こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
千曲川ワインバレーって?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●信州ワインバレー
●千曲川ワインバレー
●ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー
●玉村豊男ってどんな人
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
軽井沢 膨らむワインの夢
千曲川ワインバレー特区連絡協加入控え 事業参入の動き
軽井沢町内で、ワイン事業に参入しようとする動きが広がっている。千曲川沿いなどの市町村でつくる千曲川ワインバレー特区連絡協議会に町が2024年度中に正式加入するとの見通しを受け、小規模ワイナリーが開業しやすくなると期待。町は、ワインを通じた広域周遊などに乗り出す考えで、軽井沢の新たな観光資源に育つ可能性もある。
尾崎啓一さん(58)は5月、同町発地の遊休農地25アールを活用し、ワイン用ブドウの苗約500本を植える。「軽井沢という土地柄やマーケットでの売りやすさ」を考え、品質が良く寒さにも強い欧州の品種を選んだ。3、4年後には約1トンの収穫を見込む。
連絡協は千曲市、東御市、小諸市などで構成し、軽井沢町が入れば10市町村目。特区として国に認められれば、酒類製造免許に必要な年間醸造量が通常の「6千リットル以上」から「2千リットル以上」に緩和される。
昨年10月には、シードルやワインの醸造所「アンワイナリー」を小諸市で経営しているプラスフォレスト(軽井沢町)が同町大日向に町内初のワイン醸造所「軽井沢アンワイナリー」を開設。隣接する畑でワイン用ブドウの栽培もしており、町内でさらに生産規模を広げる予定だ。
さらに、別の町外企業にもワイン事業へ乗り出す構想がある。ここ1年ほど、町観光経済課には、ワイン用ブドウ栽培のための農地確保の相談などが個人から10件近く寄せられている。同課は連絡協への「加入効果」に加え、「温暖化の影響で、従来は寒冷地で栽培に不向きとされた軽井沢にも注目が集まっている」とみており、「連絡協のつながりを生かし、軽井沢を訪れた観光客や別荘客が町外へ足を延ばすようになれば滞在型観光の促進につながる」としている。
<信濃毎日新聞から引用>
千曲川ワインバレーについては、
長い間、チェックしてきましたけど、
ここ数年、軽井沢でも、
何やら動き出しているようなので、
楽しみが膨らんでます。
軽井沢町も加入する千曲川ワインバレーって
2024年度から、軽井沢も加入する
千曲川ワインバレーは、信州ワインバレーの1つ。
信州ワインバレー
長野県産のワインをNAGANO WINEとし、
ブランド化を進めている長野県。
2013年から、県内のワイナリーを、
信州ワインバレーとして束ね、
NAGANO WINEの育成を加速させています。
信州ワインバレーは、4つのエリアに分かれます。
千曲川ワインバレー
信州ワインバレーのうち、東信から北信にかけて
千曲川沿いに広がるエリアが千曲川ワインバレー。
2003年、東御市にて開業し、
里山ビジネスに成功した
ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー
今や、千曲川ワインバレーの中心的存在です。
千曲川周辺には、新しいワイナリーが集積して、
2002年当時では、想像もできなかったくらい、
おもしろいことになってきてます。
千曲川ワインバレーとは
⇒千曲川流域を活性化したい、就農希望の若者やワイナリー開設を夢見る人の背中を押したい、という思いから始まったプロジェクト
ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー
広大な農園ヴィラデストを開いて10年。
還暦を目前にして、突如、自前でワイナリーを
作ることを決意。しかし、妻の猛反対、
法律の壁、資金調達の問題・・・果たして?!
結局、幾多のハードルを乗り越えて、
2003年、オープン。
ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー
このヴィラデストワイナリー設立時点で、
わたしも、少しだけご縁をいただきました。
2002年、ワイナリー設立のニュースと、
出資者を募っていることを知って、
少額ながら、出資させていただいたんです
(ヴィニュロン会員)。
理由はこんな感じ。
里山ビジネス
里山の自然の恵みとともにある仕事をやりながら
暮らしを成り立たせる、それが里山ビジネス。
一番効率の悪い里山で、最も割に合わない
ビジネスが何故成功したのか?
ヴィラデストワイナリーは、軽井沢から
車で30分くらいにある東御市の山の上。
集客的には、決していい立地とは言えません。
出資者の1人として、2002年当時、
正直、そう甘くはないだろうな~と
思ってました。もちろん、夢が叶うことを
応援してはいましたけれど。
それが、結果的に、里山ビジネスは成功!
(おめでとうございます!)
我が家にも、毎年末、出資分の
ヴィラデスト産ワインが届けられました。
玉村豊男の魅力
玉村豊男って
地方移住やホームファーミングで
影響を受けた人物、玉村豊男。
ヴィラデストワイナリーでも有名な彼が
以前住んでいたのも軽井沢でした。
- 生誕
⇒1945年10月8日 - 職業
⇒日本ワイン農業研究所株式会社代表取締役
⇒株式会社ヴィラデストワイナリー代表取締役会長
⇒エッセイスト
⇒画家 - 学歴
⇒東京大学文学部仏文学科卒業
⇒在学中にパリ大学言語学研究所に2年留学
通訳、翻訳業を経て、32歳のとき、
かつての留学体験を基にした
『パリ・旅の雑学ノート』の出版を
皮切りに文筆業に転身。
出会い
はじめて、玉村豊男を知ったのは、
青山ブックセンターで、偶然、
彼の本を手に取ったとき。
最初に購入した書籍が、この本でした。
わたしが、地方(軽井沢)移住への道を歩む
スイッチ役になってくれた思い出深い1冊。
東京から軽井沢へ移住、さらに、
田園の快楽を求めて、ヴィラデストへ。
南仏プロヴァンス流田園生活の日々を
写真とエッセイで綴ったこの本を見て、
かなり惹かれたのを覚えてます。
地方移住、農、食、ワイン、暖炉・・・。
そんな生活もいいな~と。
もちろん、続編も購入しました。
まとめ:【軽井沢】千曲川ワインバレーに加入へ ワイン事業参入の動き
【おすすめ】移住前後でお世話になった軽井沢ヴィネット
軽井沢移住前に出会い、購入。
軽井沢に移住して家づくりしていく上で、
いい影響を受けてきました。
軽井沢に関する知りたいことが、
かなり網羅されている一冊。
インスパイアされますね。
ちなみに、軽井沢移住後、ご縁をいただき、
軽井沢ヴィネットから取材を受けて、
わが家の記事も載せていただきました。
もちろん、移住後も、楽しめる雑誌。
おすすめします。
玉村豊男に惹かれて
ヴィラデストワイナリーの里山ビジネス、
千曲川ワインバレープロジェクトなど、
事業家の玉村豊男もリスペクトしてますけど、
わたし、エッセイスト(挿絵)玉村豊男の
ファンでもあるんです。
東京から軽井沢へ移住して、その後の人生で、
数々の挑戦を続けてきた玉村さん。
やっぱり、その生き方に惹かれます。
2004年、軽井沢に移住したわたしも、
一歩一歩、カントリージェントルマンへの道を
これからも歩んでいきますよ。
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