上田染谷丘高等学校 子どものためのTANQ

子育て・教育
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こんにちは。

カントリージェントルマン鴨志田です。

2004年、東京井の頭から

軽井沢追分へ移住しました。

で、ネット上で、

こんなニュースを見かけました。

小学生に新しい体験を―上田染谷丘高生3人と児童15人、1日限定カフェ 上田市で菓子作りや接客を楽しむ|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
上田市の上田染谷丘高校2年生3人のグループ「子どものためのTANQ(たんきゅう)」と、地元小学生15人が23日、市中央公民館のイベントに合わせて1日限りのカフェ「わくわくカフェ」を開いた。児童に新しい体験をしてほしい―と高校生らが企画。児童...
「子どものためのTANQ」とは? 上田染谷丘高生の探究活動、イベント通じて小学生が世界を広げる手助け|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
上田染谷丘高校(上田市)2年生の保坂遥華さん(17)、塚原陽和さん(17)、山崎幸恵さん(17)は探究の授業で、小学生向けに理科の実験やキャリア教育のイベントを開いてきた。活動の中で、それまで関わりのなかった地域の人たちに助けられ、「子ども...

上田染谷丘高等学校は、軽井沢っ子も通っていて、

わたしの教え子もお世話になりました。

そこで、ニュース記事、読んじゃいました。

上田染谷丘高等学校って
どんな学校なの?

そんな疑問・質問、よくわかります。

この記事を読むと、
●上田染谷丘高校って、どんな学校なのか
●上田染谷丘高校の受験データ
●上田染谷丘高校のユニークポイント

がわかります。

そこで、まずは、結論から。

  • 上田染谷丘高校は、東信エリアで上位の公立高校
  • 最寄駅から近くはないものの、上位進学校として、入試競争率の高い状態が続く
  • 上田染谷丘高校は、染谷(そめや)と呼ばれ、文化祭も染谷祭
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ニュースによると・・・

小学生に新しい体験を―上田染谷丘高生3人と児童15人、1日限定カフェ 上田市で菓子作りや接客を楽しむ

 上田市の上田染谷丘高校2年生3人のグループ「子どものためのTANQ(たんきゅう)」と、地元小学生15人が23日、市中央公民館のイベントに合わせて1日限りのカフェ「わくわくカフェ」を開いた。児童に新しい体験をしてほしい―と高校生らが企画。児童たちは菓子作りや接客をしながら、客が喜ぶ姿にやりがいを感じていた。

 グループは、同高の探究学習の一環で塚原陽和さん(17)ら女子生徒3人が「子どもと関わりたい」と結成。昨年夏には同館で小学生向けにシャーベット作り教室を開いた。今回は公民館側の提案で、同館の利用団体が活動を発表するイベント「文化創造祭」に合わせ、来場者をもてなすカフェを計画。市中心部の4小学校から4~6年生の参加を募った。

 小学生たちは、「店長」の塚原さんら高校生に教わりながら、マフィン、ベビーカステラ、クッキーを焼き、売り場のテーブルに陳列。「いらっしゃいませ!」と元気に客を迎えた。最初に作った菓子は約30分で売り切れ、急いで追加のお菓子を作った。

 同市東小4年の伊東穂奈実さん(10)は「接客は緊張したけれどお客さんの笑顔がうれしいし、みんなで協力するのが楽しい」。塚原さんは「料理、接客、地域の人と関わることなど、いろいろな経験を楽しんでくれたらうれしい」と話した。

「子どものためのTANQ」とは? 上田染谷丘高生の探究活動、イベント通じて小学生が世界を広げる手助け

 上田染谷丘高校(上田市)2年生の保坂遥華さん(17)、塚原陽和さん(17)、山崎幸恵さん(17)は探究の授業で、小学生向けに理科の実験やキャリア教育のイベントを開いてきた。活動の中で、それまで関わりのなかった地域の人たちに助けられ、「子どもに楽しく学んでもらう」という目的が達成できたと実感。小学生にも家族や学校以外の人間関係を育んでもらい、世界を広げる手助けがしたいと願っている。

