こんにちは。
カントリージェントルマン鴨志田です。
2004年、東京井の頭から
軽井沢追分へ移住しました。
で、ネット上で、
こんなトピックスを見かけました。


野沢北高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、
わたしが親しくしてもらっている追分人にも
OBが何人かいらっしゃるので、
思わず、トピックス記事、読んじゃいました。

野沢北高等学校
どんな学校なの?
そんな疑問・質問、よくわかります。
この記事を読むと、
●野沢北高校って、どんな学校なのか
●野沢北高校の受験データ
●野沢北高校のユニークポイント
●野沢北高校と野沢南高校の再編統合
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
トピックスによると…

新海誠さんゆかり映画館建設を機に、後輩たちが地域活性化に奮闘中 佐久市
アニメ映画監督・新海誠さんゆかりの映画館の建設が佐久市中込で進み、新海さんの母校、野沢北高校(佐久市)の生徒たちも新しい映画館を知ってもらい、地域を盛り上げようと奮闘している。映画館ができる地元の中込商店会協同組合と協力してスタンプラリーを企画するなど、アイデアを形にしている。
同校普通科の生徒は1年生の後半から1年ほどかけ、5人前後のグループで探究の授業に取り組む。本年度は約30グループのうち4グループが、映画館に関連した地域活性化策を研究した。新海さんが所属する「コミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)」(東京)も協力し、映画「すずめの戸締まり」の主人公などがJR中込駅を駆けるオリジナルの線画を提供した。
あるグループは、この線画を使って小学生向けの塗り絵を制作。市教委を通じて各学校に配布することで映画館の認知度を上げ、保護者も含めた誘客につなげる考えだ。「すずめの戸締まり」に登場する椅子にちなんだ作品をつくったグループも。市民らにメッセージなどを書き込んでもらっており、映画館に足を運ぶきっかけにしてもらう狙いだ。
別のグループは、新海さんの出身地、小海町でトウモロコシを栽培した。ポップコーンにして、映画館で販売できるかを検討しており、地元農家などの協力も得て生産できる量やコストなどを検証した。
スタンプラリーに取り組むのは2グループ。ラリーでは参加店舗で買い物をすると、映画「君の名は。」に登場する彗星などを題材に作った生徒オリジナルのスタンプを押すことができる。スタンプを三つ集めると、今月28日から景品として線画を印刷したクリアファイルやクッキーをもらえる(先着150人)。
今月22日、同校の末広ことねさん(16)ら3人が中込の洋菓子店「ケーキブティック・ピータース」を訪れた。末広さんのグループは線画を使ったクッキーを同店と協力して作っており、オーナーシェフ中村元計さん(60)から150袋を受け取った。早速学校に戻り、28日以降の景品交換に向けて「おいしく食べてください」と書いたメッセージカードを添えた。
中村さんは「若い人たちが頑張ってくれて頼もしい。こちらも、できる限り応援したい」。末広さんは、母親が中込商店会の店舗で働いていることもあり、「映画館も含めた一帯の盛り上げの力になりたい」と考えている。
<信濃毎日新聞から引用>
野沢北高等学校

基礎データ
- 校名
⇒長野県野沢北高等学校 - 住所
⇒佐久市野沢449-2 - 最寄り駅
⇒中込駅(JR小海線) - 設立年月日
⇒1901年4月 - 共学・別学
⇒男女共学 - 設置学科
⇒普通科、理数科
野沢北高校の歴史
- 1901年(明治34年)
⇒長野県立上田中学校野沢分校として創立 - 1904年(明治37年)
⇒長野県立野沢中学校として独立 - 1948年(昭和23年)
⇒学制改革により、長野県野沢北高等学校となる - 1950年(昭和25年)
⇒男女共学制となる - 1994年(平成6年)
⇒理数科を設置
受験データ<2026年度(令和8年度)入試>
前期選抜
- 募集
⇒定員36名 - 志願受付期間
⇒2026年2/2~4 - 学力検査の実施期日
⇒2/9 - 面接等の検査期日
⇒2/9~10 - 合格者の発表期日
⇒2/18
後期選抜
- 募集
⇒定員164名 - 志願受付期間
⇒2026年2/25~27 - 志願変更受付期間
⇒3/2~5 - 学力検査等の実施期日
⇒3/10 - 面接等の実施期日
⇒3/10~11 - 入学予定者の発表期日
⇒3/19
倍率の推移
佐久エリアで最上位の進学校で、
特に、理数科のレベルが高い。
最寄駅から遠いという立地の問題と、
野沢南との合併が進行中であることが
マイナス要因になっているのか、
高校のレベルの割には
倍率が1倍をきる年もある。
受験生としてはチャンスかも。
野沢北(理数)
前期選抜
- 2019年度
<36人募集/1.14倍>
61(10月)⇒52(1月)
⇒41人(2月) - 2020年度
<36人募集/1.36倍>
80(10月)⇒63(1月)
⇒49人(2月) - 2021年度
<36人募集/1.19倍>
54(10月)⇒43(1月)
⇒43人(2月) - 2022年度
<36人募集/1.36倍>
62(10月)⇒56(1月)
⇒49人(2月) - 2023年度
<36人募集/1.56倍>
65(10月)⇒57(1月)
⇒56人(2月) - 2024年度
<36人募集/0.97倍>
46(10月)⇒38(1月)
⇒35人(2月) - 2025年度
<36人募集/1.33倍>
47(10月)⇒47(1月)
⇒48人(2月) - 2026年度
<36人募集/ ? 倍>
46(10月)⇒(1月)
⇒ ? 人(2月)
後期選抜
- 2019年度
<4人募集/2.75倍>
44(10月)⇒46(1月)⇒11(2月)
⇒11人(3月) - 2020年度
<4人募集/3.50倍>
63(10月)⇒50(1月)⇒14(2月)
⇒14人(3月) - 2021年度
<4人募集/4.50倍>
48(10月)⇒46(1月)⇒18(2月)
⇒18人(3月) - 2022年度
<4人募集/5.00倍>
51(10月)⇒45(1月)⇒20(2月)
⇒20人(3月) - 2023年度
<4人募集/4.75倍>
46(10月)⇒48(1月)⇒19(2月)
⇒19人(3月) - 2024年度
<5人募集/1.00倍>
46(10月)⇒35(1月)⇒5(2月)
⇒5人(3月) - 2025年度
<4人募集/4.25倍>
40(10月)⇒43(1月)⇒16(2月)
⇒17人(3月) - 2026年度
<4人募集/ ? 倍>
44(10月)⇒?(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
野沢北(普通)
後期選抜
- 2019年度
<160人募集/0.95倍>
187(10月)⇒172(1月)⇒149(2月)
⇒152人(3月) - 2020年度
<160人募集/1.06倍>
203(10月)⇒196(1月)⇒170(2月)
⇒169人(3月) - 2021年度
<160人募集/0.88倍>
164(10月)⇒154(1月)⇒140(2月)
⇒141人(3月) - 2022年度
<160人募集/1.05倍>
212(10月)⇒209(1月)⇒167(2月)
⇒168人(3月) - 2023年度
<160人募集/0.91倍>
200(10月)⇒172(1月)⇒141(2月)
⇒146人(3月) - 2024年度
<160人募集/0.99倍>
198(10月)⇒179(1月)⇒159(2月)
⇒159人(3月) - 2025年度
<160人募集/0.93倍>
181(10月)⇒167(1月)⇒149(2月)
⇒148人(3月) - 2026年度
<160人募集/ ? 倍>
208(10月)⇒?(1月)⇒ ? (2月)
⇒ ? 人(3月)
野沢北高校のユニークポイント

