小諸商業高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい

子育て・教育
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

で、ネット上で、

こんなニュースを見かけました。

Yahoo!ニュース
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小諸市の新校の名称「小諸義塾高」に 再編計画懇話会で了承|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
小諸市の小諸高校と小諸商業高校を再編統合し、2026年度に開校を予定する新校の名称が24日、「小諸義塾高校」に固まった。市内で開いた小諸新校再編実施計画懇話会で了承された。県立高校の第2期再編で、新校の名称が固まるのは初めて。4月以降に県教...

小諸商業高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、

こどもたちの友人にもOBが何人かいるので、

思わず、ニュース記事、読んじゃいました。

小諸商業高等学校って、

どんな学校なの?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
●小諸商業高校って、どんな学校なのか
●小諸商業高校の受験データ
●小諸商業高校のユニークポイント
●小諸義塾と小諸義塾高校の歴史上のご縁

がわかります。

そこで、まずは、結論から。

  • 小諸商業高校は、東信エリアの公立高校で、東信地区唯一の商業高校
  • 小諸高校と小諸商業高校を再編統合し、2026年度開校予定
  • 2026年4月に開校する新校名『小諸義塾高校』には、歴史上のご縁あり
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ニュースによると・・・

長野県小諸市の小諸高校と小諸商業高校を再編統合し2026年度開校予定の新校の名称について、県教委は21日、9月から1カ月間の公募に211件(実数119)の応募があり、うち「小諸義塾高校」が最多の66件だったと明らかにした。

<信州毎日新聞から引用>

小諸市の小諸高校と小諸商業高校を統合し、2026年4月に開校する新校名を「小諸義塾高校」とする最終案を新校再編実施計画懇話会で決定したと一日、県教委が発表した。

<信州毎日新聞から引用>

小諸商業高等学校って

基礎データ

  • 校名
    長野県小諸商業高等学校
  • 住所
    ⇒小諸市田町3丁目1番1号
  • 最寄り駅
    ⇒小諸駅(JR小海線、しなの鉄道)
  • 設立年月日
    1906年4月
  • 共学・別学
    ⇒男女共学
  • 設置学科
    ⇒商業科

小諸商業高校の歴史

  • 明治39年(1906年)
    ⇒小諸町立小諸商工学校として開校
    商業部、女子技芸部を設置
    校舎は同年に閉校した小諸義塾の建物を引き継いだ
  • 明治44年(1911年)
    ⇒北佐久郡小諸商工学校に改称
  • 大正9年(1920年)
    ⇒長野県小諸商業学校に改称
  • 昭和13年(1938年)
    ⇒小諸商業夜間学校が開校
  • 昭和15年(1940年)
    ⇒長野県小諸夜間商業学校に改称
  • 昭和17年(1942年)
    ⇒長野県小諸商業学校第二本科に改称
  • 昭和23年(1948年)
    ⇒学制改革により、長野県小諸実業高等学校となる
  • 昭和30年(1955年)
    ⇒長野県小諸商業高等学校に改称
  • 平成11年(1999年)
    ⇒会計システム科を設置
長野県小諸商業高等学校

受験データ<令和5年度入試>

後期選抜

  • 募集
    ⇒定員80名
  • 志願受付期間
    ⇒令和5年2/20~22
  • 志願変更受付期間
    ⇒令和5年2/24~3/1
  • 学力検査等の実施期日
    ⇒令和5年3/7
  • 学力検査
    ⇒国語、数学、社会、理科、英語
    (50分・100点満点×5教科)
  • 入学予定者の発表期日
    ⇒令和5年3/17

倍率の推移

少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、

長野県に限ったことではありませんよね。

軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、

野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併

進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。

小諸商業高校は、小諸高校との合併が進行中で

あることがマイナス要因になっているのか、

ここ数年、倍率が下降傾向で、

後期選抜は、倍率が1倍をきっています。

今年度も、やはり、ですね。

小諸商業(商業・会計システム)

前期選抜
  • 2019年度
    <80人募集1.76倍>
    132(10月)⇒147(1月)
    141人(2月)
  • 2020年度
    80人募集/1.63倍>
    116(10月)⇒133(1月)
    130人(2月)
  • 2021年度
    80人募集1.35倍>
    133(10月)⇒118(1月)
    108人(2月)
  • 2022年度
    80人募集1.10倍>
    75(10月)⇒97(1月)
    88人(2月)
  • 2023年度
    80人募集1.60倍>
    105(10月)⇒98(1月)
    96人(2月)
後期選抜
  • 2019年度
    <80人募集1.10倍>
    160(10月)⇒169(1月)⇒110(2月)
    88人(3月)
  • 2020年度
    80人募集/1.00倍>
    145(10月)⇒169(1月)⇒80(2月)
    80人(3月)
  • 2021年度
    80人募集0.66倍
    150(10月)⇒140(1月)⇒50(2月)
    53人(3月)
  • 2022年度
    80人募集0.59倍
    108(10月)⇒117(1月)⇒42(2月)
    47人(3月)
  • 2023年度
    80人募集/0.87倍>
    120(10月)⇒122(1月)⇒50(2月)
    52人(3月)⇒52人(入学予定)

小諸商業高校のユニークポイント

東信地区唯一の商業高校

●模擬株式会社スマイル小商店街
⇒販売実習とキッズワークを中心とした実践

●小高連携事業
⇒商売の楽しさ、商業の重要性を
小学生とともに学び合う事業

●企業連携事業
⇒佐久平総合技術高校と高校の垣根を越えた
酒造りや、千曲川ワインバレー特区に指定された
小諸市のワイン造りなど地域産業を学ぶ事業

●デュアル実習
⇒年間15回におよぶ企業との同時並行的な学び

●ビジネス探求プログラム
⇒多様で複雑な経済社会の中で、自分の考えを
しっかり持ち、自分の言葉で表現できる人財を
育成するための教科横断型の課題解決型学習

小諸義塾

小諸義塾って

小諸義塾は、明治期、小諸にあった私塾。

高等小学校を卒業した青年の勉学の場の

必要性を痛感した佐久地方の代議士早川権弥が

木村熊二を小諸に招いて、

1893年(明治26年)に開校。

内村鑑三らが講演会を開き、

島崎藤村が、6年間、英語・国語の

教鞭をとったりしました。

1906年(明治39年)、財政難により閉校。

校舎は、小諸町立小諸商工学校

(現小諸高校及び小諸商業高校)に

転用されました。

小諸義塾高校

小諸市の小諸高校と小諸商業高校を統合し、2026年4月に開校する新校名を「小諸義塾高校」とする最終案を新校再編実施計画懇話会で決定したと一日、県教委が発表した。

<信州毎日新聞から引用>

小諸義塾高校の応募理由には

両校は小諸義塾の流れをくみ、つながりが深く歴史と文化の香りがある

市民にとって親しまれている校名

などが挙げられていたそうです。

『義塾』と聞くと、慶應義塾を

連想してしまいますけど、

小諸には、こんな歴史上のご縁が

あったんですね。

まとめ:小諸商業高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい

  • 小諸商業高校は、東信エリアの公立高校で、東信地区唯一の商業高校
  • 小諸高校と小諸商業高校を再編統合し、2026年度開校予定
  • 2026年4月に開校する新校名『小諸義塾高校』には、歴史上のご縁あり

長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、

高校再編を進めています。

小諸商業高も、小諸高校と再編統合され、

2026年度開校の予定です。

普通科、商業科、音楽科をもつ

小諸義塾高校がどんな学校になっていくのか

見守っていきたいですね。

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