 3人は2月23日、上田市内で開いた地域イベント「文化創造祭」で、4~6年の小学生15人とクッキーやマフィンを作って販売する「わくわくカフェ」を出店した。「ご注文は?」「お会計はあちらです」。小学生は次々と訪れる客に緊張しつつ、丁寧に応対。6年生の高野千晴さん(12)は「お店の裏側を体験できた」と笑顔だった。

 出店は小学生のための催しをしたいと3人が発案。キャリア教育の機会にしようとカフェを開いた。保坂さんは、活動を始めた頃は周囲の依頼で動いていたことを思い出し「地域の人に助けてもらい、主体的に動けるように成長した」と振り返った。

■地域の力を借り、自分たちだけではできないことを実現

 教員や子どもに関わる仕事を志望する3人は、探究の授業で子どもと何かしたいと思っていた。昨年5月、上田市中央公民館の矢沢奈穂美さん(51)が「小学生向けの夏休みのイベントを高校生と企画したい」と学校に依頼に来たことを知って手を上げ、「子どものためのTANQ」と名付けた活動が始まった。

 最初の催しは小学生の自由研究の参考になるよう、理科の実験教室に決めた。氷に塩をかけると溶ける際に周りの熱を奪い、溶けた後の塩水が0度以下になる現象を利用。氷と塩を入れた袋にジュース入りの袋を入れてシャーベットを作ることにした。

 ただ、3人は子どもが好きだが、子どもとの関わりは親戚くらい。打ち解ける方法を考え、子どもになじみのゲーム「フルーツバスケット」を盛り込むことにした。

 昨年7月の教室には1~6年生の計16人が参加。後日、参加した小学生がこの実験で自由研究をしたと聞いた。塚原さんは「教室が小学生の助けになり、興味を広げられた」とやりがいを感じた。塚原さんはそれまで地域の人と一緒に何かしようと考えたことはなかったが「力を借りると自分では考えもしなかったことができる」と実感した。

■行動、つながりが新たな経験や学びに

 教室の後に参加者の親に誘われ、3人は昨年9月、別の子ども向けイベントで工作教室を担当した。保坂さんは「行動を起こすことで人のつながりが生まれて、新たな経験や学びができた」と話す。

 夏休みの教室では質問コーナーも設けた。小学生から「高校はどんなところ?」「部活は何をしているの?」とたくさんの質問が出た。矢沢さんは高校生に関わってもらう狙いを「小学生にとって年が近く大人より話しやすいが、普段は接しない人。身近な『先輩』との出会いで小学生の世界を広げられる」と話す。山崎さんは「私たちは矢沢さんとのつながりをきっかけに新しい経験ができた。私たちも、小学生の世界を広げる入り口になれたかもしれない」と振り返った。

■活動を振り返り、見いだした意義 全国大会で発表へ

 上田染谷丘高校の3人は昨秋、高校生が探究活動の成果や学びを発表し合う「全国高校生マイプロジェクトアワード」県大会に応募した。活動中は企画や運営に夢中で、その意義は頭になかった。発表のために活動を振り返る中で意義を見いだし、ほかの生徒の発表を聞いて、より主体的に動きたいと思うようになった。好きな活動に向き合い、そこから課題を見つける姿勢が評価され、28日から都内で開く全国大会に出場する。

 県大会には62組が応募。「子どものためのTANQ」は動画選考を通過し、1月の本選発表会に出る5組に選ばれた。プレゼンの準備中、多くの大人が活動を支えてくれたことを思い出した。そこから、自分たちの活動が小学生の学びをサポートし、小学生と地域の大人をつなげる役を担っていたと気付いた。

 選考前の交流で他校の生徒の活動も知った。刺激を受けたのが、自分たちの居場所を求めて空き家を改修して学習スペースを作ったという高校生の報告。「自分たちの手で『子どものために』という思いを形にしたい」と思い、すぐに自主企画を検討。2月のわくわくカフェにつながった。

