こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。

軽井沢高等学校は、地元軽井沢町内で
唯一の公立高校。軽高OB・OGも
身近にいますし、軽井沢っ子も、結構、
通っているので、ニュース記事、
読んじゃいました。

軽井沢高等学校って
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●軽高って、どんな学校なのか
●軽高の受験データ
●最近の軽高関連ニュース
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると

定員割れ続く軽井沢町の軽井沢高校 生徒がポスターで魅力発信
軽井沢高校(軽井沢町)の生徒有志が、学校の特色や魅力を伝えようとポスターを作った。2022年度から県内公立高校で初めて普通科に単位制を導入したり、興味のあるテーマを深掘りできる「未来探究」の授業を採用したりしている同校について、生徒の言葉や写真を交えながら分かりやすく紹介している。
ポスターは縦約80センチ、横約60センチ。生徒会役員や未来探究を選択している生徒ら6人が、「高校の教員」「アキバ(秋葉原)行きたい」といった夢や目標を手書きしたボードを持った写真を掲載。2年の依田悠亜さん(17)がデザインを担当し、「選んだのは、可能性だ」というキャッチフレーズを添えた。制作には、校内に地域連携室を置く町教育委員会が協力した。
同校は定員割れが続いているが、生徒会長を務めた3年の市川織羽(おりば)さん(17)は「軽高だからこそできることがたくさんある」と強調。3年時に好きな音楽に取り組む時間を増やすため、進学に必要な教科は2年時に集中的に選択したという。
未来探究を選択する2年生4人は、地域で活動する専門家にインタビューするなどして学んでいる。「ギターの弾き語り」がテーマの荒井美紅さん(16)は「ネットだとうその情報もある。人に会いに行けば具体的なことを教えてもらえる」と話す。
ポスターでは、軽井沢高校について「学びをデザインできる」とアピール。東信地方の全中学校に配り、志望校の選択を控える中学生にPRする。
<信濃毎日新聞から引用>
軽井沢高等学校って

基礎データ
- 校名
⇒長野県軽井沢高等学校 - 住所
⇒北佐久郡軽井沢町軽井沢1323-43 - 最寄り駅
⇒軽井沢駅(しなの鉄道) - 設立年月日
⇒1943年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科
軽高の歴史
- 1943年(昭和18年)
⇒町立軽井沢高等女学校として開校 - 1948年(昭和23年)
⇒学制改革により、男女共学の長野県軽井沢高等学校となる
⇒普通科を設置 - 1949年(昭和24年)
⇒県立に移管 - 1993年(平成5年)
⇒長野県内初の英語科を設置 - 2007年(平成19年)
⇒英語科から国際文化科に改編
受験データ<2026年度(令和8年度)入試>
前期選抜
- 志願受付期間
⇒2026年2/2~4 - 学力検査の実施期日
⇒2/9 - 面接等の検査期日
⇒2/9~10 - 合格者の発表期日
⇒2/18
後期選抜
- 志願受付期間
⇒2026年2/25~27 - 志願変更受付期間
⇒3/2~5 - 学力検査等の実施期日
⇒3/10 - 面接等の実施期日
⇒3/10~11 - 入学予定者の発表期日
⇒3/19
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
軽井沢高校も、他人事ではなく、
後期選抜の倍率は1倍に届かないこと多し。
果たして、令和8年度はいかに?
- 前期選抜
1.08倍(令和2年度)
↓
1.13倍(令和3年度)
↓
1.45倍(令和4年度)
↓
1.38倍(令和5年度)
↓
0.75倍(令和6年度)
↓
0.90倍(令和7年度) - 後期選抜
0.46倍(令和2年度)
↓
0.88倍(令和3年度)
↓
1.15倍(令和4年度)
↓
0.90倍(令和5年度)
↓
0.44倍(令和6年度)
↓
0.32倍(令和7年度)
前期選抜
- 2019年度
<60人募集/0.80倍>
21(10月)⇒38(1月)
⇒48人(2月) - 2020年度
<60人募集/0.87倍>
35(10月)⇒46(1月)
⇒52人(2月) - 2021年度
<40人募集/1.13倍>
28(10月)⇒35(1月)
⇒45人(2月) - 2022年度
<40人募集/1.45倍>
43(10月)⇒43(1月)
⇒58人(2月) - 2023年度
<40人募集/1.38倍>
29(10月)⇒44(1月)
⇒55人(2月) - 2024年度
<40人募集/0.75倍>
22(10月)⇒30(1月)
⇒30人(2月) - 2025年度
<48人募集/0.90倍>
29(10月)⇒31(1月)
⇒43人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<60人募集/0.60倍>
31(10月)⇒54(1月)⇒45(2月)
⇒45人(3月) - 2020年度
<60人募集/0.46倍>
44(10月)⇒58(1月)⇒35(2月)
⇒33人(3月) - 2021年度
<40人募集/0.88倍>
42(10月)⇒52(1月)⇒40(2月)
⇒35人(3月) - 2022年度
<40人募集/1.15倍>
52(10月)⇒59(1月)⇒61(2月)
⇒46人(3月) - 2023年度
<40人募集/0.90倍>
38(10月)⇒58(1月)⇒35(2月)
⇒36人(3月) - 2024年度
<50人募集/0.44倍>
26(10月)⇒37(1月)⇒21(2月)
⇒22人(3月) - 2025年度
<37人募集/0.32倍>
47(10月)⇒48(1月)⇒12(2月)
⇒12人(3月)
最近の軽高関連ニュースがおもしろい!

ここのところ、軽高関連のいいニュースが、
メディアで取り上げられているのを
よく見かけます。
2020年2月
2022年6月
2022年12月



2025年10月

まとめ:軽井沢高等学校 生徒がポスターで魅力発信

軽井沢高等学校の魅力とこれから
軽井沢高校は、軽井沢町で唯一の公立高校として80年以上の歴史を持ち、地域に根ざした教育を行ってきました。少子化や定員割れといった課題を抱える一方で、単位制や「未来探究」の導入など先進的な取り組みも進めています。
今回、生徒自身が学校の魅力をポスターで発信したのは、「学びをデザインできる」軽高らしさを表現する大きな一歩といえるでしょう。受験生や地域の中学生にとって、進学先としての軽高を改めて知るきっかけになりそうです。
地域と共に歩む軽高が、今後どのように進化し、魅力を発信していくのか注目されます。
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。ここ数年、
定員割れが続いていた軽高も、統廃合されて
しまうのではないかという風の噂を
聞かなくもなかったんですよね。
そんな中、軽高の魅力が再編されてきている
ようで、地元民としてはうれしいです。
とはいえ、まだまだ油断はできないでしょうから、
令和8年度入試の後期選抜の倍率がどうなるか、
まずは、注目したいと思ってます。
地域の者としては、長~い目で、
見守っていきたいですね。
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
プロの力も活用することをおすすめします。


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