こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。

軽井沢高等学校は、地元軽井沢町内で
唯一の公立高校。軽高OB・OGも
身近にいますし、軽井沢っ子も、結構、
通っているので、ニュース記事、
読んじゃいました。

軽井沢オープンドアスクール?

軽井沢高等学校って
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●軽井沢オープンドアスクールとは
●軽高って、どんな学校なのか
●軽高の受験データ
●最近の軽高関連ニュース
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると

軽井沢町のオープンドアスクールは「中高一貫校を視野」 町教委、設置候補地の高校と準備会議
軽井沢町は30日、不登校生や未就学者の学びを支援する「軽井沢オープンドアスクール(仮称)」の第5回設置準備会議を同町の軽井沢高校で開いた。設置場所の候補地として同校を挙げている事務局の町教育委員会は、「将来的には(同スクールと同校の)中高一貫校を視野に入れたい」との考えを示した。同スクールは町立、同校は県立で設置者が異なるため、「県内では例のない連携型中高一貫校になる」と説明した。
委員からは、高校入試の有無や高校側の受け入れ態勢などについて質問が出た。事務局は「あくまでも町側の希望」とした上で「学力検査など一般的な入試はない。軽井沢高校は現在も単位制なので、特別な態勢を用意しなくてもやっていけると考えている」とした。
事務局は教育課程案も提示。国が定める中学校の標準授業時数1015こまに対し、不登校を支援する「学びの多様化学校」は770こま、未就学者らに学びの場を提供する「夜間中学」は700こまとし、生徒のペースで学ぶ時間を手厚くする案を示した。
同スクールは、軽井沢中学校の分校として2027年度開設を目指して検討が進められている。
<信濃毎日新聞から引用>
信州オープンドアスクールとは
⇒年齢や国籍などに関係なく、誰にでも開かれた新しい学びの場として、県教委が提示している。何らかの事情で義務教育を修了していない人らが学ぶ「夜間学校」と、不登校の子どもを対象とした「学びの多様化学校」を併設した学校などを想定。設置主体は市町村教委で、県教委は現場の意向を踏まえながら、生徒同士が共に学び、交流できる学校を目指している。
軽井沢オープンドアスクール構想。
2027年度開設予定ですので、
どんどん具体的になっていきますね。
軽井沢中学校の分校として、
軽井沢高校を候補地として、
将来、中高一貫校も視野に、とのこと。
軽井沢高校の統廃合の問題も絡むだけに、
今後の進捗状況からも目が離せませんね。
軽井沢高等学校

