小諸義塾高等学校~軽井沢っ子も通うかもしれない学校をもっと知りたい

子育て・教育
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

で、ネット上で、

こんなニュースを見かけました。

標準服は濃紺ブレザー、ボタンに音符風デザイン 2026年度開校の小諸義塾高 |信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
小諸市の小諸高校と小諸商業高校の再編統合に伴い、2026年度に開校を予定する「小諸義塾高校」の標準服のデザインが決まった。23日夜、市内で開かれた小諸新校再編実施計画懇話会で事務局が報告。29日に小諸高、8月2日に小諸商業高の体験入学で披露...

小諸義塾高等学校は、2026年度開校予定で、

軽井沢っ子も通うかもしれないので、

思わず、ニュース記事、読んじゃいました。

小諸義塾高等学校って、

どんな学校なの?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
●小諸義塾高校って、どんな学校なのか
●小諸義塾と小諸義塾高校の歴史上のご縁
●小諸高校って

●小諸商業高校って
がわかります。

そこで、まずは、結論から。

  • 小諸義塾高等学校は、小諸高校と小諸商業高校を再編統合し、2026年4月、小諸市に開校予定の新しい県立高校
  • 普通科、商業科、音楽科の3つの学科を融合した形で設立
  • 校地は小諸商業高校を生かし改修・増築
  • 【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用

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ニュースによると・・・

標準服は濃紺ブレザー、ボタンに音符風デザイン 2026年度開校の小諸義塾高

 小諸市の小諸高校と小諸商業高校の再編統合に伴い、2026年度に開校を予定する「小諸義塾高校」の標準服のデザインが決まった。23日夜、市内で開かれた小諸新校再編実施計画懇話会で事務局が報告。29日に小諸高、8月2日に小諸商業高の体験入学で披露する。

 標準服は濃紺のブレザー。ネクタイは、両校の生徒と教職員へのアンケートで、複数のデザインから青、白、えんじ色のストライプ柄を選んだ。追加で希望者が購入できるリボンも柄を統一する。ブレザーのボタンは生徒からデザインを募集し、アンケートの結果、「音楽の街」にちなんで小諸の「K」を音符風にしたデザインに決まった。ズボンやスカートは定めない。

 新校の校地として活用する小諸商業高校の第二体育館などの解体工事は8月上旬に着手。9月下旬から同校北、南両棟や第一体育館の改修、12月中旬から新築工事に入る計画で、2025年度末までに終える見通しという。地元の田町区を対象に、30日午後7時から同校で工事の説明会を開く。

<信濃毎日新聞から引用>

小諸義塾高等学校

小諸義塾って

小諸義塾は、明治期、小諸にあった私塾。

高等小学校を卒業した青年の勉学の場の

必要性を痛感した佐久地方の代議士早川権弥が

木村熊二を小諸に招いて、

1893年(明治26年)に開校。

内村鑑三らが講演会を開き、

島崎藤村が、6年間、英語・国語の

教鞭をとったりしました。

1906年(明治39年)、財政難により閉校。

校舎は、小諸町立小諸商工学校

(現小諸高校及び小諸商業高校)に

転用されました。

小諸義塾高等学校

小諸義塾高等学校って

小諸義塾高等学校とは、2026年4月に

長野県小諸市に開校予定の新しい県立高校。

小諸高校と小諸商業高校が統合され、

普通科、商業科、音楽科の3つの学科を

融合した形で設立されます。

小諸義塾高等学校の特徴

学科構成
  • 普通科
    ⇒2年次から文系・理系に分かれ、3年次には多様な選択科目が提供されます
  • 商業科
    ⇒ビジネスや経済に関する専門的な教育が行われます
  • 音楽科
    ⇒ピアノや声楽などを専門的に学ぶことができ、長野県下唯一の音楽専門学科です
教育課程
  • 学科横断型学習を推進し、普通科、商業科、音楽科の枠を超えた教育が行われます。複数の教科が連動した授業や、複数教科の教員が一つの授業を担当する形式が採用されます。
  • 地域連携を重視し、小諸市を中心とした地域と連携した学習活動が行われます。地域の課題に対する方策を高校生が企画・提案する探究学習も含まれます。

