こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなトピックスを見かけました。
軽井沢絵本の森美術館は、
ムーゼの森の中にあるミュージアム。
わたしも何度も足を運んできて、
大好きなミュージアムの1つなので、
思わず、トピックス記事、読んじゃいました。
軽井沢絵本の森美術館って、
どんな美術館なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●軽井沢絵本の森美術館って、どんな美術館なのか
●2024年夏展『かこさとし 絵本への「まなざし」』
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
トピックスによると・・・
絵本作家・かこさとしさんの世界観 軽井沢絵本の森美術館で特別展
軽井沢町の軽井沢絵本の森美術館は14日から、北陸新幹線(長野経由)敦賀延伸を記念し、福井県越前市出身の絵本作家かこさとしさん(1926~2018年)の作品を展示する特別展を開く。13日は関係者を招いた内覧会があり、かこさんの長女で加古総合研究代表の鈴木万里さんが作品の背景やエピソードなどを披露した。
代表作「からすのパンやさん」シリーズや、デビュー作「だむのおじさんたち」を描いた複製原画や絵本など約130点を展示する。鈴木さんは「作中で法被を着る人の背中に丸に『さ』の文字がある」と、自らの名前を入れたかこさんの遊び心を紹介。「だるまちゃん」シリーズでは、飯田市を舞台にリンゴのキャラクターを描いた作品もある。
同町と福井県は22年に連携協定を結んだ。今回は越前市かこさとしふるさと絵本館と協力し、両館を訪れるとイラストカードがもらえるスタンプラリーを実施する。絵本の森美術館の土屋芳春館長は「特別展がファンを増やすとともに、世界観を広げるきっかけになればいい」と話した。
10月14日まで。7~9月は無休で、それ以外は火曜日休館。入館料は大人千円、中高生700円、小学生500円。問い合わせは同美術館(0267-48-3340)へ。
<信濃毎日新聞から引用>
2024年夏展『北陸新幹線 福井延伸記念特別展 かこさとし 絵本への「まなざし」』
東京~軽井沢~金沢までを結んでいた北陸新幹線が、このたび福井県の敦賀まで延伸しました。これを記念し、昨年より軽井沢町と福井県は連携を行ってまいりました。その一環として、軽井沢絵本の森美術館では、福井県出身の絵本画家「かこさとし」の特別展を開催いたします。
かこさとし(加古里子、1926-2018)は、福井県武生市(現:越前市)に生まれました。東京大学工学部を卒業後、会社勤務をしながらセツルメント活動(工場労働者が多く住む地域でのボランティア活動)を始めます。その一環として、子どもたちに手作り紙芝居や絵本を作り、これが後の絵本作品につながります。そして1959年に福音館書店より『だむのおじさんたち』(現在は復刊ドットコム)を刊行し、絵本作家としてデビューしました。
かこさとしの絵本には、自身の経験や洞察が込められています。特に大きいのが戦争経験です。戦争を経て、かこさとしは「自分に何ができるのか」追求するようになります。その中で彼が見ていたのは、自国を復興させようと立ち上がる人々、彼らが築き上げていく町の姿でした。こうした光景が、かこさとしの創作の原点となります。そして「子どもたちが自分の先生」と語るように、子どもたちの反応を見ながら、彼らの探求心を引き出すような紙芝居、そして絵本を作っていったのです。
たとえば代表作『からすのパンやさん』(偕成社、1973年)は、ロシアのモイセーエフ舞踊団の組曲「パルチザン」に着想を得ています。「パルチザン」は、戦いに身を投じる民族をテーマにした内容ですが、かこさとしは「そこに登場する兵士・農民・労働者・老若男女の一人ひとりの人物描写」に心打たれ、この学びをからすたちに試みたといいます。また、同作は続編『からすのおかしやさん』『からすのやおやさん』『からすのてんぷらやさん』『からすのそばやさん』(いずれも偕成社、2013年)も出版されました。懸命に生きる人々の姿が、本シリーズのからす一羽一羽の表情を生き生きとさせているのです。