基礎データ
- 校名
⇒長野県軽井沢高等学校 - 住所
⇒北佐久郡軽井沢町軽井沢1323-43 - 最寄り駅
⇒軽井沢駅(しなの鉄道) - 設立年月日
⇒1943年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科
軽高の歴史
- 1943年(昭和18年)
⇒町立軽井沢高等女学校として開校 - 1948年(昭和23年)
⇒学制改革により、男女共学の長野県軽井沢高等学校となる
⇒普通科を設置 - 1949年(昭和24年)
⇒県立に移管 - 1993年(平成5年)
⇒長野県内初の英語科を設置 - 2007年(平成19年)
⇒英語科から国際文化科に改編
受験データ<2026年度(令和8年度)入試>
前期選抜
- 志願受付期間
⇒2026年2/2~4 - 学力検査の実施期日
⇒2/9 - 面接等の検査期日
⇒2/9~10 - 合格者の発表期日
⇒2/18
後期選抜
- 志願受付期間
⇒2026年2/25~27 - 志願変更受付期間
⇒3/2~5 - 学力検査等の実施期日
⇒3/10 - 面接等の実施期日
⇒3/10~11 - 入学予定者の発表期日
⇒3/19
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
軽井沢高校も、他人事ではなく、
後期選抜の倍率は1倍に届かないこと多し。
果たして、令和8年度はいかに?
- 前期選抜
1.08倍(令和2年度)
↓
1.13倍(令和3年度)
↓
1.45倍(令和4年度)
↓
1.38倍(令和5年度)
↓
0.75倍(令和6年度)
↓
0.90倍(令和7年度) - 後期選抜
0.46倍(令和2年度)
↓
0.88倍(令和3年度)
↓
1.15倍(令和4年度)
↓
0.90倍(令和5年度)
↓
0.44倍(令和6年度)
↓
0.32倍(令和7年度)
前期選抜
- 2019年度
<60人募集/0.80倍>
21(10月)⇒38(1月)
⇒48人(2月) - 2020年度
<60人募集/0.87倍>
35(10月)⇒46(1月)
⇒52人(2月) - 2021年度
<40人募集/1.13倍>
28(10月)⇒35(1月)
⇒45人(2月) - 2022年度
<40人募集/1.45倍>
43(10月)⇒43(1月)
⇒58人(2月) - 2023年度
<40人募集/1.38倍>
29(10月)⇒44(1月)
⇒55人(2月) - 2024年度
<40人募集/0.75倍>
22(10月)⇒30(1月)
⇒30人(2月) - 2025年度
<48人募集/0.90倍>
29(10月)⇒31(1月)
⇒43人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<60人募集/0.60倍>
31(10月)⇒54(1月)⇒45(2月)
⇒45人(3月) - 2020年度
<60人募集/0.46倍>
44(10月)⇒58(1月)⇒35(2月)
⇒33人(3月) - 2021年度
<40人募集/0.88倍>
42(10月)⇒52(1月)⇒40(2月)
⇒35人(3月) - 2022年度
<40人募集/1.15倍>
52(10月)⇒59(1月)⇒61(2月)
⇒46人(3月) - 2023年度
<40人募集/0.90倍>
38(10月)⇒58(1月)⇒35(2月)
⇒36人(3月) - 2024年度
<50人募集/0.44倍>
26(10月)⇒37(1月)⇒21(2月)
⇒22人(3月) - 2025年度
<37人募集/0.32倍>
47(10月)⇒48(1月)⇒12(2月)
⇒12人(3月)
最近の軽高関連ニュースがおもしろい!

ここのところ、軽高関連のいいニュースが、
メディアで取り上げられているのを
よく見かけます。
2020年2月
2022年6月
2022年12月



2025年10月

まとめ:軽井沢オープンドアスクール 候補地は軽井沢高校 将来、中高一貫校に!?

軽井沢オープンドアスクールと軽井沢高校のこれから
軽井沢町が進める「軽井沢オープンドアスクール」は、2027年度に軽井沢中学校の分校として開設予定。候補地は軽井沢高校で、将来的には 全国でも例の少ない「連携型中高一貫校」 を視野に入れている点が大きなポイントです。
一方の軽井沢高校は、
・軽井沢町唯一の公立高校
・歴史ある普通科
・単位制導入や「未来探究」など先進的な取り組み
・大学との連携強化
など、近年はニュースで取り上げられる改革が増えています。
ただし、少子化による 定員割れ傾向 や、周辺高校の統廃合が進む状況から、今後の動きは町全体の教育環境にも影響しそうです。
オープンドアスクール構想と軽高改革がどのように結びつき、軽井沢の教育がどう進化していくのか・・・今後も注目していきたいですね。
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。ここ数年、
定員割れが続いていた軽高も、統廃合されて
しまうのではないかという風の噂を
聞かなくもなかったんですよね。
そんな中、軽高の魅力が再編されてきている
ようで、地元民としてはうれしいです。
とはいえ、まだまだ油断はできないでしょうから、
令和8年度入試の後期選抜の倍率がどうなるか、
まずは、注目したいと思ってます。
地域の者としては、長~い目で、
見守っていきたいですね。
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
プロの力も活用することをおすすめします。

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