小諸高等学校

基礎データ

  • 校名
    ⇒長野県小諸高等学校
  • 住所
    ⇒小諸市甲大畑4081の4
  • 最寄り駅
    ⇒小諸駅(JR小海線、しなの鉄道)
  • 設立年月日
    ⇒1906年4月
  • 共学・別学
    ⇒男女共学
  • 設置学科
    ⇒普通科、音楽科

小諸高校の歴史

  • 1906年(明治39年)
    ⇒小諸町立小諸商工学校として開校
    ⇒商業部、女子技芸部を設置
    ⇒校舎は同年に閉校した小諸義塾の建物を引き継いだ
  • 1919年(大正8年)
    ⇒小諸町立小諸実科高等女学校が開校
  • 1922年(大正11年)
    ⇒小諸町立小諸高等女学校と改称
  • 1926年(昭和元年)
    ⇒長野県小諸高等女学校と改称
  • 1948年(昭和23年)
    ⇒学制改革により、長野県小諸高等女学校が長野県小諸高等学校となる
    ⇒男女共学
  • 1957年(昭和32年)
    ⇒女子校となる
  • 1974年(昭和49年)
    ⇒男女共学再開
  • 1995年(平成7年)
    ⇒音楽科を開設
長野県小諸高等学校

受験データ<2024年度(令和6年度)入試>

前期選抜

  • 募集
    ⇒定員60名
  • 志願受付期間
    ⇒2024年1/25~29
  • 面接等の検査期日
    2/1
  • 合格者の発表期日
    2/9
  • 入学確約書の提出期限
    ⇒2/15

後期選抜

  • 募集
    ⇒定員60名
  • 志願受付期間
    ⇒2024年2/20~22
  • 志願変更受付期間
    ⇒2/26~29
  • 学力検査等の実施期日
    3/6
  • 学力検査
    国語、数学、社会、理科、英語
    (50分・100点満点×5教科)
  • 入学予定者の発表期日
    3/19

倍率の推移

少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、

長野県に限ったことではありませんよね。

軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、

野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併

進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。

小諸高校は、最寄駅から遠いという立地の問題と、

小諸商業との合併が進行中であることが

マイナス要因になっているのか、

後期選抜では、ここ数年、

倍率が1倍をきる年が続いてます。

今年度も、やはり、ですね。

小諸(普通)

前期選抜
  • 2019年度
    <48人募集1.88倍>
    112(10月)⇒105(1月)
    90人(2月)
  • 2020年度
    48人募集/1.52倍>
    94(10月)⇒83(1月)
    73人(2月)
  • 2021年度
    48人募集1.85倍>
    58(10月)⇒94(1月)
    89人(2月)
  • 2022年度
    48人募集1.38倍>
    84(10月)⇒74(1月)
    66人(2月)
  • 2023年度
    48人募集1.50倍>
    78(10月)⇒381(1月)
    72人(2月)
  • 2024年度
    36人募集1.44倍>
    57(10月)⇒56(1月)
    52人(2月)⇒36人(合格)
後期選抜
  • 2019年度
    <112人募集0.96倍
    174(10月)⇒155(1月)⇒92(2月)
    107人(3月)
  • 2020年度
    112人募集0.81倍
    130(10月)⇒127(1月)⇒90(2月)
    91人(3月)
  • 2021年度
    112人募集0.87倍
    95(10月)⇒136(1月)⇒99(2月)
    97人(3月)
  • 2022年度
    112人募集0.71倍
    122(10月)⇒110(1月)⇒77(2月)
    80人(3月)
  • 2023年度
    112人募集0.67倍
    85(10月)⇒99(1月)⇒77(2月)
    75人(3月)
  • 2024年度
    84人募集/0.95倍
    100(10月)⇒104(1月)⇒ ? (2月)
    80人(3月)⇒80人(入学予定)

小諸(音楽)