 全国大会に向けて準備を進める保坂さん。「子どもが好きという気持ちが3人の根底にあった。好きなことを追究すれば得られるものがあると伝えたい」と意気込む。

<信濃毎日新聞から引用>

上田染谷丘高等学校って

基礎データ

  • 校名
    ⇒長野県上田染谷丘高等学校
  • 住所
    ⇒上田市上田1710
  • 最寄り駅
    ⇒上田駅(しなの鉄道)
  • 設立年月日
    ⇒1901年7月
  • 共学・別学
    ⇒男女共学
  • 設置学科
    ⇒普通科、国際教養科

上田染谷丘高校の歴史

  • 1901年(明治34年)
    ⇒小県郡立上田高等女学校として創立
  • 1914年(大正3年)
    ⇒長野県立上田高等女学校へ改称
  • 1916年(大正5年)
    ⇒上田町鍛治町裏(現上田合同庁舎)へ移転
  • 1948年(昭和23年)
    ⇒学制改革により、長野県上田染谷丘高等学校となる
  • 1969年(昭和44年)
    ⇒現在地へ新築移転
  • 1975年(昭和50年)
    ⇒男女共学の実施
  • 2001年(平成13年)
    ⇒国際教養科の設置
  • 2005年(平成17年)
    ⇒文部科学省からスーパーイングリッシュランゲージハイスクール(略称SELHi)の指定(3年間)を受ける
長野県上田染谷丘高等学校

受験データ<2025年度(令和7年度)入試>

前期選抜

  • 募集
    ⇒定員32名
  • 志願受付期間
    ⇒2025年2/3~5
  • 学力検査の実施期日
    ⇒2/10
  • 面接等の検査期日
    ⇒2/10~13
  • 合格者の発表期日
    ⇒2/19

後期選抜

  • 募集
    ⇒定員8名
    ⇒定員240名
  • 志願受付期間
    ⇒2025年2/26~28
  • 志願変更受付期間
    ⇒3/3~5
  • 学力検査等の実施期日
    ⇒3/11
  • 面接等の実施期日
    ⇒3/11~12
  • 入学予定者の発表期日
    ⇒3/21

倍率の推移

東信エリアで上位の進学校。

最寄り駅からは遠いものの、高い人気をキープ。

上田周辺の高校には、上田エリアに加え、

佐久エリアの受験生も流入する傾向が続く。

1倍をきる可能性は低そうです。

わたしが個別指導した教え子も

お世話になりました。

上田染谷丘(普通)

後期選抜
  • 2019年度
    <240人募集1.20倍>
    379(10月)⇒324(1月)⇒297(2月)
    288人(3月)
  • 2020年度
    240人募集/1.16倍>
    370(10月)⇒333(1月)⇒274(2月)
    278人(3月)
  • 2021年度
    240人募集1.20倍>
    363(10月)⇒320(1月)⇒300(2月)
    288人(3月)
  • 2022年度
    240人募集1.18倍>
    372(10月)⇒327(1月)⇒288(2月)
    282人(3月)
  • 2023年度
    240人募集/1.16倍>
    359(10月)⇒321(1月)⇒289(2月)
    279人(3月)
  • 2024年度
    <240人募集/1.01倍>
    327(10月)⇒287(1月)⇒239(2月)
    243人(3月)
  • 2025年度
    <240人募集/ ? 倍>
    376(10月)⇒345(1月)⇒295(2月)
     ? 人(3月)

上田染谷丘(国際教養)