また、代表作『だるまちゃんとかみなりちゃん』(福音館書店、1968年)では、「雲車(ウンカー)・雷車(ライカー)」があちこちを走り、「配膳移送機」がごちそうを運んでくれる、非常に近未来的なかみなりちゃんの町が登場します。見開きいっぱいに描かれたこの場面からは、「私たちの世界も、いつかこんな風になるのかな」と、期待がわいてきます。同時に、かみなりちゃんの町の住人の姿を通して、科学技術を発展させてきた人々の力を感じ取ることができるのです。
「はたらく人々」の思いや力を、長きに渡ってこどもたちに伝えてきた、かこさとしの絵本。作者の「まなざし」とともに、お楽しみいただけたら幸いです。
<軽井沢絵本の森美術館公式サイトから引用>
わたしも何度か足を運んでますけど、
ムーゼの森の中にあるミュージアムを
散策しながら巡るのが楽しいんですよね。
かこさとしの絵本。
わたしも、イキメン絵本プロジェクトで、
お世話になってきました。
「からすのパンやさん」シリーズ
「だるまちゃん」シリーズ
定番シリーズですね。なつかし~。
おすすめです。
軽井沢絵本の森美術館って
美術館の街 軽井沢
そもそも、軽井沢には、たくさんの
ミュージアムがあって、楽しめます。
こんなニュースがありました。
<2023年>
1日は 軽井沢町民「美術館の日」です。
◎期間
2023年は、7月1日~11月1日実施(7/1、8/1、9/1、10/1、11/1の計5回)となります。
◎内容
軽井沢町民、軽井沢高校の生徒、ISAKの生徒、軽井沢風越学園の生徒は、上記期間の毎月1日、軽井沢美術館協議会加盟8館に無料で入館いただけます。
<2024年>
軽井沢美術館協議会「美術館の日」は廃止となりました。長らくご利用いただき、誠にありがとうございました。
軽井沢美術館協会から引用
これまで、わたしも、何度も利用させて
いただきました、この美術館の日(感謝)。
それだけに、残念なニュースです。
軽井沢絵本の森美術館
1990(平成2)年7月、
軽井沢の風越公園の北に開館。
ミュージアムパーク『ムーゼの森』の
中にある絵本をテーマとする美術館。
欧米絵本を中心に貴重な絵本原画や
初版本を展示する絵本の専門美術館です。
季節毎に開催される企画展も楽しめます。
わたしも何度も足を運んでいる、
おすすめの軽井沢ミュージアムの1つです。
第1展示館
複雑な木組みが特徴的な
『絵本の森』のシンボルとなる展示館。
常設展として絵本の歴史と文化を伝える
『欧米絵本のあゆみ』の部屋。
吉田新一(英米児童文学研究者)の
研究資料も閲覧できる吉田新一文庫。
日本人絵本画家木葉井悦子のアトリエ等。
第2展示館
春・夏・秋冬と企画展を開催する展示館。
伝承童謡や童話、物語を題材とする絵本の紹介、
国内外のアーティストの作品紹介など、
多彩なテーマから展覧会を開催。
第3展示館
ピーターラビットシリーズを常設展示する
『ピーターラビット™のひみつの部屋』を開催。
まとめ:【軽井沢ミュージアム】軽井沢絵本の森美術館
【おすすめ】絵本ナビ
2009年11月からはじまった
イキメン絵本プロジェクト。
我が家では、2016年5月まで、
6年半、ほぼ毎日、楽しんできました。
父親ならではのセレクトと読み方で、
こどもたちが寝る前の絵本読み聞かせ、
こども会や小学校でもやってきたんですけど、
絵本ナビ にもよくお世話になってきました。
絵本選びに困ったらおすすめです。
美術館の街 軽井沢 軽井沢絵本の森美術館
軽井沢移住後、夫婦で、
軽井沢のミュージアム巡りをしていて、
軽井沢絵本の森美術館は、
特に惹かれました。
ムーゼの森の散策を楽しみつつ、
点在するミュージアムも巡れるのは
とてもいいな~と思ってます。
その後、何度も足を運んで、
楽しませてもらってます。
美術館の街 軽井沢。まだまだ、
おもしろいことが待っていそうですね。
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