前期選抜
  • 2019年度
    <36人募集0.86倍
    41(10月)⇒37(1月)
    31人(2月)
  • 2020年度
    36人募集0.69倍
    25(10月)⇒26(1月)
    25人(2月)
  • 2021年度
    36人募集0.75倍
    27(10月)⇒26(1月)
    27人(2月)
  • 2022年度
    36人募集0.44倍
    15(10月)⇒17(1月)
    16人(2月)
  • 2023年度
    36人募集0.69倍
    32(10月)⇒26(1月)
    25人(2月)
  • 2024年度
    36人募集/0.92倍
    35(10月)⇒35(1月)
    33人(2月)⇒31人(合格)
後期選抜
  • 2019年度
    <13人募集0.15倍
    31(10月)⇒30(1月)⇒2(2月)
    2人(3月)
  • 2020年度
    17人募集0.12倍
    23(10月)⇒26(1月)⇒2(2月)
    2人(3月)
  • 2021年度
    17人募集0.12倍
    21(10月)⇒21(1月)⇒2(2月)
    2人(3月)
  • 2022年度
    4人募集0.04倍
    15(10月)⇒13(1月)⇒1(2月)
    1人(3月)
  • 2023年度
    4人募集0.06倍
    28(10月)⇒21(1月)⇒1(2月)
    1人(3月)
  • 2024年度
    9人募集/0.22倍
    33(10月)⇒33(1月)⇒2(2月)
    2人(3月)⇒2人(入学予定)

小諸高校のユニークポイント

坂の街 小諸

軽井沢も坂は多いですけど、

小諸も、かなりの坂の街。

小諸駅から小諸高校まで、かなりの上り坂。

スクールバスがあるようです。

長野県唯一の音楽科

各学年1クラス、長野県唯一の音楽科があります。

音楽棟には、スタインウェイD-274を含め、

グランドピアノが48台配備。60人規模の

オーケストラ編成に必要な楽器をすべて配備。

音楽ホール・スタジオ等。

小諸商業高等学校

基礎データ

  • 校名
    ⇒長野県小諸商業高等学校
  • 住所
    ⇒小諸市田町3丁目1番1号
  • 最寄り駅
    ⇒小諸駅(JR小海線、しなの鉄道)
  • 設立年月日
    ⇒1906年4月
  • 共学・別学
    ⇒男女共学
  • 設置学科
    ⇒商業科

小諸商業高校の歴史

  • 1906年(明治39年)
    ⇒小諸町立小諸商工学校として開校
    ⇒商業部、女子技芸部を設置
    ⇒校舎は同年に閉校した小諸義塾の建物を引き継いだ
  • 1911年(明治44年)
    ⇒北佐久郡小諸商工学校に改称
  • 1920年(大正9年)
    ⇒長野県小諸商業学校に改称
  • 1938年(昭和13年)
    ⇒小諸商業夜間学校が開校
  • 1940年(昭和15年)
    ⇒長野県小諸夜間商業学校に改称
  • 1942年(昭和17年)
    ⇒長野県小諸商業学校第二本科に改称
  • 1948年(昭和23年)
    ⇒学制改革により、長野県小諸実業高等学校となる
  • 1955年(昭和30年)
    ⇒長野県小諸商業高等学校に改称
  • 1999年(平成11年)
    ⇒会計システム科を設置
長野県小諸商業高等学校

受験データ<2024年度(令和6年度)入試>

前期選抜

  • 募集
    ⇒定員60名
  • 志願受付期間
    ⇒2024年1/25~29
  • 面接等の検査期日
    2/1
  • 合格者の発表期日
    2/9
  • 入学確約書の提出期限
    ⇒2/15

後期選抜

  • 募集
    ⇒定員60名
  • 志願受付期間
    ⇒2024年2/20~22
  • 志願変更受付期間
    ⇒2/26~29
  • 学力検査等の実施期日
    3/6
  • 学力検査
    国語、数学、社会、理科、英語
    (50分・100点満点×5教科)
  • 入学予定者の発表期日
    3/19

