こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなニュースを見かけました。
野沢北高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、
わたしが親しくしてもらっている追分人にも
OBが何人かいらっしゃるので、
思わず、ニュース記事、読んじゃいました。
野沢北高等学校って、
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●野沢北高校って、どんな学校なのか
●野沢北高校の受験データ
●野沢北高校のユニークポイント
●野沢北高校と野沢南高校の再編統合
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
ニュースによると・・・
地域が望む佐久新校目指し、創設推進協議会設立 高校再編に向け要望書提出へ
県立高校の第2期再編で佐久市の野沢北高と野沢南高校を統合する新校のあり方を県や県教委に提言する『佐久新校創設推進協議会』の設立総会が、20日、佐久市役所であった。
<信濃毎日新聞から引用>
野沢北高等学校って
基礎データ
- 校名
⇒長野県野沢北高等学校 - 住所
⇒佐久市野沢449-2 - 最寄り駅
⇒中込駅(JR小海線) - 設立年月日
⇒1901年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科、理数科
野沢北高校の歴史
- 明治34年(1901年)
⇒長野県立上田中学校野沢分校として創立 - 明治37年(1904年)
⇒長野県立野沢中学校として独立 - 昭和23年(1948年)
⇒学制改革により、長野県野沢北高等学校となる - 昭和25年(1950年)
⇒男女共学制となる - 平成6年(1994年)
⇒理数科を設置
受験データ<令和5年度入試>
後期選抜(普通)
- 募集
⇒定員160名 - 志願受付期間
⇒令和5年2/20~22 - 志願変更受付期間
⇒令和5年2/24~3/1 - 学力検査等の実施期日
⇒令和5年3/7 - 学力検査
⇒国語、数学、社会、理科、英語
(50分・100点満点×5教科) - 入学予定者の発表期日
⇒令和5年3/17
倍率の推移
少子化の影響で、1倍をきる公立高校が多いのは、
長野県に限ったことではありませんよね。
軽井沢のある東信エリアだけでも、現在、
野沢北と野沢南、小諸と小諸商業の合併が
進んでいて、更なる再編もあり得る状況です。
野沢北高校は、佐久エリアで最上位の進学校で、
特に、理数科のレベルが高い。
もっとも、最寄駅から遠いという立地の問題と、
野沢南との合併が進行中であることが
マイナス要因になっているのか、
高校のレベルの割には倍率が1倍をきる
年もあります。過去5年間と比較すると、
今年度は1倍をきる可能性が高いと
見てましたけど、やはり、でしたね。
東信エリアの上位進学校であることを
考えると、受験生としては
大チャンスだったかもしれません。
ここ5年は、隔年現象になってますので、
来年度は1倍復活ということになりますけど、
果たして、どうでしょうか?
野沢北(理数)
前期選抜
- 2019年度
<36人募集/1.14倍>
61(10月)⇒52(1月)
⇒41人(2月) - 2020年度
<36人募集/1.36倍>
80(10月)⇒63(1月)
⇒49人(2月) - 2021年度
<36人募集/1.19倍>
54(10月)⇒43(1月)
⇒43人(2月) - 2022年度
<36人募集/1.36倍>
62(10月)⇒56(1月)
⇒49人(2月) - 2023年度
<36人募集/1.56倍>
65(10月)⇒57(1月)
⇒56人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<4人募集/2.75倍>
44(10月)⇒46(1月)⇒11(2月)
⇒11人(3月) - 2020年度
<4人募集/3.50倍>
63(10月)⇒50(1月)⇒14(2月)
⇒14人(3月) - 2021年度
<4人募集/4.50倍>
48(10月)⇒46(1月)⇒18(2月)
⇒18人(3月) - 2022年度
<4人募集/5.00倍>
51(10月)⇒45(1月)⇒20(2月)
⇒20人(3月) - 2023年度
<4人募集/4.75倍>
46(10月)⇒48(1月)⇒19(2月)
⇒19人(3月)⇒4人(入学予定)
野沢北(普通)
後期選抜
- 2019年度
<160人募集/0.95倍>
187(10月)⇒172(1月)⇒149(2月)
⇒152人(3月) - 2020年度
<160人募集/1.06倍>
203(10月)⇒196(1月)⇒170(2月)
⇒169人(3月) - 2021年度
<160人募集/0.88倍>
164(10月)⇒154(1月)⇒140(2月)
⇒141人(3月) - 2022年度
<160人募集/1.05倍>
212(10月)⇒209(1月)⇒167(2月)
⇒168人(3月) - 2023年度
<160人募集/0.91倍>
200(10月)⇒172(1月)⇒141(2月)
⇒146人(3月)⇒160人(入学予定)
野沢北高校のユニークポイント
野北(のきた)
地域の高校には、よく略称がありますよね。
例えば、軽井沢高校ならば軽高(かるこう)。
岩村田高校は岩高(がんこう)。
野沢北高校は、野北(のきた)や
北高(きたこう)と呼ばれています。
新海誠の出身校
『君の名は。』『天気の子』
『すずめの戸締まり』などで有名な
映画監督、新海誠もOBの1人。
野沢北高校と野沢南高校の再編統合
2020年3月、長野県の少子高齢化に伴う
県立高等学校再編計画により
野沢南高等学校と再編統合されることが決定。
野沢北高校は長野県教育委員会の再編計画により、
2029年以降、新校となります。
野沢北高校は、佐久エリアで最上位の進学校で、
特に、理数科のレベルが高い。
にもかかわらず、その高校レベルの割には、
近年、倍率1倍をきる年も多いのです。
その原因は、少子化だけでなく、
最寄駅の中込駅から徒歩約25分という
立地に問題があるのは明らか。
実際、我が家の高校入試の際、
駅から遠過ぎるという理由で、
野北は、対象外とされてましたね。
結局、駅近の上田や岩村田にお世話に
なりましたけど、よかったと思ってます。
というわけで、佐久新校がどこにできるのか
結構、注目してみてきたんですけど、
結局は、野北の現在地に決まったとのこと。
この決断が、果たして、10年後
どう評価されるか・・・?
まとめ:野沢北高等学校~軽井沢っ子も通う学校をもっと知りたい
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。
少子化は受験生にとってチャンス
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。我が家の息子や娘が
高校受験した数年前と比べても、さらに
少子化は進んでいて、ますます、倍率が
1倍をきる高校も増えることが予想されます。
これは、受験生にとっては、チャンスとも
言えます。高校のレベルの割には、
倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に
近くなったりすることも、少なからず
見かけるからです。
受験は情報戦。中3のみなさんも、
過去のデータと比較しながら、
倍率を味方につけることも、お忘れなく。
コメント