こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
上田高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、
我が家では、息子がお世話になりました。
わたしも、理事を1年承りました。
そこで、ニュース記事、読んじゃいました。
上田高等学校って、
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●上田高校って、どんな学校なのか
●上田高校の受験データ
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
上田高校で「北陸新幹線サミット」 県内外の生徒、地域活性化などテーマに学び深める
上田高校(上田市)で22日、県内や北陸新幹線沿線で課題研究などに取り組む高校生が交流する「北陸新幹線サミット」が開かれた。上田高を含む県内6校と、福井、石川県など県外の6校から計約100人が対面とオンラインで参加。環境や教育格差、地域活性化などをテーマに学びと交流を深めた。
サミットは文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)校に指定されていた上田高が、高校生同士の交流などを目的に北陸新幹線沿線地域のSGH指定校などを招き2017年に始めた。
四つのテーマごとに分科会を開催。地域活性化を扱った分科会では上田高2年山城桜弥(さや)さん(17)ら4人が、上田市の信州大繊維学部の学生らと市内の海野町商店街の活性化に取り組む団体「うえわちゃ」の活動を発表した。
「商店街(地域)と学生が関わるために私たちができること」などをテーマにした意見交換では、会場から「うえわちゃで商店街内の空き店舗を借り、商店街の一員として活動しては」といった提案が出た。山城さんは「商店街の人と話す機会があまりない。考えていないアイデアをもらった。今後の活動に生かしたい」と話した。
金沢大付属高(金沢市)3年水野帆乃風(ほのか)さん(17)は同校近くの商店街を活性化するプロジェクトについて説明。和菓子などの商品開発をしてきたことや「地域住民で商店街を創る」ことに特化した活動をしていると紹介した。
<信濃毎日新聞から引用>
元々、上田には強い関心がありました。
『真田太平記』のファンだったわたしは、
息子が入学する前から、上田城や真田町などに
足を運んだりしていたからです。
軽井沢から上田まで、車で1時間くらいですね。
ちょうど息子が高校受験の頃に、
大河ドラマ『真田丸』が放送されて、
上田は賑わっていました。
上田高等学校って
基礎データ
- 校名
⇒長野県上田高等学校 - 住所
⇒上田市大手1丁目4番32号 - 最寄り駅
⇒上田駅(しなの鉄道) - 設立年月日
⇒1874年7月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科
上田高校の歴史
- 1874年(明治8)
⇒上田町旧館に第16中学区予科学校設立 - 1895年(明治28年)
⇒校舎を上田町字旧館(上田藩主居館跡、現在地)に移転 - 1901年(明治34年)
⇒南佐久郡野沢町に分校設置(現 野沢北高等学校) - 1948年(昭和23年)
⇒学制改革により長野県上田松尾高等学校(普通課程)として発足 - 1958年(昭和33年)
⇒校名を長野県上田高等学校と改称 - 2015年(平成27年)
⇒文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)校の指定 - 2016年(平成28年)
⇒台湾の国立苗栗高級中学と姉妹校提携
受験データ<2024年度(令和6年度)入試>
後期選抜
- 募集
⇒定員280名 - 志願受付期間
⇒2024年2/20~22 - 志願変更受付期間
⇒2/26~29 - 学力検査等の実施期日
⇒3/6 - 学力検査
⇒国語、数学、社会、理科、英語
(50分・100点満点×5教科) - 入学予定者の発表期日
⇒3/19
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
もっとも、上田高校は、東信エリアで
最上位の進学校で、しかも、
最寄駅からも近い立地。
募集人数(320人)はかなり大きいものの、
1倍をきる可能性は低そうです。
後期選抜
- 2019年度
<320人募集/1.10倍>
517(10月)⇒446(1月)⇒363(2月)
⇒351人(3月) - 2020年度
<320人募集/1.12倍>
481(10月)⇒412(1月)⇒365(2月)
⇒359人(3月) - 2021年度
<320人募集/1.03倍>
466(10月)⇒408(1月)⇒330(2月)
⇒328人(3月) - 2022年度
<320人募集/1.09倍>
484(10月)⇒428(1月)⇒355(2月)
⇒348人(3月) - 2023年度
<320人募集/1.04倍>
451(10月)⇒381(1月)⇒324(2月)
⇒332人(3月) - 2024年度
<320人募集/1.03倍>
434(10月)⇒383(1月)⇒327(2月)
⇒328人(3月)⇒321人(入学予定)
上田高校のユニークポイント
上田城主の屋形跡地
天正12年、真田安房守昌幸が、
上田城を構築し、その屋形を設けた地が、
現在、上田高校がある場所なのです。
真田昌幸が17年間、次いで仙石氏が85年間、
松平氏が164年間、この地に屋形を置きました。
現在、正門、堀、濠を併せて、上田市文化財に
指定されているそうです。
古城の門
上田高校のシンボル『古城の門』は、江戸期、
上田城三の丸藩主居館の表御門でした。
1789年消失後、翌年再建され、現在も
上田高校の正門として使用されています。
江戸時代に起源をもつ城や武家の門が
現存している高校は珍しく、
格式高い校門なのです。
入学式、卒業式の記念写真は、
もちろん、古城の門前で撮影されます。
上田城跡公園陸上競技場
息子は陸上班だったんですけど、
高校からすぐの上田城跡公園陸上競技場で
練習していました。ここは、かつて
上田城だった当時の「百間堀」と呼ばれた
広大な堀の跡を利用して、昭和3年に、
つくられたそうです。
まとめ:上田高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
少子化は受験生にとってチャンス
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。我が家の息子や娘が
高校受験した数年前と比べても、さらに
少子化は進んでいて、ますます、倍率が
1倍をきる高校も増えることが予想されます。
これは、受験生にとっては、チャンスとも
言えます。高校のレベルの割には、
倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に
近くなったりすることも、少なからず
見かけるからです。
受験は情報戦。新中3のみなさんも、
過去のデータと比較しながら、
倍率を味方につけることも、お忘れなく。
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