野北(のきた)
地域の高校には、よく略称がありますよね。
例えば、軽井沢高校ならば軽高(かるこう)。
岩村田高校は岩高(がんこう)。
野沢北高校は、野北(のきた)や
北高(きたこう)と呼ばれています。
新海誠の出身校
『君の名は。』『天気の子』
『すずめの戸締まり』などで有名な
映画監督、新海誠もOBの1人。
野沢北高校と野沢南高校の再編統合
2020年3月、長野県の少子高齢化に伴う
県立高等学校再編計画により
野沢南高等学校と再編統合されることが決定。
野沢北高校は長野県教育委員会の再編計画により、
2029年以降、新校となります。
野沢北高校は、佐久エリアで最上位の進学校で、
特に、理数科のレベルが高い。
にもかかわらず、その高校レベルの割には、
近年、倍率1倍をきる年も多いのです。
その原因は、少子化だけでなく、
最寄駅の中込駅から徒歩約25分という
立地に問題があるのは明らか。
実際、わが家の高校入試の際、
駅から遠過ぎるという理由で、
野北は、対象外とされてましたね。
結局、駅近の上田や岩村田にお世話に
なりましたけど、よかったと思ってます。
というわけで、佐久新校がどこにできるのか
結構、注目してみてきたんですけど、
結局は、野北の現在地に決まったとのこと。
この決断が、果たして、10年後
どう評価されるか・・・?







まとめ:野沢北高等学校 新海誠監督ゆかりの映画館に関連した地域活性化策を企画

野沢北高等学校 新海誠監督ゆかりの映画館に関連した地域活性化策を企画
野沢北高等学校は、佐久エリア最上位の進学校として高い学力水準を誇り、とりわけ理数科の評価が高い高校です。その一方で、少子化や立地条件の影響から倍率が落ち着いており、受験生にとっては狙い目となる年も見られます。
今回注目した新海誠監督ゆかりの映画館建設をきっかけに、生徒たちが主体となって地域活性化に取り組んでいる点は、野沢北高校の「探究力」や「地域とつながる学び」を象徴する好事例といえるでしょう。スタンプラリーや商品開発など、実社会と連動した活動は、学力だけでなく人間力を育てる貴重な経験となっています。
また、野沢南高校との再編統合により、2029年以降は「佐久新校(仮称)」として新たなスタートを切る予定です。校地は野沢北高校の現在地に決定し、今後の教育内容や地域との関係づくりが注目されます。
学力、実践的な学び、そして地域との関わり。野沢北高校は、単なる進学校にとどまらず、地域の未来を担う人材を育てる存在として、これからも重要な役割を果たしていくでしょう。
少子化は受験生にとってチャンス
長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、
高校再編を進めています。わが家の息子や娘が
高校受験した数年前と比べても、さらに
少子化は進んでいて、ますます、倍率が
1倍をきる高校も増えることが予想されます。
これは、受験生にとっては、チャンスとも
言えます。高校のレベルの割には、
倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に
近くなったりすることも、少なからず
見かけるからです。
受験は情報戦。新中3のみなさんも、
過去のデータと比較しながら、
倍率を味方につけることも、お忘れなく。
【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用

いつでもどこでも
最高の先生の授業が
受けられるなんて魅力的
プロの力を上手く使うのも
成績アップの早道ですよね!
軽井沢移住前の9年間、わたし、
栄光ゼミナール講師として、
数百人の教え子を送り出してきました。
軽井沢移住後、2009年4月、
こどもたちが小学生の頃、
追分こども会を立ち上げ、同時に、
地域で子育て教育アドバイザーとして、
活動も続けています。
そんな長~い受験指導の経験上、
こどもたちのニーズに合わせ、賢く、
などのプロの力を活用することも
おすすめします。

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