいスタイルのウイスキーを生産し、
軽井沢地域でのウイスキー造りの伝統を
継続させることを目的とし、
『小諸』の名で販売を予定しています。
今から、初出荷が待ち遠しいですね。
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