倍率の推移

少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、

長野県に限ったことではありませんよね。

軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、

野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併

進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。

小諸商業高校は、小諸高校との合併が進行中で

あることがマイナス要因になっているのか、

ここ数年、倍率が下降傾向で、

後期選抜は、倍率が1倍をきっています。

小諸商業(商業・会計システム)

前期選抜
  • 2019年度
    <80人募集1.76倍>
    132(10月)⇒147(1月)
    141人(2月)
  • 2020年度
    80人募集/1.63倍>
    116(10月)⇒133(1月)
    130人(2月)
  • 2021年度
    80人募集1.35倍>
    133(10月)⇒118(1月)
    108人(2月)
  • 2022年度
    80人募集1.10倍>
    75(10月)⇒97(1月)
    88人(2月)
  • 2023年度
    80人募集1.60倍>
    105(10月)⇒98(1月)
    96人(2月)
  • 2024年度
    60人募集/1.38倍>
    82(10月)⇒86(1月)
    83人(2月)
後期選抜
  • 2019年度
    <80人募集1.10倍>
    160(10月)⇒169(1月)⇒110(2月)
    88人(3月)
  • 2020年度
    80人募集/1.00倍>
    145(10月)⇒169(1月)⇒80(2月)
    80人(3月)
  • 2021年度
    80人募集0.66倍
    150(10月)⇒140(1月)⇒50(2月)
    53人(3月)
  • 2022年度
    80人募集0.59倍
    108(10月)⇒117(1月)⇒42(2月)
    47人(3月)
  • 2023年度
    80人募集0.87倍
    120(10月)⇒122(1月)⇒50(2月)
    52人(3月)
  • 2024年度
    60人募集/ ? 倍>
    101(10月)⇒105(1月)⇒ ? (2月)
     ? 人(3月)

小諸商業高校のユニークポイント

東信地区唯一の商業高校

●模擬株式会社スマイル小商店街
⇒販売実習とキッズワークを中心とした実践

●小高連携事業
⇒商売の楽しさ、商業の重要性を
小学生とともに学び合う事業

●企業連携事業
⇒佐久平総合技術高校と高校の垣根を越えた
酒造りや、千曲川ワインバレー特区に指定された
小諸市のワイン造りなど地域産業を学ぶ事業

●デュアル実習
⇒年間15回におよぶ企業との同時並行的な学び

●ビジネス探求プログラム
⇒多様で複雑な経済社会の中で、自分の考えを
しっかり持ち、自分の言葉で表現できる人財を
育成するための教科横断型の課題解決型学習

まとめ:小諸義塾高等学校~軽井沢っ子も通うかもしれない学校をもっと知りたい

  • 小諸高校は、東信エリアの公立高校で、普通科と、長野県唯一の音楽科がある
  • 小諸高校音楽科、早ければ2024年度実施の入学者選抜から全国募集へ
  • 校地は小諸商業高校を生かし改修・増築
  • 【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用

スタサプ 

個別指導の明光義塾 

個別を超えた「子」別指導【オンライン坪田塾】

【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用

軽井沢移住前の9年間、わたし、

栄光ゼミナール講師として、

数百人の教え子を送り出してきました。

軽井沢移住後、2009年4月、

こどもたちが小学生の頃、

追分こども会を立ち上げ、同時に、

地域で子育て教育アドバイザーとして、

活動も続けています。

そんな長~い受験指導の経験上、

こどもたちのニーズに合わせ、賢く、

スタサプ 

個別指導の明光義塾 

個別を超えた「子」別指導【オンライン坪田塾】

などのプロの力を活用することも

おすすめします。

少子化は受験生にとってチャンス

長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、

高校再編を進めています。我が家の息子や娘が

高校受験した数年前と比べても、さらに

少子化は進んでいて、ますます、倍率が

1倍をきる高校も増えることが予想されます。

これは、受験生にとっては、チャンスとも

言えます。高校のレベルの割には、

倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に

近くなったりすることも、少なからず

見かけるからです。

受験は情報戦。新中3のみなさんも、

過去のデータと比較しながら、

倍率を味方につけることも、お忘れなく。

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