前期選抜
  • 2019年度
    <32人募集/1.31倍>
    49(10月)⇒49(1月)
    42人(2月)
  • 2020年度
    32人募集/1.47倍>
    50(10月)⇒54(1月)
    47人(2月)
  • 2021年度
    32人募集/1.41倍>
    43(10月)⇒47(1月)
    45人(2月)
  • 2022年度
    32人募集/1.38倍>
    47(10月)⇒41(1月)
    44人(2月)
  • 2023年度
    32人募集/1.25倍>
    50(10月)⇒33(1月)
    40人(2月)
  • 2024年度
    <32人募集/1.81倍>
    59(10月)⇒59(1月)
    58人(2月)
  • 2025年度
    <32人募集/1.50倍>
    61(10月)⇒50(1月)
    48人(2月)⇒32人(合格)
後期選抜
  • 2019年度
    8人募集/0.75倍
    22(10月)⇒18(1月)⇒4(2月)
    6人(3月)
  • 2020年度
    8人募集/0.75倍
    31(10月)⇒35(1月)⇒6(2月)
    6人(3月)
  • 2021年度
    8人募集/0.38倍
    31(10月)⇒28(1月)⇒3(2月)
    3人(3月)
  • 2022年度
    8人募集/0.88倍
    33(10月)⇒27(1月)⇒7(2月)
    7人(3月)
  • 2023年度
    8人募集/0.13倍
    32(10月)⇒24(1月)⇒0(2月)
    1人(3月)
  • 2024年度
    <8人募集/1.00倍>
    41(10月)⇒32(1月)⇒6(2月)
    8人(3月)
  • 2025年度
    <8人募集/ ? 倍>
    42(10月)⇒29(1月)⇒7(2月)
     ? 人(3月)

上田染谷丘高校のユニークポイント

女子御三家

学制改革により

上田染谷丘高等学校となってからは、

屋代 ~ 軽井沢間の女子優秀層の

ほとんどが入学し、

高い進学実績を誇りました。女子高当時、

長野西高校・松本蟻ヶ崎高校とともに

女子御三家と称されました。

染谷(そめや)

地域の高校には、よく略称がありますよね。

例えば、軽井沢高校ならば軽高(かるこう)。

岩村田高校ならば岩高(がんこう)。

上田染谷丘高校は、染谷(そめや)と

と呼ばれています。

ちなみに、文化祭は染谷祭(そめやさい)。

スーパーイングリッシュランゲージハイスクール

2003年、国際教養科を新設。

2005年には、文部科学省から

スーパーイングリッシュランゲージハイスクール

に指定され、国際理解・外国語表現力の

育成に力を入れています。

まとめ:上田染谷丘高等学校 子どものためのTANQ

  • 上田染谷丘高校は、東信エリアで上位の公立高校
  • 最寄駅から近くはないものの、上位進学校として、入試競争率の高い状態が続く
  • 上田染谷丘高校は、染谷(そめや)と呼ばれ、文化祭も染谷祭

上田染谷丘高校は東信エリアで上位の公立校

上田染谷丘高校は、創立より上田高校と共に

東信地区の男女中等教育を担ってきた高校。

上田周辺の高校には、上田エリアに加え、

佐久エリアの受験生も流入する傾向が続き、

1倍をきる可能性は低そうです。

社会の変化や、少子化の影響で、

令和7年度入試の後期選抜の倍率がどうなるか

注目したいと思ってます。

【おすすめ】ニーズに合わせ、賢くプロの力も活用

軽井沢移住前の9年間、わたし、

栄光ゼミナール講師として、

数百人の教え子を送り出してきました。

軽井沢移住後、2009年4月、

こどもたちが小学生の頃、

追分こども会を立ち上げ、同時に、

地域で子育て教育アドバイザーとして、

活動も続けています。

そんな長~い受験指導の経験上、

こどもたちのニーズに合わせ、賢く、

スタサプ 

個別指導の明光義塾 

個別を超えた「子」別指導【オンライン坪田塾】

などのプロの力を活用することも

おすすめします。

少子化は受験生にとってチャンス

長野県では、社会の変化や、少子化対応のため、

高校再編を進めています。我が家の息子や娘が

高校受験した数年前と比べても、さらに

少子化は進んでいて、ますます、倍率が

1倍をきる高校も増えることが予想されます。

これは、受験生にとっては、チャンスとも

言えます。高校のレベルの割には、

倍率が1倍をきったり、限りなく1倍に

近くなったりすることも、少なからず

見かけるからです。

受験は情報戦。

過去のデータと比較しながら、

倍率を味方につけることも、お忘れなく。

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